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●幕間:パーティ準備はつつがなく(その1)
「優くんから学生支援部に依頼が入ったんだよー!」
千鳥 雅人
は元気いっぱい学校裏の草ぼうぼうの道をやってきた。
「なんでも、猫鳴館で一番偉い人を決めるパーティをするから手伝って欲しいんだって! ……あれ? ちょっと違ったかな?」
大丈夫。だいたい合ってる。
「……と、とにかく! 俺にとっては支援部としての初仕事! 頑張ってお手伝いするぞー!」
雅人は、玄関前にすでに他の学生支援部員が集まっているのを見つけて大きく手を振った。
学生支援部
。
『寝子島高校での学校生活を円滑に、かつ生徒の自主的成長の手助け』を理念に、生徒のために活動する人助け同好会である。
彼らにパーティの準備の支援依頼を出したのは、同部員であり猫鳴館自治会員でもある
初島 優
だ。
その優の出迎えを受けた学生支援部の面々は、副部長の
夏神 零
以下、
斉田 珠喪
、
添木 千唐
、
千鳥 雅人
、それからキャベツ引っ越しの手伝いを終え駆け付けた
御剣 刀
。優を含めて総勢6名。
一同は早速、野外パーティの会場となる裏庭に移動する。
「みんな、今日は集まってくれてありがとうー」
優がみんなにぺこりと頭を下げた。
「支援部のみんなには明日のパーティーの会場作りや準備をお願いしたいんだ。余力があるならエロテロを警戒しての警備もお願いしちゃおうかなー」
千唐がへらへらと笑って答える。
「同じ部員の依頼を無碍には出来ないからね。喜んで手伝わせていただくよ」
「頼んだよー。……とはいえ、みんな余り気を張りすぎないようにねー? せっかくのパーティーが楽しめなきゃ損だしー」
「うぬ。皆、無理せず各自出来ることを手伝おうではないか。なにかあれば優殿に報告。それでよいかな?」
そうまとめたのは零だ。もちろん異論は出ない。
「では各自、解散!」
「先ずは野外パーティ会場の予定場所の見積もりからじゃ」
珠喪は予定場所を歩きながらメモ帳にどのくらいの広さだとか、どんなものが必要そうかなどを記入してゆく。千唐がその後ろをのらりくらりとついてゆく。
「そなた……何故ついてくる?」
「まあ、僕の役割は各種方面の手伝いかな、と思ってね。自分で言うのもなんだけど、事務作業能力は高いと思う。だから主に斉田さんの情報をまとめる係りってことで」
「なるほど。では、そなた、この巻尺の端を持ってそこで立っておれ。やはり目測ではなんともな」
「了解。他にも何かあればお気軽に。なんでも手伝うよ」
御剣 刀
はパーティに必要なものを拾い出していた。
「料理を置いたりキャベツの叩き売りを行なうためのテーブル。参加者が座れるように敷くレジャーシートや椅子。候補者が叩き売りを行う際にポスターなどを貼り付けるなら、角材と板を使って簡易掲示板を作ろう」
「刀殿!」
珠喪が声を掛けてくる。メモを確認してほしいのだという。
珠喪、刀、千唐の三人は、あれこれと意見を出し合っていたが、やがて珠喪がこう切り出した。
「刀殿に頼みがあるのじゃが。千唐殿と調べた、この会場の見取り図なのじゃがな。今宵、家に帰ったらPCできちんと作成する故、張り出すための掲示板を作っては貰えぬかのう」
「会場案内図ってわけだな。たしかにあると便利だ。よし、力仕事なら任せろ」
「うぬ。頼りにしておる。代わりに、テーブルやレジャーシートはわらわが手配しよう。なに、寮の男手を借りれば苦はあるまい」
「キャベツの叩き売りの為に、鉢巻とハリセンも用意しておかないか。……現金を扱うし、お金を入れる金庫や貯金箱も必要だな」と刀が言えば、「ならそれは僕が」と千唐。
かくして、仕事を確認し合った三人は、再び各自の作業へと散ってゆく。
◇
一方、支援部・雅人は、再び猫鳴館への悪路にいた。
「よいしょ、こらしょっ」
掛け声を掛けながら、重い荷物を運ぶのは、
志波 武道
と
雨崎 荒太郎
の水泳部コンビ。そこに雅人も微力ながら手伝っている。
「駅伝でゲットしたお米20キロ……下宿先の旦那さんが車で近くまで運んでくれたけど、寮までは人力だ! ワァ☆」
なんと武道が、
寝子島横断三人四脚駅伝(第一区間)
の区間賞としていただいたブランド米『魚沼産ネコヒカリ1俵(60kg)』のうち20キロを、この猫鳴館のパーティのために提供してくれるというのだ。ちなみに、この区間賞はチーム3人で山分けしたそうなので、これが武道の取り分すべてである。
「祭りでゲットしたのは祭りで使うが一番! 猫鳴館でお祭りあるみたいだからもってきたぜーい☆」
「これだけのお米……本当にありがとうです先輩っ!」
「約130合……炊く時間かかるだろうからいまのうち搬入だ! って、重てーし、道悪いし! ひとりだったら行き倒れてた。ふたりともマジ天使!」
「もー、大げさだなー」と荒太郎。
「学生を支援するのが支援部だからねー」と雅人。
「そういえばお米はお茶で炊くと美味しくなるって聞いたことがあるよ! 20キロもあるんだったら、1キロくらいお茶で炊いて、おにぎりにしたらどうかな?」
「へー、雅人くんてばナイスアイデア☆ おいしそーだね」
「いいねー。やろうやろうー」
ようやく寮にたどり着き。三人はふう、と文字通り、肩の荷を下ろす。
「皆さんこんにちは、米屋でぇっす!」
明るく寮内に声を掛ける武道。どこからともなく欠食児童たちが集まって来て、最大限の賛辞を武道に贈る。
「あ、余ったお米はそのまま寄付するから食べてな! 炊く担当の人マジがんば☆」
ではさらば、とばかりに立ち去った武道を見送って、雅人は荒太郎に訊ねる。
「炊く担当って……僕らだよねー?」
荒太郎は笑って、
「そうだよー」
と答えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月17日
参加申し込みの期限
2013年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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