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人をダメにしちゃうソファ
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【みんなふにゃふにゃ、アイツもふにゃふにゃ!】
秋も終わりが近づき、そろそろ冬の足音なども聞こえ始めた寝子島。
猫屋敷 姫
が押し入れから引っ張り出してきたのは、みんな大好き。炬燵! でありました。
「そろそろこれが必要ですよねー」
寒い季節の風物詩、一度入ったら出られない魔性の暖房器具、こたつの魅力には抗えず。まだちょっぴり時期が早い気はしながらも、姫は畳の上にそれをセットアップし、後は庭に干している炬燵布団をかけて火を入れるだけ……と、いったところで。
布団を手にいそいそと戻ったところに、まぁ……やっぱり、あるわけなのです。ちゃっかりと。
「……なんですかこれ。買った覚えないですけど」
例のソファ。三毛猫柄のカバーが可愛らしく、形は大きなコの字型。誰の配慮やら、畳が傷つかないようにとご丁寧に、カーペットの上に乗っかっていたりします。そして中央に、炬燵……すっぽり、取り囲むように置かれているのです。
ちなみに早々と、猫屋敷の常連客たる地域一帯の野良猫連中がその上に乗っかりまくり、ごろごろごろ。なんとも気持ち良さそうな、三毛山の猫だかりであります。
そして姫の手には、炬燵布団。完成してしまうわけなのです。これをひとたびセット完了してしまったなら……人をダメにしちゃう絶品ソファ+最強の自堕落暖房器具たる炬燵の、究極のコラボレーションが、今ここに……!
「まー害はなさそうですし。ありがたく使わせてもらうです」
見るからにこれ神魂だなーと分かりつつも、猫たちがすっかりゆるゆるぐんにょりしてるのを見れば、確かにキケンは無さそうです。
というわけでさっそく、姫はえいやっと布団をかぶせ、炬燵に火をIN! コの字ソファの真ん中、炬燵の中へすっぽりと身を収めてみましたら。
「…………ふおおおぉぉぉ。これはダメです、あーダメになるです~」
即座にお顔はゆるゆるーん。足先から腰までバッチリぬくぬく、加えて背中を包み込む、この絶妙なふかふかふにふに具合ときたら!
さらにはテーブルの上には誰が置いたやら、炬燵とベストマッチかつ王道なみかんの山に、のんべんだらりと時間を潰すのに最適な携帯ゲームまで用意されておりまして……って、これ置いたのはご本人でした。最初っからくつろぐ気、マンマン!
「あーもー、これはもー、ダメになるしかないです。これは仕方ないです~」
と言いつつも、そこであっさり全てを投げ出し、完全なるぐったりふにゃん状態となってしまわないあたりが、彼女らしいところではあったかもしれません。まずはスマホを取り出しまして、何を始めたかと言いますと、
「どーせこのソファ神魂ですし消えちゃうと思うですけど、今から代わりを探しておくです……あ、これとか良さそう。あーこっちもなかなか、でもちょっと大きすぎますね、ひとりで運べないかも。何よりこんなの買って本格的に堕落しちゃったら猫たちの世話ができなく……あ~、それにしても快適です~」
なんて、結局最後まで持たなかったあたりも、気分屋な彼女らしいところではったのかも。
「まあいいや、今は素直に堕落するです~」
という、そんな猫屋敷亭へ。
「ちょっとにゃーくんダメだって、ここ人ん家だよー!?」
「……? お客です?」
そんな声が聞こえまして、不意に乱入するモノたちがおりました。
さっきから襖が開けっぱなしなのは気付いてましたものの、締めに行くのもめんどくさいもので……ということで垣間見える庭先へ、しゅたたたたっ! 駆けこんできたのは、首にリボンを巻いた茶トラの子猫。それを追う飼い主、
桜庭 円
!
