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オリジナルツリーで彩れば
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「わーっ、自分だけのツリーが作れるなんて、楽しそう!」
千鳥 雅人
はアホ毛をぴょこぴょこさせながら、ツリーを見上げる。
「でも普通のツリーでも結構な大きさがあるし、一人だと大変そうだなぁ……」
そんな雅人の肩を、
栗原 瑞穂
が優しくたたく。
「雅人君、一緒に飾らないー?」
ぱぁっと雅人の顔が晴れる。見れば、見知った面々が。
「もちろん、ご一緒させてもらうんだよー! みんなよろしくねー!」
「栗原先輩、トワイライト、千鳥よろしく」
こういうイベントも楽しいよな、と笑いかけたのは
御剣 刀
。
なんだか、楽しくなりそうだ。
雅人は嬉々としてカバンの中から飾りを取り出す。
「雪のイメージのツリーだから、やっぱり雪の結晶の形をした飾りとか、似合うと思って持ってきたよー!」
金色や銀色の雪の結晶は、どんな色のツリーでも色味が喧嘩しない。それなのに地味になることは無く、綺麗に映えるだろう。
「それと、寝子島といえばやっぱり猫だから、猫の飾りも持ってきたよ! ほら、サンタの帽子かぶっててすごく可愛いんだよー!」
あいらしい猫の飾りを、ツリーの周りにそっと配置していくと、
トワ・E・ライトフェロゥ
は、ウキウキとツリーを見上げながら笑った。
「つーくーるーよ Original tree! have a good plan! いい考え あるヨー!」
瑞穂の横にちょこん、と腰かけて、ビーズオーナメントの作り方を教えてもらうようにせがむ。
少し遅れて姿を現した
夜海霧 楓
は、どっさりとオーナメントを詰め込んだかばんを地面に置く。
(なるほど、たくさんオーナメントを持ってこいと言っていたのはこれにつかうためか……)
トワに頼まれた荷物を置いて、楓はふうと息をつく。
本人はビーズでなんか一生懸命作ってるっぽいから目を離した内に居なくなる、
ということはなさそうだ。他のメンバーが面倒は見てくれるようだし……。
特にツリーの飾りつけに参加する予定はなかった楓は、一気に手持無沙汰になる。せっかくなので、呼ばれるまで他のツリーを見にいってみようか。彼はふらりとその場から姿を消してしまった。
瑞穂がもってきたカバンの中には、たくさんのビーズアート用の道具。
手先が器用でないメンバーや、初めての人にも簡単にできるように、予めビーズボールなどの簡単なビーズ細工を作ってきてくれていた。
「栗原先輩、よろしくお願いします」
ぺこ、と刀が会釈をする。
「じゃあ、簡単な雪だるまとかからつくろうか」
手渡されたのは、予め瑞穂が作ってきていた白いビーズのボール。
これをテグスでつなぐのだが……
(先輩の教え通りにビーズを使って飾りを作っていくけれども、これ結構難しいな)
むむむ、と刀は唸りそうになる。なかなか細かい作業だ。
「こういう細かい作業は普段やらないからな」
苦戦する刀。
「大丈夫、ゆっくりやればできるよ。うん、そんなかんじ。合ってるよ」
余計な手助けはしないで、刀の『作品』として雪だるまを完成できるよう、瑞穂はしっかりとサポートする。しかも、自分の作品を手掛けながら。
「流石栗原先輩、手慣れてるな。普段からこういう事をやってるんですか?」
「うん、そこのジュエリーショップでバイトしてるのもあるし……可愛い小物集めるのも好きなの。簡単なアクセサリーなら自分で作ったりもするよ」
ふふ、と笑いながら、楽しそうに瑞穂はビーズを編んでいく。
「栗原先輩が持ってきた飾りは、もしかして手作り?」
にょき、と雅人が顔を出した。
「わーっ、すごいすごい! いいなぁ……俺も作ってみたい……!」
振り向いた瑞穂と目が合い、少し恥ずかしげに雅人は口ごもる。
「あ、あの、作り方教えてもらえると嬉しいかなー、なんて……」
「もちろん!」
快く頷いた瑞穂は、雅人にも同じようにリースや雪だるまの作り方を指導していった。
……一方、ふらりと楓が訪れたのはファンシーなツリーの前だった。飾りつけをしているのは
椿 美咲紀
。
両腕いっぱいに買い込んできた色々な動物のミニぬいぐるみを抱え、どれを飾ろうかと楽しそうにツリーに配置していっている。
(ハムスター、わんこ、にゃんこ、キタキツネ、狸やアライグマとか。ラッコとか。ねずみさん。リス。うさぎちゃんもいいですね。丸っこくデフォルメされていてとっても可愛いのです)
どの動物もまるまるぷにぷにしていて愛らしい。その動物が、ツリーにてんこ盛りになる様を想像するだけで美咲紀はニヤけてしまいそうだ。
その時、つるりと彼女の腕からたぬきのぬいぐるみが落っこちた。
「あ!」
「っ!」
寸でのところで、楓の手がたぬきをキャッチする。
「わわ、ありがとうございます~!」
「ん、1人で大丈夫か?」
美咲紀は少し照れくさそうに笑った。
「実は一人だと結構きびしかったんです。動物さん、いっぱいいるから」
よく見ると、足元の箱にも動物がいっぱい。
「ふわふわもこもこで小さくデフォルメされたぬいぐるみがモミの木に沢山くっついていたら、可愛楽しいと思うのですです」
力説する彼女に、楓はわかった、と答える。
動物を木に付けるのを手伝う。と。
「わー! ありがとうございます!」
