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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ぶっとべ！ いきなり旅でしょう？！
『豪みつメイ冒険記』（秘湯へGO！編）
メイの資料館案内からカメラがスキー場へ。そこではみつびが、豪からスキーを教えてもらっていた。みつびは転ぶことなく綺麗にすべり、ちょっと曲がってとまる。と、豪がサムズアップ。
「なかなか筋がいいっすよ！」
「ほんと？ やった♪」
豪に褒められ、みつびは歓声を上げる。やっとスキーに慣れたなぁ、と実感するみつび。だが、スノーボードも気になっているようだった。
（サーファー的にはあっちのスノーボードのが楽だった気がするよ。今度来たらあっちやろっと♪）
そう考えているうちに、ほどよい時間に。２人はスキー場を後にし、秘境の温泉を目指すべく車に乗り込む。
出発地点へ到着した豪とみつびは、一旦収録を終え、雪の風景を見に来ていたメイと遭遇した。
「龍目さん、入江さん、おつかれさまです。撮影は順調ですか？」
「はいっ」
メイがやんわりと問いかけると、豪がはつらつと答える。みつびはなにかひらめいたのか、元気に駆け寄る。
「あ、先生こんにちはー！ よかったらご一緒に『効能は〜』しにいきましょー♪」
「俺たち秘湯を探しに行くんですけど、先生もどうですか？ 安全第一で行きますから、スキーができれば大丈夫ですよ」
「秘湯、ですか？ スキーはまぁ、一通りはいけますけれど……」
みつびと豪に誘われ、少し考えるメイ。ややあって彼女は１つ頷いた。
「雪の中の温泉、素敵ですね。興味深いです。ぜひ、一緒に行きましょう」
そういった途端、バックでスタッフ達があわててメイの防寒具を用意する。着替えたメイも含め、３人（とスタッフ）で秘湯へ行く事になった。
装備もばっちりそろった３人は、秘湯への道を行く。荷物は重いが、命には代えられないものである。３人はしっかりとした足取りで進んだ。
（前に探検隊の番組に出た時はいろいろ制約があったが、今回はのびのびやりたいぜ）
そう思いながらもスキー初心者のみつびと数年のブランクがあるメイを気遣いながら登っていく。その途中、がばり、と雪が毀れた。
「な、なんだ！？」
みつびとメイを下がらせて様子を伺うと、ずんぐりむっくりとしたインパクトのある巨体が。熊である。「豪くんやっつけろー」とみつびが声援を送る後で、メイは思わず身をすくめる。
確かに、ここで普通の人ならば慌るだろう。だが、豪には普段から熊の毛皮を着た後輩がいたので、ナチュラルに言葉が出始める。
「なんだ、お前も着ていたのか」
迷子になるなよ、という念押しを熊にする豪。メイが緊張しながら「その子は……？」と問いかけると、豪は「後輩です」ときっぱり答えた。
注意：本物の熊です。
３人と１匹で秘湯を目指す。その途中雪が深く、「この板もって進んで？ 豪くんラッセル車だー！」とみつびが歓声を上げたり、豪が熊に話題をふっては熊が頷いたようにみえたり、と平和な光景が続く。
メイは豪がきっぱりと「後輩」と熊のことを言ったためか、さほど怖がらず歩くことが出来た。だが、視線の先に湯気が見えた時、熊は１匹別の道を行く。
「あれ？ おーい、そっちじゃねぇぞー！ 本当に遭難す……る……？」
豪はその後姿を見、目をこすった。だが、秘湯は目の前だ。細かいこと、と気にしないことにした。
「豪くんまだぁ～？」
みつびの問いに、豪はにっ、と笑った。
「あと少しだ。ほら！」
彼の指差した先に、湯気を立てる温泉があった。それにみつびが歓声を上げる。
「あ、温泉ってあれじゃない？ すごーい！」
早く入ろうとはしゃぐみつびは手を出し、豪は苦笑して引っ張っていく。メイはそんな二人を見て、うふふ、と思わず笑ってしまった。
しばらく歩くと、ごつごつした岩に囲まれた温泉があった。３人は分かれて衣服を脱ぎ、温泉へ。
「カメラ？ いいよ。私、水着もってきてるし」
スタッフの問いかけに、みつびは笑顔で水着を見せた。スタッフも女性陣には水着を準備している、と聞き見せてもらうものの、結局持参した水着を着る事に。
メイはスタッフからスポーティーな水着を借り、心地よさそうな瞳で温泉に浸かっている。豪は自分の姿を見て口を閉ざした。
（水着か、まぁ、そうだよな。俺のは褌か。アイヌではそうだったのかな）
なんて思いながらまだ冬の色が残る北海道の空を見上げるのだった。
「ほぅ……。いいお湯。神様、いい旅をありがとう」
みつびがその傍らで神様に拍手を打つ。メイはその言葉に頷き、そっと手を合わせるのだった。
『豪みつ体験記／豪みつメイ冒険記』『民芸品チャレンジ』 （北海道編：終）
