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――マザーズ・ララバイⅢ
シーサイドタウンの、とあるカフェ。その2階にある自室でオーナーである
漣 詠
は、母の遺品を入れた箱を取り出して眺めていた。
(……お父さん、か)
母親の手によって育てられた彼女だが、最近になって父と名乗る人が母を探したらしい事を知る。既に母は亡くなって詠へとつながり、その男性の息子という人物から手紙を受け取った。だが、その人物と会う事を、彼女は未だ躊躇っていた。たとえ、『父と名乗る男性』は病の床についている、と知っても、だ。
(娘である可能性のある私に、会いたがっている……)
父親という物に対し、イメージがわかない。降って湧いた『父親』という存在に戸惑いを隠せない。その上に母親は何も告げないまま亡くなってしまっており、遺品にもなにも手がかりは無い。
そんな中、不意にラジオの音が聞こえてくる。
『では、最後は
漣 詠
さんへ、お母さまからのメッセージをお届けいたします』
「おかあ、さん……?」
* * * * *
詠、あなたの父親のことを話さないままでごめんなさい。
あなたのお父さんはフランスでたくさんの会社を持っている人なの。
仕事で日本に来た彼と偶然知り合って、彼が日本にいる間恋人同士だったの。
彼が帰った後、あなたを身籠ってると気がついてね……。
あなたが父親を知りたがった時に渡して欲しいって、――に日記を預けてあるわ。
もし知りたければそこへ行ってみて。
どこにいても、愛しているわ。
* * * * *
(うん、知っている人だわ)
詠は、聞き覚えのある人物名に頷きながら咄嗟にメモを取った。母が残した日記帳が、父親の手がかりとなる。ならば、やる事は決まった。
(その日記を、取りに行こう。アポを取って、何か持っていって……。その人も、父のことを何か知っているかもしれない)
はやる気持ちを抑えるように、ラジオを切る。そして、そっと母親に「ありがとう」と告げると、窓の外を見た。
まだ、夜明けまではかなりの時間がある。けれども、こんなに夜明けが待ち遠しく思えるのはいつぶりだろうか?
(お父さん……か)
『父親』へのイメージも実感も未だ持てずにいる。けれども、やって手に出来るかもしれない手がかりに、彼女の胸は僅かに高鳴っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月10日
参加申し込みの期限
2015年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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