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サマー! 部活動のお時間です! ~運動部編~
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射撃部2 <枕撃ち>
といった少々ガチな感じで始まった射撃部合宿だが、サバイバルゲームはあくまで余興。本当の目的は、近く開催される大会に向けての射撃練習だ。昼休憩を挟んだ面々は、ビームライフル銃を使って標的に向かっての射撃を開始する。
「全然当たらないのだどうしてなのだ〜」
後木 真央
がライフル銃を放り投げようとするのを、ウォルター先生の反射神経が止める。
「ウォルターちゃんセンセー、当てるコツが知りたいのだ! もしやチョーク投げの練習からなのだ!?」
「あれは射撃を極めた者だけが使える神業だ、まずはこっちを使いこなせないとねぇ」
そんな冗談を言い合いながら、ウォルター先生直々の指導が始まる。
「加代ちゃん、構える姿勢これで合ってる?」
椿 美咲紀
は
鈴野 加代
に頼りきりだ。
「もう少し重心は下の方がいいですね。上半身だけで構えている印象です」
「んー重心を下に……こうかな?」
「そうですね、もっと足の幅を……」
「ふむふむそっかなるほど! ごめんね、加代ちゃんも練習したいのにね」
「いえ、大丈夫ですよ。教えることで気づくこともたくさんありますし」
にっこり笑う加代を見て、美咲紀も嬉しくなる。
「いつも的確なアドバイスありがとなのです!」
維都月 茉菜
と
立井 駒鳥
、そして
八神 修
は、周りの騒ぎを意に介さず、的だけを見据えて撃ち込んでいる。
(ふぅ……だいぶ集中力が切れてきた)
茉菜はまだ集中力が長く持たない。一度射撃台を離れて休憩を入れる。
(どうやったら立井さんや八神くんみたいに持続させられるのかな)
2人の背中を見ながら思っていると、腕がじんわりとしびれているのに気づいた。重量のある銃を持っていたせいだ。
(今までは腕がこうなる前に集中力切れてた……今日は結構頑張れたんだな)
上達を実感するのだった。
逆に駒鳥にとっての課題は集中しすぎることだった。
(サバゲーは反省じゃのう。一方向に集中しすぎて、視野が狭くなっておった)
そこを修に付け込まれた。
(的相手なら良いのだけれども)
そう言って次々と高ポイントをたたき出していく。
(隣の男のように、全体を俯瞰できる力があったらのう)
その隣の男は隣の男で、駒鳥のことをうらやんでいる。
(だいぶ腕が重くなってきた)
修にとって最大の課題は体力だ。
(ウォルター先生の指摘は正確だった。俺は接近戦や体力勝負に持ち込みたくないから、遠くから射止めることに熱中しすぎていた)
最近は体力強化を堅実にこなしてきたが、まだまだ体力には自信を持てていない。
(立井ほどの筋力や体力が欲しいとは言わないが、もう少しフィジカル面に自信をつけたい)
射撃の腕は駒鳥のほうが安定している。身体能力のおかげで姿勢が崩れず、軸がぶれないためだ。自然体かつ隆々とした体つきは、一朝一夕で得られるものではない。
(地道に鍛えていくしかないな)
射撃練習の後は、仕上げの基礎トレーニング。
(走りはさすがに後木なんだなぁ)
山道を駆けるランニングでウォルター先生は思う。後続を大きく離して斜面を嬉々として上がっていくのは真央だった。
(駒鳥も体力はあるが、山登りとなると体の軽い後木に分があるな……そして他の連中は……)
基本的にパワー不足。すでに断念して座り込んでいるものもいる。
(ま、大会に体力はそんなに要らんし、これでいいだろ)
ウォルター先生は悲観しない。
さらに茉菜と美咲紀は、駒鳥に助言をもらいながらソフトダンベルで腕や肩の筋肉を鍛える。加代と修はさらに射撃の練習に専念。それぞれが自分に見合ったメニューを組み、こなしていく。
夕陽が見えなくなるころ、サバイバルゲーム施設からバスで一時間ほどの宿泊施設に到着する。
「荷物は俺に任せるのじゃ」
筋トレで腕が上がらない茉菜や美咲紀の荷物を軽々持ち上げる駒鳥。
「ありがとう、助かるよ〜……あいたたた」
「立井さんこそ大丈夫なの、自分の荷物に加えて2人分も」
美咲紀の心配をよそに飄々と施設へ向かっていく。
「バランスが取れるからちょうどいいのじゃ」
「温泉で疲れを取ったらウォルター先生の歓迎会だ、忘れるなよ」
顧問には聞こえないよう、小声で修。
「はい」
「本日最後のビッグイベントだからな」
「もう1つありますけど」
ボソッと付け加える加代。
「ん、なんだ?」
「いえ、なんでもありません」
というわけで、温泉にゆったり浸かった後、ウォルター先生が顧問になったことを記念した歓迎会が夕食とともに開かれた。
「先生のおかげで大会にも参加できるようになりましたよ。本当にありがとうございます」
「こちらこそ、歓迎会を開いてくれてありがとうな」
修から始まり、上機嫌なウォルター先生に続々と部員たちが挨拶していく。
「おめでとうございま……あ、違った! ありがとうございます!」
茉菜は大げさに笑ってミスをごまかす。
「これからよろしくな維都月。君はまだまだ技術が未熟な分、伸びしろは誰よりもある。これからテキトーな感じで頑張っていこうな〜」
「はい!」
「先生、これは記念のプレゼントじゃ」
駒鳥は趣味で作っている竹細工の箸を贈呈。
「あ、ありがとな立井。技術面と身体面のサポート、頼むぞ」
「部長ばかりに負担を負わせないよう、できるだけ支援していきたいのぅ」
「先生」
「お次は鈴野かぁ」
「改めて、顧問になってくれてありがとうございます」
深々と頭を下げる加代。
「鈴野は教えるのが上手いんだなぁ。皆頼りにしていたぞ。先生顔負けだ」
「そんなことありません。客観的なデータから見て、全ての面で先生のほうが上です」
「ま、そうだけどな」
ケラケラと笑うウォルター先生。加代の表情は至極真面目だ。
「ところで先生、競技用空気銃所持の手続きについて相談したいのですが」
実用的なところへ話題を持っていく。
「ふむ、そうだな。幅広いジャンルを部活で扱えるのはいいことだな。顧問が付いたことでできることも広がっていくし、色々調べておくよ」
「はい、お願いします」
ウォルター先生の歓迎会は大盛り上がりで終わり、明日の射撃練習もあるからと早めの解散。男子部屋と女子部屋にそれぞれ帰っていく射撃部一行。ウォルター先生は別館の個室へ。
そして夜。
女子部屋ではあるプロジェクトが進行しようとしていた。
「女子から男子部屋に突撃し枕投げをすべきです」
提案者は加代。
「夜戦は古来よりの常套戦術です。今日の実戦訓練では八神さんに狙撃された方も多いはず。このまま何も起こらず夜を過ごすつもりですか」
この一言に、射撃部女子の気持ちが一つになった。
「男子部屋襲撃なのだ!」
「いいね! 射撃部恒例の枕射撃! 初合宿だから恒例じゃないけど!」
真央と茉菜が布団の上で奮い立つ。
「そうね! これからうちの恒例行事にしましょう!
ファイエルなのです!
」
美咲紀のかけ声で全員が女子部屋を出た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月17日
参加申し込みの期限
2014年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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