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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ぶっとべ！ いきなり旅でしょう？！
＞沖縄
『せれねが発見！』編
鮮やかな海をバックに、末明 せれねこと夢宮 瑠奈が笑顔で手を振っていた。
「はーい！ 今回の『せれねが発見！』はこちらからお送りしようと思います」
1つ結びを跳ねさせ、朗らかに挨拶する瑠奈。スタッフも「いい調子だよー！」と笑顔で撮影する。
「ここはちょっと変わったサービスが有ることで有名なんですよ！ 早速入ってみましょう！」
と言っている間に足湯コーナーへ到着。楽しみだなぁ、といいながらベンチに腰掛け、滑らかな足を足湯につける。ほどよい熱さが足から伝わってくる。
（凄く、気持ちがいいね♪ 波の音もいい感じ……）
南国のムードがあふれる足湯コーナー。これはこれで足も心もリフレッシュできる、と思う瑠奈だが、次の瞬間にはアイドルの顔に戻って効能や温度などを説明していた。
本来ならばここでサービスが出る予定だったが、なかなか出てこない。『トークでつないで』の指示にも、瑠奈はナチュラルに対応する。
（ここに来る前にちょっとだけ調べていたんだよね）
と覚えた情報をすらり、と提供。ちかくにあった蛇口を手で示す。
「海の影響もあり、ここのお湯はちょっとしょっぱいらしいそうです。けど、飲める温泉もあるので興味がある方はそちらをどうぞ」
と、言っていると、スタッフがコップに温泉水を注いで運んでくれる。受け取って、こくり、と飲んでみると、まろやかな口当たり。ちょっとしょっぱいが、案外おいしいかもしれない。
「口当たりがいいですね！ ここのスタッフさん曰く、本館での販売もされているそうで、１瓶５００ｍｌで１５０円となっています。っとと、変わったサービスはそれだけはないんですよ～」
どうにか瑠奈が場を繋いだおかげで、スタッフも準備を進めることが出来た。小さな声で「ごめんね、せれねちゃん！」と謝ったスタッフは猫耳を伏せて、プレートを瑠奈に手渡した。
（わぁ、おいしそう！）
瑠奈の前に出されたのは、揚げたてのさーたーあんだーぎーである。おまけに冷たいさんぴん茶もつき。これはこれでありがたいものである。
甘くて香ばしい香りに鼻が擽られ、瑠奈は自然体の笑顔になった。
「ここでは、サービスとしてこんなお菓子を配ってくれるのですよ！ 美味しそうね！」
と顔のちかくまでさーたーあんだーぎーを持っていき、かるくフリフリ。
「足湯に浸かってほっこりしているところで、この美味しいお菓子をほおばる幸せは、ここにしかありませんですよね！ いただきまーす！」
「では、早速……」と一口齧れば黒砂糖と卵からなる素朴な風味が口いっぱいに広がる。まだほかほかで、ふうふうしながら食べるさーたーあんだーぎー。これはこれでオツな物であった。
中には紫芋を練りこんであるタイプもあり、こっちもなかなかおいしい。このまま夢中になってお変わりしたくなってしまうほどである。
（思わずお仕事できていること、忘れそうになっちゃうっ。でも、がんばらなくちゃ！）
瑠奈はプロ意識で我に返り、このお菓子の紹介をしなければ、とにっこり笑う。さーたーあんだーぎーについても、勿論かるく覚えている。
「これは沖縄のお菓子で『さーたーあんだーぎー』って言うんだって。変わっているけど、かわいい名前だね」
スマイルで言えば、スタッフが撃沈。それでも、瑠奈はレポートをがんばろう、ともう一口齧る。やっぱり、おいしいものは美味しくてたまらなくなった。
「この温泉もちょっと特別で……じゃじゃーん！」
瑠奈は後のほうを見てもらえるように、身振りで示す。と、窓の内側で温泉が湯気を立てている光景がうつった。
「見てくださいっ！ こちら、天然の温泉で楽しめる足湯だったんですよ！」
瑠奈に促され。映される温泉の本館。瑠奈は効能などを告げていき、最後に笑顔で
「本館のほうにも行って見るのもいいですよね？ ちなみに本館は正午から～」
とさりげなく本館の宣伝も入れる瑠奈なのであった。
一通り撮影も終わり、さーたーあんだーぎーを齧る瑠奈。時折聞こえる潮騒に瞳を細めながらも、彼女はほんのりと寂しい気分になっていた。
（でも、時が来れば……）
首を横にふった瑠奈は、そんな思いを振り払い、青々とした景色を楽しんむのであった。
『せれねが発見！』（終）
瑠奈「紅芋入りのもあるんですねぇ。こっちも美味しい……」
スタッフ（かわいい……）
『せれねが発見！』編
鮮やかな海をバックに、末明 せれねこと夢宮 瑠奈が笑顔で手を振っていた。
