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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【お三夜】ワッショイ！ 寝子島お三夜まつり！
境内の賑やかな様子に、トワ・E・ライトフェロゥはきらきらと瞳を輝かせた。
「Wow！ Japanese・ミコシ！ Marvellousデス！」
そんなトワ、付き添い兼護衛と共に神社を訪れていたのだが、今はひとりきりだ。
彼女の迷子力の高さに今頃同行人は頭を抱えているかもしれないが、トワは気にせず心を踊らせる。
「Let's enjoy！ 楽しむデスヨ！」
まとった衣装は、以前魔法少女になった時のコスチュームを可能な限り再現してもらった物だ。
キュートな魔法少女は、白いねこ耳とねこ尻尾を揺らして人混みを行く。
「シーサイドタウンのミコシを、わしょーぃするデス！」
意気揚々と歩き出すトワ。と、その時である。
「えっと、そっちに行くと神社から出ちゃうと思うんだけど」
「多分、あんたも祭りの参加者だよな？」
またも方向音痴っぷりを発揮するトワに、声をかけたのは津島 直治だ。
直治の方を振り返ると、トワは瞳をぱちぱちとして思案顔。
「こっち違うデスカ？ じゃあ……きっとこっち！ Let's go！」
「って、そっちは神社の外れだって！ 危ないから！」
直治、慌ててトワのことを引き留める。
きょとんとしているトワがまた見当違いの方向へとび出そうとしないようにとりあえずその手を掴まえて、直治は小さな少女にぽつと問いを零した。
「あんたはどこの神輿を担ぐんだ？」
「シーサイドタウン！ デス！」
「それなら、さっき見かけたから大体の場所は分かる。一緒に行こう」
流石にこれは放っておけません……なんて胸に思って、直治はトワの手を握り直すと彼女の目当てのお神輿目指して一歩を踏み出すのだった。
賑わう境内を真摯な眼差しで見据える爽やか系好青年がひとり。
名は横嶋 下心。キリリとした表情の下で、彼はピンク色の妄想を逞しくさせていた。
「女性が沢山いますね。男も女性も一緒に御神輿を担ぐっていうのはいい。間近で揺れる揺れる乳尻太もも……うん、想像しただけで滾る」
せっかくイケメンなのに、口を開くとこれである。開かなくとも脳内はこれである。
そう、彼こそは！
「俺の名前は横嶋下心！ 桃色破廉恥小隊の隊長さ！」
というわけで、エロスを極める者として頑張ります！ とか何とか、下心、ちょっぴり明後日の方向（しかし本人は大真面目）に気合十分なのであった。
ちなみに下心、今日は『破廉恥小隊猫バージョン』ということで頭に桃色のねこ耳をつけています。
さて、そんな下心が見つめているのは、シーサイドタウンのお神輿周辺。
彼の桃色のセンサーは鋭い。とても鋭い。
そこで女性陣がキャッキャウフフ……しているかはともかく、楽しそうに談笑しているのに気づかない下心ではないのである！
「今日は祭り……あの花園の中に自然に混じれる！ お三夜さますごい！」
予想外の賛辞にお三夜さまも困惑しきりだろうが、下心はどこまでも本気だ。
「桃色破廉恥小隊の隊長として、横嶋下心、ここで引くわけにはいかない！ いざ！」
そうして彼は、ごく自然にお神輿周辺の一団へと歩み寄った。
「やあ、俺もご一緒させてもらえるかな？」
爽やかスマイルでにこやかにご挨拶。
重ねてになるが下心は、ちょっと脳内のお花畑がピンク色なだけで見た目は好青年なのだ。
そうでなくても人を疑うということを知らない野々 ののこが、下心の笑顔に満面の笑みを返す。
「もっちろんだよー！ みんなでわっしょいした方がぜーったい楽しいもんね！」
一緒にがんばろー！ と拳を天に向かってつき上げるののこ。
と、そこに、津島 直治に手を引かれてトワ・E・ライトフェロゥもやってきた。
「わ、可愛いにゃあ！ いいね、その衣装！」
既にちょっぴり神魂の影響を受けている篠原 翠響が、トワの愛らしい魔法少女姿に声を上げる。
トワが、えっへん！ と誇らしげに胸を張った。
「今日のトワはMagician girl！ まほーしょーじょ、なのデス！」
そんなトワの後ろで、無事彼女を案内し終えた直治がきょろきょろと辺りに視線を巡らせる。
その姿にことりと小首を傾げて、直治へと声をかけるエヴァ。
「もしかして、お目当てのお神輿が見つからないのかしら？」
「ん？ ああ、うん。旧市街の神輿を探してるんだけど……」
「それなら、あっちの方で見かけたわよ。お互い頑張りましょうね」
「ああ、ありがと。頑張ろう」
急ぎエヴァの指した方へと向かう直治の背中を、「ありがとうデスヨー！」とトワの明るい声が追いかけた。
「さて、もうすぐ神事が始まる時間だね。重ねてになるけど皆で協力して頑張ろう！」
下心の声かけに、その場に集っていた全員がそれぞれに頷きを返す。
邪な思いもばっちり抱いているが、祭りへのパッションも忘れていない下心なのである。
