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黒い指先 ――透明な檻――
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●黒い指先 ――三つ目の願い――
男は公園で、一人携帯を操作している少女を見つけた。
内心、舌打ちする。携帯なんて操作していたんじゃ、いつ通報されるかわかったもんじゃない。
だが。
――俺は声を掛け。たったの3つ、『お願い事』をするだけだ。
不審がられずに済んだなら、こっちのものだ。
いける、か?
男は、少女へと足を向けた。
ふと、足元に転がってきたボールに気づき、
双葉 仄
は顔を上げた。
「ああ、ごめんよ。おじさんのだ。拾ってもらって、いいかな?」
声を掛けられた。
メールで報告のあった、ワープは、しない。
じっくりと見つめれば、40前後の男は「おじさんの顔、何かついてるかい?」と薄ら笑いを浮かべながら尋ねた。
少し、目が泳いでいるか?
「ううん、そんな事ないよ。はい、ボール」
とりあえずは出方を伺おうと、ボールを拾って渡す。
至近距離に入ったので、少なからず緊張したが、あどけない少女の振りを続けた。
「ありがとう。一人かい? もう暗いから、おじさん道が分からなくなっちゃったよ。
交番に行きたいんだけど、良かったら場所を教えてもらえないかな? 方向だけでもいいんだ」
(交番? 件の変質者じゃないのか……)
方向のみでいいなら、口先で済む。どこかへ連れ込もうという魂胆は、ないという事だ。
拍子抜けしたが、仄にとって、全人類は自分が面倒を見るべき相手でもある。
仄は男に、ざっくりと道を教え始めた。
新井 すばる
は、その光景を目にした瞬間に駆け出した。
嫌な予感がして、日が暮れても街を巡回していたのだ。
その彼の視線の先、暗い道を少女が一人、横切っている。
普段は交通量がさして多いわけじゃない。だからこそ、街灯は少なくて。
「危ない!!」
走ってきたスクーターが、少女に気づかず向かっていく。
このままでは接触してしまう。
「よし、暗いな……頼む、利いてくれ!」
ちくわを指に嵌めると、すばるは冷凍ビームを撃ちだした。
スクーターの光が、近づいて、遠ざかっていく。
「いったぁ! え……? どうして、私……」
仄は、凍りついた道路の表面で、足を滑らせて尻餅をついていた。
目の前の光景に、仄は瞬きを繰り返す。
なぜ私は、こんな所にいるんだろう。さっきの男は?
話の途中だった気がするのだが。
ちくわの中の人が、こちらへ手を差し伸べながら、ゆるりと微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月22日
参加申し込みの期限
2013年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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