「はーい！ 今回の『せれねが発見！』はこちらからお送りしようと思います」
1つ結びを跳ねさせ、朗らかに挨拶する瑠奈。スタッフも「いい調子だよー！」と笑顔で撮影する。
「ここはちょっと変わったサービスが有ることで有名なんですよ！ 早速入ってみましょう！」
と言っている間に足湯コーナーへ到着。楽しみだなぁ、といいながらベンチに腰掛け、滑らかな足を足湯につける。ほどよい熱さが足から伝わってくる。
（凄く、気持ちがいいね♪ 波の音もいい感じ……）
南国のムードがあふれる足湯コーナー。これはこれで足も心もリフレッシュできる、と思う瑠奈だが、次の瞬間にはアイドルの顔に戻って効能や温度などを説明していた。
本来ならばここでサービスが出る予定だったが、なかなか出てこない。『トークでつないで』の指示にも、瑠奈はナチュラルに対応する。
（ここに来る前にちょっとだけ調べていたんだよね）
と覚えた情報をすらり、と提供。ちかくにあった蛇口を手で示す。
「海の影響もあり、ここのお湯はちょっとしょっぱいらしいそうです。けど、飲める温泉もあるので興味がある方はそちらをどうぞ」
と、言っていると、スタッフがコップに温泉水を注いで運んでくれる。受け取って、こくり、と飲んでみると、まろやかな口当たり。ちょっとしょっぱいが、案外おいしいかもしれない。
「口当たりがいいですね！ ここのスタッフさん曰く、本館での販売もされているそうで、１瓶５００ｍｌで１５０円となっています。っとと、変わったサービスはそれだけはないんですよ～」
どうにか瑠奈が場を繋いだおかげで、スタッフも準備を進めることが出来た。小さな声で「ごめんね、せれねちゃん！」と謝ったスタッフは猫耳を伏せて、プレートを瑠奈に手渡した。
（わぁ、おいしそう！）
瑠奈の前に出されたのは、揚げたてのさーたーあんだーぎーである。おまけに冷たいさんぴん茶もつき。これはこれでありがたいものである。
甘くて香ばしい香りに鼻が擽られ、瑠奈は自然体の笑顔になった。
「ここでは、サービスとしてこんなお菓子を配ってくれるのですよ！ 美味しそうね！」
と顔のちかくまでさーたーあんだーぎーを持っていき、かるくフリフリ。
「足湯に浸かってほっこりしているところで、この美味しいお菓子をほおばる幸せは、ここにしかありませんですよね！ いただきまーす！」
「では、早速……」と一口齧れば黒砂糖と卵からなる素朴な風味が口いっぱいに広がる。まだほかほかで、ふうふうしながら食べるさーたーあんだーぎー。これはこれでオツな物であった。
中には紫芋を練りこんであるタイプもあり、こっちもなかなかおいしい。このまま夢中になってお変わりしたくなってしまうほどである。
（思わずお仕事できていること、忘れそうになっちゃうっ。でも、がんばらなくちゃ！）
瑠奈はプロ意識で我に返り、このお菓子の紹介をしなければ、とにっこり笑う。さーたーあんだーぎーについても、勿論かるく覚えている。
「これは沖縄のお菓子で『さーたーあんだーぎー』って言うんだって。変わっているけど、かわいい名前だね」
スマイルで言えば、スタッフが撃沈。それでも、瑠奈はレポートをがんばろう、ともう一口齧る。やっぱり、おいしいものは美味しくてたまらなくなった。
「この温泉もちょっと特別で……じゃじゃーん！」
瑠奈は後のほうを見てもらえるように、身振りで示す。と、窓の内側で温泉が湯気を立てている光景がうつった。
「見てくださいっ！ こちら、天然の温泉で楽しめる足湯だったんですよ！」
瑠奈に促され。映される温泉の本館。瑠奈は効能などを告げていき、最後に笑顔で
「本館のほうにも行って見るのもいいですよね？ ちなみに本館は正午から～」
とさりげなく本館の宣伝も入れる瑠奈なのであった。
一通り撮影も終わり、さーたーあんだーぎーを齧る瑠奈。時折聞こえる潮騒に瞳を細めながらも、彼女はほんのりと寂しい気分になっていた。
（でも、時が来れば……）
首を横にふった瑠奈は、そんな思いを振り払い、青々とした景色を楽しんむのであった。
『せれねが発見！』（終）
瑠奈「紅芋入りのもあるんですねぇ。こっちも美味しい……」
スタッフ（かわいい……）
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年01月27日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年02月03日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年02月03日 11時00分