「Wow！ Japanese・ミコシ！ Marvellousデス！」
そんなトワ、付き添い兼護衛と共に神社を訪れていたのだが、今はひとりきりだ。
彼女の迷子力の高さに今頃同行人は頭を抱えているかもしれないが、トワは気にせず心を踊らせる。
「Let's enjoy！ 楽しむデスヨ！」
まとった衣装は、以前魔法少女になった時のコスチュームを可能な限り再現してもらった物だ。
キュートな魔法少女は、白いねこ耳とねこ尻尾を揺らして人混みを行く。
「シーサイドタウンのミコシを、わしょーぃするデス！」
意気揚々と歩き出すトワ。と、その時である。
「えっと、そっちに行くと神社から出ちゃうと思うんだけど」
またも方向音痴っぷりを発揮するトワに、声をかけたのは津島 直治だ。
直治の方を振り返ると、トワは瞳をぱちぱちとして思案顔。
「こっち違うデスカ？ じゃあ……きっとこっち！ Let's go！」
「って、そっちは神社の外れだって！ 危ないから！」
直治、慌ててトワのことを引き留める。
きょとんとしているトワがまた見当違いの方向へとび出そうとしないようにとりあえずその手を掴まえて、直治は小さな少女にぽつと問いを零した。
「あんたはどこの神輿を担ぐんだ？」
「シーサイドタウン！ デス！」
「それなら、さっき見かけたから大体の場所は分かる。一緒に行こう」
流石にこれは放っておけません……なんて胸に思って、直治はトワの手を握り直すと彼女の目当てのお神輿目指して一歩を踏み出すのだった。
賑わう境内を真摯な眼差しで見据える爽やか系好青年がひとり。
名は横嶋 下心。キリリとした表情の下で、彼はピンク色の妄想を逞しくさせていた。
「女性が沢山いますね。男も女性も一緒に御神輿を担ぐっていうのはいい。間近で揺れる揺れる乳尻太もも……うん、想像しただけで滾る」
せっかくイケメンなのに、口を開くとこれである。開かなくとも脳内はこれである。
そう、彼こそは！
というわけで、エロスを極める者として頑張ります！ とか何とか、下心、ちょっぴり明後日の方向（しかし本人は大真面目）に気合十分なのであった。
ちなみに下心、今日は『破廉恥小隊猫バージョン』ということで頭に桃色のねこ耳をつけています。
さて、そんな下心が見つめているのは、シーサイドタウンのお神輿周辺。
彼の桃色のセンサーは鋭い。とても鋭い。
そこで女性陣がキャッキャウフフ……しているかはともかく、楽しそうに談笑しているのに気づかない下心ではないのである！
「今日は祭り……あの花園の中に自然に混じれる！ お三夜さますごい！」
予想外の賛辞にお三夜さまも困惑しきりだろうが、下心はどこまでも本気だ。
「桃色破廉恥小隊の隊長として、横嶋下心、ここで引くわけにはいかない！ いざ！」
そうして彼は、ごく自然にお神輿周辺の一団へと歩み寄った。
「やあ、俺もご一緒させてもらえるかな？」
爽やかスマイルでにこやかにご挨拶。
重ねてになるが下心は、ちょっと脳内のお花畑がピンク色なだけで見た目は好青年なのだ。
そうでなくても人を疑うということを知らない野々 ののこが、下心の笑顔に満面の笑みを返す。
「もっちろんだよー！ みんなでわっしょいした方がぜーったい楽しいもんね！」
一緒にがんばろー！ と拳を天に向かってつき上げるののこ。
と、そこに、津島 直治に手を引かれてトワ・E・ライトフェロゥもやってきた。
「わ、可愛いにゃあ！ いいね、その衣装！」
既にちょっぴり神魂の影響を受けている篠原 翠響が、トワの愛らしい魔法少女姿に声を上げる。
トワが、えっへん！ と誇らしげに胸を張った。
「今日のトワはMagician girl！ まほーしょーじょ、なのデス！」
そんなトワの後ろで、無事彼女を案内し終えた直治がきょろきょろと辺りに視線を巡らせる。
その姿にことりと小首を傾げて、直治へと声をかけるエヴァ。
「もしかして、お目当てのお神輿が見つからないのかしら？」
「ん？ ああ、うん。旧市街の神輿を探してるんだけど……」
「それなら、あっちの方で見かけたわよ。お互い頑張りましょうね」
「ああ、ありがと。頑張ろう」
急ぎエヴァの指した方へと向かう直治の背中を、「ありがとうデスヨー！」とトワの明るい声が追いかけた。
「さて、もうすぐ神事が始まる時間だね。重ねてになるけど皆で協力して頑張ろう！」
下心の声かけに、その場に集っていた全員がそれぞれに頷きを返す。
邪な思いもばっちり抱いているが、祭りへのパッションも忘れていない下心なのである。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年10月24日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年10月31日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2015年10月31日 11時00分
