this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】薄闇よりの挑戦状
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
突然そんな事を言われ、思わず変な声が出る彰尋。周囲が困惑する中、アカリは言い放つ。
「そのままテーブル下、行ってこーい☆」
「うちが見てくるぞ! こういうのは慣れっこだぞ!」
ばっ、と手を上げたのはあんずだった。彼女は、この会話を気にせず1人ラフィと一緒に捜索し続けていたようだ。
そのラフィが勝手にテーブルへと潜っていく。それを見たあんずと彰尋はラフィを追ってテーブルの下へと潜った。細かな穴から悠月が浮かばせる火の玉や修が持つ懐中電灯の光が入り込み、不思議な模様を浮かばせる。その空間の中にオーブは鎮座していた。
「見つけたぞ! えーっと、これを壊すんだっけ?」
「慎重に持っていこう。ここでは危ないから、出てから壊そうか」
あんずは彰尋にうなづき、オーブを抱えたままテーブルの下から出ようとした。だが、垂れ下がったクロスを踏んで躓き、倒れてしまう。手から離れたオーブは思いっきり棚の角にふつかって大破し、消えていった。
「あー! 壊れた!?」
「壊して大丈夫だよ。エリオナイトは隠されたこれを壊せ、と言っていたからね」
不安げなあんずに修がやんわりといい、少女は「やったー! もっとみつけるぞー!」とやる気を漲らせる。負けてられないな、と修たちは苦笑したり、微笑ましそうにあんずを見つめた。
そうしている間にもステラを背負った
桜庭 円
と
椿 美咲紀
も加わり、2階は賑やかになった。円に背負われたステラは、少しだけ熱が下がったような気がするが、まだ具合が悪そうだった。心配になった彰尋はそっとステラの頭を撫でながらそっと問いかける。
「大丈夫か?」
「うん、オーブを壊してもらったら、ちょっと気分がよくなったの。ありがとう、なの」
ステラはやんわりと笑うものの、その姿にちくり、と胸が痛む。彼はステラを見ながら、内心でため息をついた。
(星の光が今の状況に……影や闇に負けているのかもしれない)
ならば、早く例のオーブを見つけ出して破壊しなければ、と改めて思う彰尋なのであった。
一方、修と夏朝は美咲紀から1階での様子を聞き、僅かに瞳を細める。
「1階にもへびつかい座の印が入ったものは無かったんだね。今のところ、2階にもそういうのは無かったよ」
「そうなのですか?!」
夏朝の報告に、美咲紀は息を飲む。修はその情報から少し推測する。
「だとするなら、エリオナイトはアステリズムではないのかもしれないな。ここが新しい階層だとするのならば、別の星座のアステリズムという事も考えられるが」
「でも、別の星座を騙る必要があるのかしら? ましてや、無いかもしれない『へびつかい座』を名乗る理由なんて……」
美咲紀が困惑したようにそういうと、修は「そうだよなぁ」と頭を押さえる。
答えを導きだすには、まだ何かが足りない。と考えたその時……!
――ずしんっ! がたがたがたがたっ……!
「きゃあああっ!」
「みんな、テーブルの下に!」
急に大きな揺れが起こり、丸テーブルの下に避難する。下からも悲鳴が聞こえ、嫌な音が響いた。しばらくして揺れが収まると、亮は急いで階段を下りた。1階を調査していた面々はかまどの傍にあった台の下などに避難していた。
「大丈夫か!」
「こっちはみんな大丈夫だよ」
亮の問いかけにねむるが苦笑して答える。だが、刀が苦い顔になっていた。彼の目の先には潰れた作業台がある。2階部分の一部が落ちてきたらしい。よく見ると、二階部分が見える場所が出来ていた。
「……これは危ないな」
「他にも穴が開いた場所があるかもしれない。調べよう」
遥斗が眉をひそめ、刀は頷いて皆に伝える。
亮はもう暫く2階を調べようと思う、と伝えて2階に戻ろうとした。礼二郎はそんな彼を呼びとめる。
「もし、力仕事が必要なときは呼んでくれ。俺は今、闘士の光を備えているから」
「わかった。伝えておく」
亮は頷き、2階へと戻った。
亮によって1階の状態が伝えられると、一同は真剣な顔になる。ただ、幸い怪我人が出ず安堵していた。
「しかし、さっきの揺れで2階の一部が落ちた、か……」
アカリが呟きながらその方向を見る。だが、
北側は、棚が倒れたりはしたものの、床は崩れていないように見えた。
(もしかして、隠し部屋の床の一部が……ってことか?)
アカリは桃色の目を細め、僅かに息を飲む。
「もしかしたら、何かあっちにあるかもしれないな」
同じ事を考えたのだろう、悠月もまた北側の壁を見、アカリは僅かに瞳を細めて頷いた。
「よーしっ、どんどん探すぞーっ!」
あんずは負けじと声と拳を挙げ、元気に進みだす。それにつられて元気が出た高校生達もまた、調査を再開した。だが、ステラを背負っていた円と彼女を気にかけていた彰尋だけは、彼女の変化に気づいていた。
「……大丈夫?」
円は心配になり声をかける。建物が揺れたとき、ステラはぎゅっ、と円に抱きついたのである。揺れている間だけ体温が高くなり、ステラは僅かに苦痛の声を上げていた。
「もう、大丈夫なの。ちょっと体が重くなっただけなの」
「顔色が悪い。やっぱり、黒影の所為なのか……?」
不安になりながらも、彰尋が魔導書を開いて癒しの光を展開する。ステラはそのお陰か、幾分か呼吸が楽になったように見えた。
「さっきの揺れが気になるね。時間が無いのかな?」
円の呟きに、ステラも彰尋も表情を曇らせた。だが、それならばなおさら動かなければならない、と3人は頷きあった。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】薄闇よりの挑戦状
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月10日
参加申し込みの期限
2017年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!