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【折り紙の本】
「どうしよう……本、なかった……」
赤銅 スフィア
は廊下をとぼとぼと歩いていた。
元気な他の子の勢いに押され、図書室に行くのが遅れてしまった。
児童に人気の高い折り紙の本は、他の本に比べて大量に置かれているが、展示会に参加しない児童も、冬休みのお供に借りていく事も多く、スフィアが到着した時には、タッチの差で無くなってしまったのである。
「どうしよう……本が、ないと……」
今は海外在住の両親や、海外に住んでいた頃のお友達と一緒に折った事のある折り紙──けれども、本も無くて今一人で折れる自信も無くて。
綺麗な赤い瞳が一気に潤む。
「(……ううんママとパパが教えてくれたんだもん、ちゃんと……)」
教えてくれたのを思い出せば出来るかもしれない。不安で本当に零れてしまいそうな涙を一生懸命飲み込む。
──きちんといい子にしていないと……頑張って作らないと……。仕事の関係とはいえ、寝子島に一人の自分のところにママとパパは帰ってきてくれないかも知れない。
不安に押しつぶされそうになって、ついに涙が落ちる。
「ママ……パパ……」
一人きりのさみしさに名前を呼んで。
気が付けば教室の前。慌てて涙を手の甲でこすって、中に入る。
しょんぼりと落ち込んだ気持ちは変わらないけれども、思い出せばきっと何とか──そう必死に思い聞かせながら、それでも隠し切れない落ち込みよう。
そして、上の空だった心で歩いていた為、スフィアはそのまま一つの机にぶつかってしまった。
「……あ……」
我に返ってスフィアが見たのは、借りられなかったいつも図書室にある折り紙の本。
じっと本を見つめるその様子に、本を借りられた
水 カジカ
は何かを察したように、勇気を出して口を開いた。
「一緒……見る……?」
カジカの話しかけ方は静かなものの、それでも驚いたスフィアは慌てふためいて出入り口のドアの陰へと隠れてしまう。
しばらくの間。ドアのところから、緊張しきったスフィアがこっそりと教室内のカジカの様子を伺った。
カジカは先程と変わらない様子でスフィアを見ている。
「あ、う……でも……」
戸惑うスフィアに、カジカは図書室に本がないのを理解した様子で、本をそちらに差し出した。
「一緒、見る…いい……」
「──う……うん!」
スフィアは勇気を出して頷いて、緊張する胸を押さえながらカジカの側へと向かっていった。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月27日
参加申し込みの期限
2016年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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