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場所は、旧市街の参道商店街に位置する蕎麦屋『すすきの』の住居部分。
ここに居候として身を寄せている
薄野 一月
の部屋に、りりりりりと目覚まし時計の音が響き渡ったのは、まだ朝も早い時間だった。
目覚まし時計を止めて、一月は眠い目をこすり枕元に置いてあった愛用の眼鏡をかける。
「うう、目がチカチカするー」
一月は駆け出しの小説家だ。名はまだ売れていないが、職業柄パソコンに向かう時間は長い。
目のチカチカも、昨日遅くまでパソコンと睨めっこをしていたせいだろう。
「うーん、とにかくしゃきっとしないと。今日はあたしが料理当番の日だものね」
顔も目も、洗ってすっきりさせてしまおうと、一月は伸びを一つ洗面所へと向かった。
水の冷たさに目が覚めたら、台所で6人分の朝ごはん作りだ。
「よーし、はりきって作っちゃうよー」
なんて機嫌良く宣言して、一月はまずは味噌汁の出汁を取ろうと準備に取りかかる。
鍋に水と一緒に昆布を入れておいて、旨味を出す。
その間にと、手際よく目玉焼き作りに着手する一月。料理は好きだし、得意なのだ。
(まあ、ちょっと器用貧乏なのは否めないかもだけど)
軽く肩をすくめて、一月は6つの小さな器にそれぞれ一つずつ卵を割り入れていく。
殻が入らないよう、黄身が崩れないよう、慎重に。
6人分ともなると、目玉焼き作りもなかなかの大仕事だ。
一度に2つずつ卵を熱したフライパンに移して、焼き上げていく。
(そういえば、目玉焼きって醤油派とかソース派とか色々あるよねぇ)
シンプルなのに奥深い。そんなところが何だか面白い気がすると、一月はふと思った。
(ちなみにあたしは塩胡椒ねぇ……って、とと、ちょっと焦げたかな?)
慌てて目玉焼きを皿に滑らせる。ちょっと考え事に夢中になってしまった。
「ええと、これくらいなら、うん、問題ない……はず! 大丈夫!」
致命的なミスにならなかったことにほっと胸を撫で下ろしつつ、一月は今度は先刻取った出汁で味噌汁を作り始める。
鍋を火にかけて沸騰直前で昆布を取り出し、花のように散らした鰹節が沈めばそれを濾して出汁は完成。
再び鍋に戻した出汁が煮立ったら、味噌、豆腐、オクラの順に鍋に加えて味噌汁の出来上がりだ。
小口切りにしたオクラが、目にも鮮やかで美しい。
その出来栄えに、一月はにこにことした。
「うん、いい感じ! 後はご飯をお茶碗によそって、っと。あ、冷蔵庫から大根の甘酢漬けを出すのも忘れないようにしなくちゃ!」
いそいそと準備を終えたら、今日の朝ごはんはこれで完璧。
美味しそうな匂いに、自然と頬が緩んでしまう。
「ふふ、早速食べましょ。お腹空いちゃったぁ」
常ならば従妹や従妹の家族と食卓を囲むのだが、今日は早い時間に出かける予定もあるためひとりごはんだ。
食卓に着き、きちんと手を合わせて「いただきます」の挨拶を済ませる。
まずは味噌汁を一口。うん、手間をかけた甲斐のある美味しさだ。
(皆、食べて美味しいって言ってくれるかな?)
沢山の笑顔が咲くのを思い浮かべて、一月は微笑み一つ、塩胡椒をかけた目玉焼きを口に運んだ。
美味しい朝ごはんをもぐもぐ食べたら、きっと今日一日、元気いっぱいに過ごせるだろう。
鴻上 彰尋
は、常のように自宅で目を覚ました。
まだ少しぼんやりとしながら時計を見やる。起きた時間も常の通り。
(休日なのにいつも通りに起きてしまったな……。習慣だから仕方がないか、うん)
寝ている家族を起こしてしまっては困ると物音を立てないよう注意して、彰尋は軽く身支度を整えるとキッチンに向かった。
冷蔵庫には、朝食作りの手間を省こうと買っておいた食パンとフランスパン。
「よし。この際だから皆が起きた時に出せる物にしよう」
冷蔵庫の中身を確かめて、彰尋は頭の中で朝ごはんのメニューを組み立てた。
「食パンは……手を加えたらフレンチトーストになるな。弟や妹がきっと喜ぶ。フランスパンはピザ風にしようか。兄さんが好きそうだ」
幸い、材料も揃っている。家族の喜ぶ顔を思い浮かべて、彰尋は微笑した。
「あとは、残り物の野菜のコンソメスープで良いかな? デザートにヨーグルトでも出せば、母さんも文句は言わないはずだ」
まずは、食パンを4等分に切る。卵、牛乳、砂糖にバニラエッセンスを加えた物の中にそれを漬け込んだら、フレンチトーストの仕込みはほぼ完了だ。
(皆が起きてくる時間にもよるけど、とりあえず、10分くらい浸しとくか)
次は、バゲットピザの準備。
斜めにカットしたフランスパンにケチャップを塗ったら、輪切りのピーマン、薄切り玉ねぎ、ハムとチーズを乗せてこちらも後はオーブントースターで焼くだけ。
「ヨーグルトはジャムを添えるだけでいいから、あとはスープだな」
鍋に加えるのは、使い切れずに冷蔵庫に残っていた白菜に、先ほど使った玉ねぎの残り。
それぞれ適当なサイズにカットしたニンジンとトマト2玉も投入したら、水量を調整しつつ煮込んで味付けはコンソメで。
