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にゃんころがし
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放課後のチャイムが鳴ってから、少し経って16時30分。
ごちゃごちゃした部室棟の廊下をすり抜け、
浅山 小淋
は学生支援部の部室にやってきた。
そうしていつものように部室前に置かれた目安箱を開けてみると、そこには一通の手紙が入っていた。
時を同じくして。
夏神 零
は自分の家の神社にいた。神社の名は夏神神社。
華やかな巫女服に身を包んではいるものの、零は男の子だ。いや男の娘だ。
いつものように境内の掃除をしていると、あちらこちらに猫が転がっているのが見える。
しかし何やら様子がおかしいような。
一際大きな鳴き声をあげ、ごろごろと暴れまわっている一匹に近付いてみる。
すると突然、猫が零に跳びかかり、シャッと一閃爪を走らせた。
「おっと……見事な猫爪拳……不覚……」
驚きはしたものの無表情は崩さない。そんな零の頬には、一筋の血が流れていた。
翌日、小淋は手紙の事を他の部員に伝えるべく、登校後すぐさま行動開始。
教室を出たところでタイミング良く廊下を歩いていた
御剣 刀
を捕まえ、手紙について話した。
それは支援部への依頼の手紙。旧市街の猫が攻撃的になっているようだから、どうにかして欲しいとのこと。
「実は俺もこの件は気になっていたんだ」
『今日の放課後にでも調査をしたいと思っているのですけど、いかがでしょう?』
「放課後か……いや、俺は」
「おや、小淋殿に刀殿」
刀が何か言いかけたところで、登校してきた男子制服姿の零が二人に声をかけた。
振り向いた二人は、頬の大きな傷を見てぎょっとする。
「……その傷、どうしたんだ?」
「少々不覚を取っただけにござるよ」
事情を話すと、小淋はなるほど、と納得したようにスケッチブックに文字を綴った。
『その傷もこの件に関係しているのではないでしょうか』
零にも手紙を見せ、旧市街の状況を説明した。
「こんな事になっていたとは……拙者も協力致そう」
『ありがとうございます!』
「ところで刀殿、何か言いかけておったな。遮ってすまぬ」
ああそうだ、と刀は先程の続きを話す。
「15時前の旧市街の様子も気になるから、俺は午後から早退して調査してみようかと思っているんだ」
『それは有難いのですが……授業の方は大丈夫ですか?』
「授業は後で教えてもらえばいい。だが旧市街で起きている事件を何とかしようと思うまま動けるのは今しかない……だから俺はこっちに全力を尽くすよ」
「ふむ、ならば拙者もなんとか授業を抜ける算段をしようかの」
『お二人とも……程々に、ですよ』
ジャージ姿の
後木 真央
は旧市街にある公園で入念なストレッチをしていた。
学校に向かう気配はない。真央は、今日は自主的に風邪をひいて休むつもりだ。
それというのも一にも二にも猫のため。大好きな猫達のためならば、学校を一日休むぐらい構わない。
「お猫様に毒マタタビを与えるとは……許せぬ許せぬ許せぬなのだー!!」
毒マタタビというのは真央の思い込みだが、今回の事件、マタタビが引き金となっているのは誰の目から見ても明白。
これ以上猫に危険がないよう、落ちているそれを片っ端から拾うことにしたのだ。
そのためのゴミ袋も用意してある。それはもう山のように。
「犯人め、真央ちゃんが学校に行っている間に何かしようったってそうはいかないのだ! 真央ちゃんの目は誤魔化せないのだ! 捕まえて天誅なのだー!!」
ヒートアップしてきたところで、猫が一匹、真央の足元に擦り寄る。
まだまだ怒りは収まらないが、その可愛さには抗えない。少しだけ落ち着いて、いつも携帯している煮干しを与えて。
このまま猫と遊んでいたい気持ちもあったが、自分にはやらねばならないことがあると奮起し、山のようなゴミ袋を抱えて走りだした。
へっくしょい!
6時間目の1年3組の教室に響いたのは、控えめなくしゃみの音。
逆巻 天野
はなんとなく自分の体調が優れないような気がしていた。
「どうしたー天野君? 風邪?」
国語担当の
久保田 美和
が天野に尋ねる。
体の調子は悪いけれど、これは早退して旧市街の様子を見に行けるチャンスかもしれない。
彼もまた、旧市街の騒動を気にしている一人だった。
「そうみたいです。なんだかフラフラするし、今日はもう帰ってもいいですか?」
「いいよいいよ! 担任の
白沢 絢子
先生には私から言っておくから。お大事にね」
この時間の担当がこの人で良かった。天野は心の中で呟き、教室を後にした。
「他に調子悪い人はいない?」
そう言った美和が教室を見回すと、顔に大きな傷をつけた男子生徒が目に入った。
「うわーそれどうしたの、大丈夫?」
零は本日何度目かになる、頬の傷についての事情説明をした。
「お医者さんとかには見せた?」
「いえ」
「うーん……一応診てもらった方がいいんじゃないかなあ」
これは好都合、と零はそそくさと帰り支度を始め、
「では拙者も早退させてもらうでござる」
こうして零もまんまと授業を抜け出すことに成功し、その足で旧市街に向かうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月12日
参加申し込みの期限
2013年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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