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折り紙で遊ぼう!
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【飛ばない理由】
「足りなくなったら、先生は職員室にいますから呼びに来てくださいねー」
はーい、と良い子のみんなの声が上がった。
早速、皆が教壇と手前側の机にいくつも置かれた様々な折り紙を取りに行く。
今回の特設会場として使われるようになった教室は2室。
長い距離で運ぶ途中で壊れては大変と、隣接する2教室の片方が、今児童たちが集まっている作業スペースだ。
展示スペースの教室の机と椅子は、全て教室の奥に寄せられていて、椅子や机などを使った展示の形式も含め、全て教室内であれば生徒たちで話し合って決めてもいいというフリースタイル。
作る場所も、作ってから運び込むことが前提だが、特に細やかには決められていない。
児童たちが、目をきらめかせて取り放題の折り紙に目をきらめかせる中、真っ先に特攻したのは
トワ・E・ライトフェロゥ
だった。
一際目立つ、きらきらとした金の髪に好奇心にあふれる海の様な青の瞳で、男の子ともみくちゃになりながら一生懸命手にすべき折り紙を物色している。
「(……わぁ……)」
人見知りの為、人が一気に集まっている場所には近寄る事にも勇気がいる、赤い髪と紅玉色の瞳をした
赤銅 スフィア
が、それを憧れの眼差しで見つめていた。
人とは違う、自分の髪と瞳はスフィアにとってのコンプレックス。髪も瞳の色も違うけれども、勇猛果敢に突撃したトワを見て、スフィアも勇気を出して児童たちの集まりの中にそっと混ざる事に成功した。
「これがPaper craftの紙デス? Japanのでんとーこーげー(伝統工芸)、初オリガミです!」
そうして、目を輝かせて3枚程度の折り紙を持って、トワが机に座りいそいそと折り始める。スタートダッシュから思いっきり目立ったトワが何を折るのかが気になった児童は、折り紙への手を休め、じっとトワの方へ目を向ける。
トワが折り始める事、20秒……
「デキタ!はいっ、
| ̄\
|_/ home base!」
──全員がこけた。一斉にこけた。
根拠はないが、何かすごいものが出来るのではないかと期待していただけに、その脱力感は半端なかった。
「何だよ、そう折るなら紙飛行機くらい作りゃいーじゃん」
その様子を、固唾を飲んで見つめてしまった
白石 龍樹
が、目的である一回り大きい金色の紙を手にして、トワに声を掛ける。
「paper airplane……かみひこーきはair rideしないカラやめたデス。
いっぱいつくたケド飛ばないデス」
「え、俺が作ったのふつーに飛ぶぜ?」
「飛ばないデス。
カエデは『重心を前に寄せろ』言ったから」
どうやら、トワはその作り方を彼女の保護者から教わったのか、再び手元の紙を折り直して──
「言ったとおりに、
/|]
\|] こうしたらそのまま落ちるマス」
──今度は、場が沈黙に落ちた。
確かに、それは落ちる。色んなものが逆であるから、それは間違いなく地面墜落の一途をたどる飛行機である。
「あと、トワにはairplaneヨリsquidに見えるデス。
本当にあってるマス?」
「す、『すくいっど』ってなんだ?」
「ジュポーンある足で、ニュルニュルの……」
「わかった、イカか! いや、紙飛行機でイカはねーだろ!」
龍樹がツッコミを入れた時、折り紙の本を持って偶然そばにいた
水 カジカ
が、こっそりとページを開いて緊張しながらも二人に見せてみた。
そのページは“いかひこうき”──先端にヒレのついた、きちんと飛ぶイカにそっくりな紙飛行機である。
「あった!!」
トワと龍樹は、感動と尊敬の眼差しで折り紙の本とカジカを見比べた。純粋なカジカは恥ずかしさのあまり、慌ててその場を離れてしまう。
「オリガミの本! トワはflour作りたいデス!
教えてほしいデスヨ!」
「そーだ! 俺も『カッコいいドラゴンの作り方』の本探さねーと!」
トワが席を立ち、龍樹も慌てて図書室に向かう。
本が何冊あるか分からないだけに、心がせかす。いつもなら先生に怒られる廊下を全力で走って二人は図書室に向かって教室を飛び出していった。
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冬眠
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月27日
参加申し込みの期限
2016年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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