間で、フレンチトーストの食パンも忘れずにひっくり返す。
コンソメスープがいい匂いを漂わせてきた頃に、兄が起き出してきた。
リビングにまでに漂う香りにキッチンの様子を覗き見て、兄が彰尋へと朝食をねだる。
「ああ、わかった。すぐ準備するからちょっと待って」
兄の分のバゲットピザをトースターで焼いているところに、母もリビングへと顔を出した。
フライパンにバターを落として、母のご所望のフレンチトーストも焼き始める。
片面を焼いてひっくり返したところでトースターがチン! と鳴ったので、焼き立て熱々をスープと一緒にリビングのテーブルへと運べば、兄が相好を崩した。
いただきますの声を耳に聞きながら、焦がさないようにフレンチトーストを焼く作業に戻る。
匂いに惹かれたように目を覚ました弟と妹もやってきて、キッチンまで入り込んできゃいきゃいと騒ぎ出した。
「わかったわかった、すぐに作るから」
何とか弟たちをなだめすかして、フレンチトーストとスープを母の元へ。
次いで、急ぎ弟たちの分のフレンチトーストも焼き上げて、テーブルへと運んでやった。
兄と母にデザートのヨーグルトを供し、やっと自分の朝食のことを考える。
「バゲットピザとスープを食べて……飲み物はコーヒーを淹れよう」
手早く準備を済ませて、フレンチトーストを幸せ顔でもぐもぐしている弟たちと同じテーブルでバゲットピザにかぶりつく。
「うん、美味い」
思わず漏らせば、弟たちがそっちも食べたいとまた騒ぎ出した。
(皆が食べ終わったら掃除だな)
一口ずつ食べさせてやりながら彰尋はそんなことを思い、コーヒーを喉に流したのだった。
シーサイドタウンのアパートの一室で、
檜山 立樹
はゆるゆると目を覚ました。
あくびを噛み殺しながら、時計を見る。もう、正午に近かった。
「よく寝たなぁ……一日オフってなると、つい昼近くまで寝ちゃうな」
うんと伸びを一つ。ぼんやりと曇っていた頭が、少しシャキッとする。
「とりあえず朝ごはん食べないと……いや、この時間ならもう朝昼兼用で作るか」
ゆっくりと起き出して、着替えや洗面を済ませると、立樹はキッチンへと向かった。
エプロンを身につけ、冷蔵庫の中身を確かめながら顎に手をあてがう。
「んー……何を作ろうかな……」
料理は得意だし、今日のような休日は勉強を兼ねて色々と作ってみることの多い立樹。
だから冷蔵庫の中身はそれなりに充実しているし、そこにある物と照らし合わせて頭に思い浮かべるレシピも多数ある。けれど。
(今日はアレがとっても食べたい気分、だな)
立樹が思い浮かべるのは、熱々ふわふわのパンケーキ。
ホイップした生クリームを乗せてメイプルシロップをたっぷりかけるのも捨て難いし、代わりにチョコシロップやキャラメルシロップでもいい感じ。
シンプルにたっぷりバターと上質な砂糖少々でいただくのも勿論アリだ。
「うん、折角だし思い切って作ろうかな。昼食と兼ねるから、いわゆるお食事パンケーキにしようか」
そうと決めたら、早速調理開始だ。
薄力粉にベーキングパウダーなどを合わせた物とは別のボウルに、牛乳、プレーンヨーグルト、卵を入れてよく混ぜ合わせる。
そのボウルに粉を加えてまた混ぜるのだけれど、今度は混ぜすぎないように注意。
「ふわふわに作りたいからね。さて、フライパンは……うん、温まってる」
熱したフライパンにバターを投入して、溶かす。
2つに分けて生地を流し入れ、蓋をしていい色になるのを待つ間に、並行してとろとろチーズオムレツと野菜サラダも手際よく準備していく立樹。
「よし、綺麗な焼き色」
蓋を開けてひっくり返し、裏面もほっこり焼き上がったら皿に盛りつける。
周りにサラダを飾り、少しずらして重ねた2枚のパンケーキの上にはチーズオムレツをとろーり。
あらびきの黒コショウを天辺に散らしたら、幸せパンケーキの完成だ。
「我ながら上出来、かな?」
カフェごはんのような出来栄えが嬉しくて、立樹は相好を崩した。
「飲み物は……オレンジジュースにしようか。兼朝食だからビタミンも採りたいし」
それに、バリスタである立樹だけれど、気合を入れて調理をした分こういうところで力を抜くのも悪くない。
エプロンを外し、パンケーキの皿とグラスに注いだオレンジジュースをリビングへと運ぶ。
テーブルのセッティングを終えれば、優雅な朝ごはん(兼、昼ごはん)タイムの始まりだ。
いただきますの挨拶をして、とろとろのオムレツと一緒にふわふわパンケーキを口に運ぶ。
「んっ、美味しい」
その味わいに、思わずまた顔を綻ばせてしまう立樹である。
穏やかな休息のひと時は、のんびりまったりと過ぎていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月12日
参加申し込みの期限
2015年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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