「うわぁごめん、これって不法侵入ー!?」
「んー。まぁ、この前も
キンギョさん
が入ってきたりしましたし。乱入者はしょっちゅうなので今さらですし……ていうか今気づきましたけど、もうそこに先客がいますし」
炬燵ソファぬくぬくな姫が億劫そうに指差した先、広い庭の真ん中のほうを、きょとんとした円が見てみますと。そこには住人も気付かないうちに、もうひとつのふかふかソファがありまして……ころころころん、真ん中で気持ち良さそーにひっくり返っているのは、
「……にゃごー。ふんにゃら、ふにゃあ……気持ち良いにゃ~」
「あっ! テオだ!」
通称テオこと、
テオドロス・バルツァ
その人! ……その猫? ともかく、彼でありました。いつものツンケンした無愛想はどこへやら、今のテオはソファの上で盛大にお腹をさらして、ご機嫌な様子。
それもそのはず、
「あれっ、この落ちてるの……マタタビ?」
「それで酔っぱらってるみたいですね~どうでも良いですけど、あ~」
なんて姫までもがふにゃふにゃんなのを見るに、原因はどうやらこのソファとそれに付随するモロモロにあるらしいと、円にもなんとなーく分かりました。
「あ、にゃーくん?」
「おー、にゃーじゃねえか~。それに、さくらば~……とかなんとか、だっけ~? うにゃあ……うへへ~、なーんか、気分良いにゃあ~。お前らも一緒に、ふにゃふにゃするかにゃあ~? にゃーご~っ」
ひょいっぽふんっとソファへ乗っかったにゃーくん、マタタビ効果でごろごろにゃーん! テオと一緒に、うにゃうにゃとじゃれ合い始めました。これもー円にとっては、たまらん! 状態であります。
「うわぁ、うわぁ! 猫と猫がくんずほぐれつ、ごろごろ……! 猫ソファ! 人間のスペースが! すっごい小さいよ! ああっ、この二匹の間に挟まったら、もうー……!」
円は、ちらっ。姫のほうをチラ見しまして、
「ええっと。ぼ、ボクもごろごろしても……いいかなぁ!?」
「あ~どうぞご自由に~、ウチの敷地ですけど気にせずに~、あ~堕落するです~」
「ひゃっほうお家の人からお許しが出た! よーし、テオー混ぜて~、混ざるよ~?」
「お~来いこい~、いくらでも来~い。ふんにゃご~☆」
仲良しな二匹にいちおー遠慮しつつ、端っこに、ぽふ。腰かけた瞬間、絶妙に沈み込むこの心地良さ……! 瞬く間にダメになってしまいそうですけれど、
「う、うまる、うまる! なんて座り心地……よ、よーし。これは貴重な! 貴重な時間かも……! テオ~、にゃーくん~、撫でるよー撫でていい~?」
「うにゃ~、ふにゃ~。ばっちこ~い」
にゃーくんとふんにゃかふんにゃか、無防備な艶姿を披露しておりますテオのお腹へ、そっと手を伸ばし……撫で撫で。もふもふ!
「……ぬわあああっ、至福!!」
抵抗ナシのゆるぐて二匹を、円は心ゆくままにナデモフるのでした。
ゆるふにゃ状態のふたりと無数の猫たちによって、何とも凄まじい癒し和み空間が形成されております猫屋敷亭。
その後も円は、テオやにゃーくんへいそいそとお菓子を上げたり、
「ふっふっふ~。毛玉~毛玉、どのくらい出るかな~?」
「うにゃらあ、ふにゃふふん……」
さっさかさっさか。猫用ブラシでもっておなかやら背中やらあごの下やら、毛並みをのっびのっびに伸ばして差し上げたり。
むにゃむにゃと二匹が眠そうな声を上げ始めたなら、
「おっとー、そろそろおネムかな? これはチャーンス! ボクも一緒に寝るーっ」
ここぞとばかりに間に挟まり、ぎゅむぎゅむっ。幸せお昼寝タイムを満喫したり。
すやすやと寝息を立て始めた円らを眺めた姫もまた、ふわあとひとつ、大あくび。携帯ゲームで遊ぶのも少し疲れてきましたもので、
「炬燵とこのソファ、組み合わせるとやっぱりダメですね……あ~。これ、ダメです。もーダメです…………zzz」
下半身はすっぽりぬくぬく、あったかくて。上半身はソファに包まれてふかふか、これでもかとふんわり……最強のコンビネーションに抵抗できるはずもなく、やがて眠りに落ちていきました。
今や周りの猫屋敷亭ご常連の皆さまも、ふにゃふにゃ、うにゃん。
みんな揃って、ごろごろ。すやすや!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月02日
参加申し込みの期限
2015年10月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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