【警告】このあとがきはネタバレです。リアクション未読の方は御注意下さい【警告】

















































　ご参加頂きましてありがとうございます。
　乾物こと、焼きスルメです。
　大変長らくお待たせして申し訳ありませんでした……！
　足掛け５ヶ月ですものね、本当に長かったです……。
　ここで足掛け５ヶ月の間に何があったのか振り返ってみましょう。
　
・７月：すでに変調が……。遅延確定してから一気に悪化。
　　　　描写のアイデアも出てこなくなり八方塞がりに。
・８月：日常生活を送るのにギリギリな精神状態。
　　　　仕事場で「瘴気をまとってる」と言われ、危うくサヨナラ爆発四散寸前まで追い込まれる。
・９月：全く描写が思い浮かばずに頭を抱える。
　　　　気晴らしにつぶ○ゃら関連の話題をTwitterで話してたら、ひんしゅくを買う。
・10月：ようやく底辺から抜け出し、執筆再開。
　　　　今までの遅れを取り戻すように執筆以外へ意識が向かなくなる。
・11月：脱稿。現在に至る。職場ではめでたく窓際に追いやられる。
　　　「本職？　ああ、奴は犠牲になったんだよ……」

　落ち込んだりもするけど、乾物は今日も元気です。

　今回から個別コメントを廃止し、言いたいことは全てここに記載する方針に変更します。
　ですので、あとがきがとっても長いです。
　それでは、結果を見ていきましょう。









































































【達成度】大成功

【エンド評価】
Ａ＋（Ｓ～Ｄの５段階＋α評価）⇒次のシナリオ『怪人セブンの選択』の難易度が『難しい』に変化します。

＜内訳＞
○同行班の誘導およびトラブル回避成功
○泉月花の食欲を満たすことに成功
○魅紗歌の不機嫌への対処
○壺職人への対処
○九夜山調査妨害の成功
○芽森 菜々緒の精神深度が－２（プラスに傾くと闇、マイナスに傾くと光、それぞれ最大深度±５まで）
○『名無』の登場
○不審人物の警戒・対処
○情報収集の成果
◎『怠惰』の黙示録、獲得（成功条件クリア）
◎掘削班の戦闘準備の用意周到さにより、『傲慢』と『憤怒』の園田姉妹（双子メイド）の撃退に成功
◎叢雲教団の狙いを100％見抜いた人物が現れた（大成功条件クリア）
×『嫉妬』の対応の甘さによる、ののこ誘拐の看過
×怪我人発生
×単独行動者ペナルティ


【状況】
　軽傷者が出ました（重傷まで至らず。ろっこんで治癒済み）
『怠惰』の黙示録の獲得により、黙示録の“暗示”が一部判明しました
　黙示録と契約する『大罪持ち』と、黙示録の力を流用できる『器』の存在が明らかになりました
　反叢雲武装集団『メサイア』のパトロンが叢雲教団幹部の『色欲』＝伊平 日登美と判明しました
　叢雲教団の最終目的が『全人類落神化計画（＝モーニング・グローリー計画）』だと判明しました
　叢雲教団の『大罪持ち』の全員の名前が判明しました（『怠惰』は下の名前のみ）
　三夜湖の特異点が崩壊しました（残る特異点は４つ）
　ののこの存在が叢雲教団の目的・手段から「なかったことに」なりました
　菜々緒の人格寿命の存在が明るみに出ました
　菜々緒の精神深度は－１に変動しました
　後日、猫島軒にテレビの取材が殺到しました
　ネコジマ・ランウェイが開催中止になりました
　泉月花がにくきゅうマカロンを年単位で予約生産発注をしました
　叢雲教団の狙いを的中させた報酬として、特別に次回のシナリオの難易度が一段階下がります


【総評】
＜アクションについて＞
　さすがに慣れてきているのか、最高難易度にもかかわらず上手く動けていると感じました。
　他のPCの失敗アクションを上手く帳消しにできる行動内容ばかりで、
　MS側としては「してやられた」という気持ちです。
　本来ならばＳ評価を贈りたいところでしたが、細かいところで明らかな失策が見られたため、
　今回は限りなくＳ評価に近い、Ａ＋評価とさせていただきます。
　単独行動アクションでも『周囲に同じ目的のPCがいる場合』は単独行動とはみなしません（重要）
　しかし、今後はGA表記を強く乾物は勧めます。


＜『色欲』について＞
　本人同士、あるいはののこ本人へのなりすましの警戒は充分でした。
　ですが他の第三者へのなりすましには全くの無警戒でした。
　その結果、『色欲女医』の思惑があっさり通る結果に。
　アクション受け取った乾物も困惑するほどすんなり通って驚いております。
　その結果、『色欲女医』が暴走してあのザマである！！
　ちなみに『色欲女医』のろっこんはご想像通り変身能力でした。
　詳細は次のシナリオのガイドで掲載します。
　しかし日登美は色々とアウトでイラスト化できなさそうだなぁ……。
　見るからに狂人だよ、あの格好。
　