そうして、二人で動物を木にぶら下げてゆき、その間に小さな木の実をバランスを見ながら飾り付けていく。
「色々な動物が皆で楽しくわきゃわっきゃとモミの木登りをしているイメージで飾りますとも!」
彼女の言葉通り、わっきゃわっきゃの動物たちが木登りしているツリーがあっという間い姿を現した。
最後に、てっぺんにお星さま。
「支えててやるから、付けちまえ。足元あぶねーから気を付けろ」
ぶっきらぼうな口調ではあるが、楓はサッと脚立を借りてきて足の部分を支えてくれる。
「ありがとうございます!」
無事に星を付け終え、動物たちの木登りファンシーツリーのできあがり。
「うん! いいかんじです!」
ぱしゃり、と美咲紀はシャッターを切る。
先刻までも写真撮影にいそしんでいたらしいが、この後も、他のツリーの作成者の元へ行って写真を撮って歩くのだそうだ。そろそろトワたちのツリーも出来る頃かもしれないと楓は思い立ち、そこで二人は解散することにした。
「出来たのはshine ミズホ なのデス!」
トワが声を上げる。
彼女の手にあったのは、瑞穂そっくりのビーズドール。
「わぁ、すごい! 初めてなのに、上手!」
瑞穂に褒められて、トワは得意げに胸を反らす。
「マサトはAntenna? をくっつけてー、カタナはBlade!」
アホ毛の付いた雅人に、刀剣を差した刀。とてもよく特徴が掴めている。
「へぇ、上手いな」
「これアキヒロでー、ネコのこれはマオでー ちょとわるっぽいのはオサムデスネ! で、これはセートカイチョ―のー……」
どんどん、いろいろなビーズドールを見せてくれるトワに、全員の顔が綻んでいく。
「カエデがcapをかぶてて、トワがビーズで作たsmall ball デス!」
どんどん飾ろう、と皆で協力してビーズドールもツリーに付けていく。
高い位置は、率先して刀が飾り付けてやった。
「Santa ClausのstarがTopでー。トワとカエデがTop runner Cloud way に皆をのせるヨー」
鼻歌交じりに飾りつけをすすめるトワ。
そこで、はたと雅人が気付く。
「あ、もしかしてこのツリーって!」
自信満々にトワは頷いた。
「Yes! トワの Original tree は皆がいる tree デス! Go to meet Santa Claus! みーんなーで、Santa Claus あいにいくデス!」
やっぱり! と雅人は笑顔で頷く。
「すごくいいね! これ、きっとサンタさんも見てるよね!」
トワは大きく頷く。
「Christmas まだデス。もっといっぱいとーもーだーち、増やすヨー! そしたらもっとShining. Symbol trees!」
どんどん友達も、ビーズドールも増やす。そうすれば、もっともっとこのツリーは輝くはず、とトワはツリーを見上げる。そして、もっと上の方に飾りを付けたくてトワはその場で跳ね始めた。
「カエデ! カエデ! とどかナイ! デス!」
ぴょんかぴょんかとその場でジャンプを繰り返すトワに、今しがた戻ってきた楓が小さくため息をつく。
「……で、トワお嬢様はいったい何しているんですかね」
その謎のぴょんかぴょんかが飾りつけの為の決死のジャンプだと理解するまでに少し時間がかかったが……。
(まー兎に角、飾りつけを手伝えと)
楓はトワをひょい、と抱き上げる。
そして、オーナメントの最後の一つが取り付けられた。
刀は達成感に胸を満たして輝くツリーを見上げる。
不器用な所がある彼には、がんばってもやっぱり工作は少し難しい。
けれど、皆と一緒にワイワイやる楽しさは、何にも代えがたいものだった。
雅人も、その傍らで瑞穂と顔を見合わせて笑う。
「みんな、ありがと! 今日はすごく楽しかった! ツリーも、とても綺麗だね!」
ご満悦の表情で、アホ毛をぴょこりと揺らす。
「皆で写真を撮ろう。きっと良い記念になる」
刀の提案に、頷く一同。
シャッターは?
「皆飾り付け上手ですねぇ」
現れたのは美咲紀。
「あ、良いところに」
楓はちょっとシャッター頼む、とさきほどツリーを一緒に飾り付けた美咲紀を呼ぶ。
「もちろんですよ~! 新聞部におまかせあれです! あっ、寝子高新聞の街イベント参加紙面に載せても良いですかぁ?」
一同は快く承諾する。
皆に渡す分と、新聞に載せる分をしっかりと撮って、美咲紀はにっこりと笑った。
「これでクリスマス気分が盛り上けていけますね!」
楓は、トワと一緒に活動してくれた面々に面倒をかけた、と頭を下げた。
皆、楽しかったから頭をあげてくれと口をそろえて言うのだが、楓が頭をあげた頃には。
「What? 何かしらあれ」
既にトワの姿は無く。
「……当のあほ姫はどこ行ったんだ。誰か見てないか?」
――このストリートを探し回る羽目になってしまうのであった。
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グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月15日
参加申し込みの期限
2015年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月22日 11時00分
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