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『お土産探検隊』(北海道編)
――長万部・某所 気温:4度
(どっかでみた番組みてぇだな。しかも俺だけバイクかよ)
愛車(バイク)ごと飛ばされた
如月 庚
はあたりを見渡し、眉を顰めた。その傍らの
屋敷野 梢
は色々スマホを操作して情報を集めている。
最初、バイクを見た彼女は「私もタンデムですか?!」と内心でスタッフに突っ込んだが、彼女はスタッフが運転する車に乗ることになっていた。ちなみに車はハイエ(略:基本業務用のワンボックスカー)である。
「ここから函館か……。つーかさぁ、あのヒゲ(=ボタモチ)コロっていいよな? なんで俺だけバイクなんだよ。しかもクッソさみぃじゃねぇかよ」
スタッフから受け取ったインカムを装着しながらぶつぶつ文句を言う庚。車に乗り込んだ梢はそんな彼に
「まだ寒いですけど、如月君がんばれー。夜は気温がマイナスになるみたいですよー」
とアドバイス。庚、これの思わず「ぁあ?」と声が漏れる。『カチッ』と何かが入った。
「寒いに決まってんだろ! 風と寒さと匂いと危険を感じてんだよ! 察しろよ! むしろ察しろ!」
そんな彼の叫びも虚しく、旅はスタートするのであった。
* * * * *
車に乗った梢が案内・誘導し、庚がバイクで続く。
窓から見える、雄大な台地に広がる光景。それに梢は感嘆の息を漏らす。
「わぁ、さすがに広いですねぇ。あれがバブル時代の遺産ですか……」
梢は廃墟を興味深そうに見るものの、バイクで走っている庚には景色を楽しむ余裕などない。
(マジできついぞこれっ! 防寒具は提供されたは言え、寒いもんは寒い!)
あとで暖かいものでも食べよう、と考えていると丁度梢から通信が入った。なんでも、この近くでカニ飯がおいしい店があるという。
誘導されるがままに店に行き、カニ飯購入し、そのまま森にあるというイカ飯を買いに進んでいく。駒ケ岳を望みながら、梢はカニ飯弁当をほおばった。カニ酢のすっぱさもアクセントだなぁ、と思いながら食していると、庚が問う。
「俺の分、あるんだろーな」
「ありますよ。あとで食べてください。あー、次の信号まっすぐで」
ちょっと苛立ち混じりの声にも明るく返事しながら、お茶で一服。目的の場所を見つけると、彼女はそこで庚と共にイカ飯を購入した。
またしても車の中でイカ飯をほおばる梢。甘辛いタレとイカの風味、程よいもち米の感触を楽しんでいると、庚が釘を刺す。
「屋敷野、本当に俺の分あるんだろーな」
「ちゃんとありますって」
梢は、僅かにこわばった声色で答えた。そして内心で(買ってなかったら大変なことになっていたでしょうねー)と呟くのだった。
そんなこんなでバイクと車で函館を目指す一行。休憩もかねてたらこを買いに鹿部温泉付近の道の駅へ到着。
「ここ、間欠泉があるんですよ! ほらっ!」
梢が案内すると、偶然にも湯柱が上がる。その壮大さに一同思わず感嘆の息を漏らす。苛立っていた庚もこれには少し感動(?)したようだ。
「わたし、たらこ食べたかったんですよねー。ついでに温泉もどうです? 視聴率稼げるとおもうんですけどねぇ」
たらこを食べながら梢がスタッフに提案するが、今回はあくまで『お土産探検隊』なのでだめなのだそうな。
「残念ですねぇ。どうせなら大舟温泉とか、川汲温泉とかも行きたかったですね。ほら、男子高校生の入浴シーンとか」
「俺はやらねぇぞ」
梢の提案を、ホットコーヒーを飲みながらばっさり却下する庚。梢はスタッフがにやにや笑う中1人ぐぬぬぬ、と内心悔しそうにしているのだった。
ちょっと温まったところで再出発し、次にとまったのは南茅部のとあるお蕎麦屋さん。そこでは全員がずるずるとお蕎麦をすすることに。その前には献上昆布について2人で紹介するシーンなども撮っていた。
(しっかし、さっき食わせてもらったカニ飯弁当といい、こいつといい、北海道ってメシが美味いなぁ)
そんなことを思いながら外を見ると、看板犬なのか、まっしろくて大きくてふわふわした犬がころころ転がっていた。
食事を終えて近寄ると、大変人懐っこい。手や頬を撫でてやるとくんくん言いながら庚にすりよる。そこで、庚は偶然にも撮影クルーのなかにいたボタモチに言う。
「ちょっとヒゲ、こいつと戯れてこいよ」
「何いってるんですか、如月くん。そこは貴方の番でしょう? ほら~、絵になる絵になる」
「煽てるんじゃねぇ」
ヒゲと呼ばれたボタモチは飄々とした様子で庚と犬のツーショットを写真に収める。そんな様子に梢が笑うものの、おしりをそっとさすっていた。
(ここにくるちょっと前の車内)
「この車、お尻がいたーいっ。く、クッション性を~~~!」
「仕方ないじゃないですか。運転中の僕らだって尻が痛いんですから我慢してください。ほら、そこに穴あきクッション用意してますからー」
(ぴくりっ)「なんで態々穴あきなんですかっ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月27日
参加申し込みの期限
2017年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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