＜双子メイドについて＞
　乾物高難易シナリオ恒例のデストラップ要素のはずが、しっかり対策されてて双子涙目だコレ……。
　おかげで黙示録に関する情報がたくさん引き出せました（PLレベルの情報も混じってますが）。
　今回のPC側の対処でかませ犬ポジションが確立してしまいそうな双子メイドなのでした。
　あと登場時の口上を考えるのはとても楽しかったです。
　なんたってメイドだからね、仕方がないよね。
　ちなみに姉の笑來月（にこる）は白ニーハイソックス派で、妹の志桜月（しおん）は黒ストッキング派です。
　普段はスカートで見えないけど双子メイドの見分けは脚で区別が付きます（PL情報）。
　更に姉は足技主体で妹は拳主体の格闘タイプ。
　……誰だ、サ○ムラーとエビワ○ーって言った奴は？
　それにしてもなんでこんなキラキラネームにしたんでしょうか、乾物は。
　七罪持ちのNPCは『姓（２文字）＋名前（３文字）』縛りなので、苦し紛れ感がハンパないの。
　名前をイジられたら間違いなく蹴られるもしくは殴られるでしょう。
　時折、乾物自身も変換できずにコピペしてたりします、ええ……。
　シナリオ内容に関係なく、イラスト化できたらいいなー。
　だってメイドだからね、期待するよね。


＜『大罪の器』について＞
※以下PL情報です※
　大罪持ち（以下、大罪人）が発信機と例えると、器は受信機にあたります。
　黙示録の神魂エネルギーの影響下に左右されずに行動でき、その暗示の恩恵を受けることができる人物です。
　大罪人は器が増えると自己の負担が増大します（器にエネルギーを持っていかれるため）。
　ですので、大罪人は器の存在そのものを排除しようと行動します。
（志桜月が「今ここで消すべき」と言ったのはそういうこと）
　逆に器が大罪人を排除することで、黙示録との契約を相手から自分へ更新できます。
　つまりPCが大罪人になることも可能です。
（ただ黙示録を全部集めるだけでは駄目という点がポイント）
　注意すべき点は、器は己の暗示される大罪と同じ大罪人を打倒せねばならない点です。
　しかし、大罪人側は器なら無差別に破壊できる点が大きな違いと言えます。
（敢えて自分以外の大罪の器を放置して弱体化を狙う者もいるようですが……？）
　器に該当するPCはこちらからお知らせします。
　該当者は今後、大罪人NPCと衝突する場面が増えることをご了承ください。
（ただし、自称している方は無効です。これも一部のPCさんには個別でお知らせしています）
　泉月花と殴り合いをしたい人は、是非、次回のシナリオで暴食称号を狙ってみてくださいませ。
　色欲を叩き潰したい奇特な人は、うん、頑張ればいいんじゃないかな……？
　なお、とあるPCさんの手にあった宝石は器の証です。
　あのあと、体内へ溶け込んでしまったので現物として残りません。
　ご了承ください。
※以上PL情報でした※


＜菜々緒について＞
　菜々緒の目的も明らかになりました。
　副題の『ゴッド・セイブ・ザ・クイーン』と関連する内容です。
　今後、彼女は生きるためにPCたちと対立するかもしれません。
　リアクションの冒頭では“フツウを守る側”でしたが、地震が起きてから彼女は腹を括りました。
　むしろフツウを守ることを諦めてしまっている、といっていいでしょう。
　あの地震（＝特異点の崩壊）には、そういった重要な意味があるのです。
※以下PL情報です※
　今回は不発に終わりましたが、今後は積極的に黙示録の破壊を目指すでしょう。
　黙示録が１つでも欠けると現段階では無条件でPC側の敗北となるため、味方といえど菜々緒の動きは要警戒です。
　次回からは菜々緒を極力主たる行動から排除するか、次回以降は菜々緒も敵とみなすか。
　それとも、全く別の他の行動をとるのか。
　その判断は皆様にお任せします。
　ああ、菜々緒の精神深度もお忘れなく。
　第２部終盤（最終話前編を予定）以降のシナリオのルートが彼女の精神深度によって変更します。
　グッド、ノーマル、マッドの３種を用意しています。題名も違います。
・グッド　（深度－３～－５）→『芽森菜々緒の懺悔』（難易度：楽　勝）
・ノーマル（深度－２～＋２）→『芽森菜々緒の決断』（難易度：普　通）
・マッド　（深度＋３～＋５）→『芽森菜々緒の発狂』（難易度：地　獄）
　お楽しみに！
（ルート変更条件を明確にしているだけであって、決して故意にシナリオ内容を捻じ曲げていません）
※以上PL情報でした※