メイの資料館案内からカメラがスキー場へ。そこではみつびが、豪からスキーを教えてもらっていた。みつびは転ぶことなく綺麗にすべり、ちょっと曲がってとまる。と、豪がサムズアップ。
「なかなか筋がいいっすよ！」
「ほんと？ やった♪」
豪に褒められ、みつびは歓声を上げる。やっとスキーに慣れたなぁ、と実感するみつび。だが、スノーボードも気になっているようだった。
（サーファー的にはあっちのスノーボードのが楽だった気がするよ。今度来たらあっちやろっと♪）
そう考えているうちに、ほどよい時間に。２人はスキー場を後にし、秘境の温泉を目指すべく車に乗り込む。
出発地点へ到着した豪とみつびは、一旦収録を終え、雪の風景を見に来ていたメイと遭遇した。
「龍目さん、入江さん、おつかれさまです。撮影は順調ですか？」
「はいっ」
メイがやんわりと問いかけると、豪がはつらつと答える。みつびはなにかひらめいたのか、元気に駆け寄る。
「あ、先生こんにちはー！ よかったらご一緒に『効能は〜』しにいきましょー♪」
「俺たち秘湯を探しに行くんですけど、先生もどうですか？ 安全第一で行きますから、スキーができれば大丈夫ですよ」
「秘湯、ですか？ スキーはまぁ、一通りはいけますけれど……」
みつびと豪に誘われ、少し考えるメイ。ややあって彼女は１つ頷いた。
「雪の中の温泉、素敵ですね。興味深いです。ぜひ、一緒に行きましょう」
そういった途端、バックでスタッフ達があわててメイの防寒具を用意する。着替えたメイも含め、３人（とスタッフ）で秘湯へ行く事になった。
装備もばっちりそろった３人は、秘湯への道を行く。荷物は重いが、命には代えられないものである。３人はしっかりとした足取りで進んだ。
（前に探検隊の番組に出た時はいろいろ制約があったが、今回はのびのびやりたいぜ）
そう思いながらもスキー初心者のみつびと数年のブランクがあるメイを気遣いながら登っていく。その途中、がばり、と雪が毀れた。
「な、なんだ！？」
みつびとメイを下がらせて様子を伺うと、ずんぐりむっくりとしたインパクトのある巨体が。熊である。「豪くんやっつけろー」とみつびが声援を送る後で、メイは思わず身をすくめる。
確かに、ここで普通の人ならば慌るだろう。だが、豪には普段から熊の毛皮を着た後輩がいたので、ナチュラルに言葉が出始める。
「なんだ、お前も着ていたのか」
迷子になるなよ、という念押しを熊にする豪。メイが緊張しながら「その子は……？」と問いかけると、豪は「後輩です」ときっぱり答えた。
注意：本物の熊です。
３人と１匹で秘湯を目指す。その途中雪が深く、「この板もって進んで？ 豪くんラッセル車だー！」とみつびが歓声を上げたり、豪が熊に話題をふっては熊が頷いたようにみえたり、と平和な光景が続く。
メイは豪がきっぱりと「後輩」と熊のことを言ったためか、さほど怖がらず歩くことが出来た。だが、視線の先に湯気が見えた時、熊は１匹別の道を行く。
「あれ？ おーい、そっちじゃねぇぞー！ 本当に遭難す……る……？」
豪はその後姿を見、目をこすった。だが、秘湯は目の前だ。細かいこと、と気にしないことにした。
「豪くんまだぁ～？」
みつびの問いに、豪はにっ、と笑った。
「あと少しだ。ほら！」
彼の指差した先に、湯気を立てる温泉があった。それにみつびが歓声を上げる。
「あ、温泉ってあれじゃない？ すごーい！」
早く入ろうとはしゃぐみつびは手を出し、豪は苦笑して引っ張っていく。メイはそんな二人を見て、うふふ、と思わず笑ってしまった。
しばらく歩くと、ごつごつした岩に囲まれた温泉があった。３人は分かれて衣服を脱ぎ、温泉へ。
「カメラ？ いいよ。私、水着もってきてるし」
スタッフの問いかけに、みつびは笑顔で水着を見せた。スタッフも女性陣には水着を準備している、と聞き見せてもらうものの、結局持参した水着を着る事に。
メイはスタッフからスポーティーな水着を借り、心地よさそうな瞳で温泉に浸かっている。豪は自分の姿を見て口を閉ざした。
（水着か、まぁ、そうだよな。俺のは褌か。アイヌではそうだったのかな）
なんて思いながらまだ冬の色が残る北海道の空を見上げるのだった。
「ほぅ……。いいお湯。神様、いい旅をありがとう」
みつびがその傍らで神様に拍手を打つ。メイはその言葉に頷き、そっと手を合わせるのだった。
『豪みつ体験記／豪みつメイ冒険記』『民芸品チャレンジ』 （北海道編：終）
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年01月27日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年02月03日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年02月03日 11時00分