＜特異点について＞
　叢雲教団が把握する、寝子島周辺に存在する神魂エネルギーの集約点を指します。
　全部で７つあり、現在３つが崩壊済み。
（星ヶ丘教会、寝子電スタジアム、三夜湖の３つ。）
　全てを崩すことで教団の目的は達成寸前に近付きます。
　ただ、リアクション内にも言及されたアレがPC側に渡れば、
　むしろ計画を一気に砕くことも可能、かも？
　特異点がすべて崩壊すると何が起きるのかを知っている人物は菜々緒以外に６名。
　このリアクションでは、２名ほどほのめかしていますが、明言はしません！（ネタバレ防止）


＜情報伝達系統＞
　無駄はなかった、と思います。
　しかし同じ室内にいるのなら、相手からの接触も考慮すべきでした。
　それ以外、ミスと言えるような要素はありませんでした。


＜推理＞
　……ちょっと待ってください。
　今回、確かに『復讐』よりも多くの情報を解禁しようとしていました。
　ですがストライクゾーンにストレートで剛速球アクションを投げ込まれたら打ち返せませんよ！？
　ええ、100％の正答が出ました……。
　まさかあのシナリオの伏線に気が付くとは……！！
　いやはや、白旗を振るしかございません。おみそれしました……！
　ただ、時間軸通りに描写を進めると答えが先に出てしまうので、面白味がありません。
　ですので今回はあのような時間軸が前後する表記となっております。
　ご理解いただきたく存じます。
　泉月花個人への考察もなかなかだったと思います。
　あの揺さぶりがあったからこそ、夕食会のあの話へ発展したわけです。
　やはり精神攻撃は基本ですよね。


＜負傷について＞
　重傷者はいませんでしたが、負傷者は出ました。
（敬称略）
　七緒 璃音（顔面殴打による出血および腹部殴打による打ち身、鎖骨骨折）
　※ヒーラーろっこんにより治療済み


＜余談＞
　大罪人（七罪の娘たち）の呼称一覧。
　今後の字数削減にご活用くださいませ。
【暴食】→暴食令嬢（ぼうしょくれいじょう）
【嫉妬】→嫉妬夜叉（しっとやしゃ）
【強欲】→強欲偶像（ごうよくぐうぞう）
【色欲】→色欲女医（しきよくじょい）
【憤怒】→憤怒女給（ふんぬじょきゅう）
【傲慢】→傲慢女中（ごうまんじょちゅう）
【怠惰】→怠惰廃人（たいだはいじん）


＜最後に＞
　最初に言っておきます。
　すこしシナリオ内容を勘違いされている方が居るようです。
　七罪シナリオは『こちらが用意した正答に対して、どれだけ皆さんがアクションを寄せていけるか』で描写を入れています。
　要はテストの採点と同じ感覚です。マルかバツか、白か黒か、それ以外ありません。
　オシシイ描写があった方は、どこかしらマルを多くもらえた証拠です。
　活躍できていなかった、という方は正答に対して遠い位置にアクションがあったとお考え下さい。
　もちろん、乾物は行殺リアクションは考えていません。
　最低限の描写は心がけているつもりです。
　ですが、あまりにも正答からかけ離れていたり、シナリオの趣旨から外れたアクションの場合は描写量がガクッと落ちる場合があります。
（これは七罪シリーズ特有のものなので、通常のシナリオには反映されません）
　なぜなら、このシナリオシリーズで帳尻合わせ的な描写をする事は、真剣に推理をしてきたPC・PLの方々にとても失礼だからです。
　遅延しておいて何言ってるんだテメェ、という声を覚悟して申し上げます。

「出番が欲しければ、もっと正確に読み解いてください」
「大活躍したければ、もっと心情を曝け出してください」
「フツウを死守したければ、もっと腹を括ってください」

　七罪シリーズに馴れ合いは不要。
　皆さんなら、もっとできるはずです。
　次は【第１話（暴食編）後半】です。
　……期待しています。

　100％解答が出たため、今回で叢雲教団の計画内容は露呈しました。
　しかし、細かい伏線は未だ回収できていません。
　叢雲教団側も一枚岩ではなく、それぞれの思惑が交錯しているようです。
「アクション内に投入したけど描写がないよ？」という伏線は、次回はもう一歩踏み込むことをオススメします。
　つまり『フラグが足りない』って奴です。
　……だいぶ、このリアクションでヒントをばら撒いていますので、次回で伏線は全回収されるでしょうけど。

　あ、中野先生は生徒のイタズラだと思ってますのでフツウに影響はありません。
　ののこも（あまりの勉強嫌いから）記憶が曖昧なため、問題ありません。

　さて、一部の参加者の方には称号を授与させていただきます。
　また、今回もＭＶＰ授与者がいます。
　ＭＶＰの方にはもれなく称号を授与しております。
　どうぞご確認くださいませ。

　感想などはコメントページ及びダイアリーまでお待ちしております。
　皆さんの激励叱咤が乾物のパワーとなります。

　それでは、またお会いしましょう。
　乾物こと、焼きスルメでした。


【追記】
　　※一部の個別あとがきに誤りがありましたので、訂正いたしました。申し訳ありませんでした。