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風紀桃色プールサイド
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変態達がプールにいる女子たちに近づいていく中、男子更衣室の中で様子を伺っていた男がいた。
「よし、隊長たちも動き出したか……」
変態の装束に身を包んだ亨こと「ホビット」は、更衣室から出ると裁縫針を取り出し、手を上げて指を鳴らした。瞬間、亨の体がみるみるうちに小さくなり、1.8センチほどの大きさになった。
これこそ亨がホビットという二つ名を持つ所以であるろっこん、「縮身」だった。
狙うは女子更衣室……ではなく、その前に立ちふさがる「鬼矢萩」である。女子更衣室は変態のエデン。変態達がエデンへとたどり着くためには、この番人を倒さなければならない。
「まずは足に一突き……ぐわっ!?」
ホビットは突進しようとしたところに降ってきた竹刀で、思わずひっくり返ってしまった。
「誰ですか? あなたは」
いち早くホビットの姿を見つけ、竹刀を突きつける咲。
「桃色破廉恥小隊が一人、ホビットだ! いざ尋常に勝負!」
ホビットが少し気圧されつつも名乗りを上げると、鬼は一寸法師を見てふっと笑った。
「いいでしょう。かかってきなさい」
「ならば行くぞっ!」
ホビットが槍(裁縫針)を構え、一直線に走りだした。といっても身長1.8センチの体では蟻が本気を出した程度のスピードしか無く、咲は簡単に動きを読んで竹刀を振り下ろした。
バシンッ! という音がプールサイドに響き渡る。が、ホビットは潰されてはいなかった。
「竹刀を使うことは読んでいたぞ!」
ホビットは竹刀が振り下ろされる瞬間に減速し、竹刀を避けていた。といっても、咲の正確な腕あってこその手段だったが。ホビットは目の前に来た竹刀を駆け上がり、掴もうとする手を飛び越えざまに一突きした。
「っ! このッ!」
咲は白手袋をつけていたので蚊に刺されたくらいにしか感じなかったが、一撃食らわされたというショックは確かにあった。
「矮躯と侮ってもらっては困る!」
ホビットは肘から脇の下に移り、そこでさらに一撃。咲はなおも捕まえようと手を伸ばしたが、ホビットは素早く太ももにしがみつき、するすると体温を味わいながら滑り降りると今度は足の甲に一撃を加えた。
「ひっ! ち、ちょこまかと!」
「どうだ! これがホビットの……実……りょ……」
かっこよく決めようとしたホビットだが、その瞬間に「敗北」の二文字が頭のなかで警鐘を鳴らした。
見ると、咲が少し顔を赤くしながら、両手で竹刀を振りかぶっていた。
当たる。どこへ逃げようとしても。
直感でそれを悟った。
「ホビット、ナイスファイトだ!」
ホビットは潰されなかった。咲の腕が振り下ろされる瞬間、下心が後ろから咲の胸をがっちりゲットしたのだ。
「いやぁ、いい体してますね矢萩さん! ひと揉みいかがですか?」
「~~~~~~っっ!?」
声にならない叫びを上げ、へたりとその場に座り込む咲。
「おや? もう降参ですか?」
「ら、らめ……らめて……」
ろれつが回らない咲は下心に腕を掴まれてもふにゃふにゃして、それまでの気迫が嘘のように弱々しい女の子になってしまった。
「隊長、どうします?」
「ふーむ、破廉恥な行為は女の子が抵抗してこそだと思ってたけど、無防備な体をいじくりまわすのも……いい! 実にいい!」
「ふええ……」
「でも俺にはまだ他の女の子が待っている! だから、お尻だけ触らせてもらって俺は行くとするよ!」
下心が咲の力の抜けた尻をひと撫ですると、咲は「ふにゃあッ!?」という甘い声を出した。
隊員たちがプールに飛び込んで女子にセクハラ行為をしている中、同じくPECの制服を着た竜司は動けずにいた。
「ま……まさか……そんな」
視線の先には監督者席にちょこんと座るまゆの姿があった。
「お……俺はまゆ先生がいる中でなんてことをしようと……」
確かに更衣室にいる時は身体の中に性欲が渦巻いていたし、今でもその欲求はおさまることなく燃え盛っている。しかし、竜司はその手を自分の胸に当て、覚悟の目で再び更衣室に戻った。
十秒ほども経っただろうか、竜司はピンク色も般若面も捨て、いつもの制服姿になって更衣室から出てきた。
「すまねぇ、隊長、同士たちよ……俺は変態ではあるが、まゆ先生の前で不埒なことはできねえ」
竜司はかっこよく言うと、「さて」とまゆの方を振り返った。
「まーゆせんせーい!」
竜司はまゆの所に走って行って、飛び込み前転からの跪きを決めた。
「わっ! 竜司くん!? そんなことしたら危ないじゃない!」
「すみませーん! ところで何か手伝う事とかありませんかぁーっ?」
「手伝うことねぇ……」
まゆは何も思いつかないのか目を瞑って考えているところに、ふわっとしたスカートのついた水着を着た
北原 みゆき
が控えめな姿勢でやってきた。
「あ、あの、まゆ先生」
「ん? みゆきちゃん、どうしたの?」
「私、カナヅチで……泳げるようになりたいんですぅ。それで、今日はまゆ先生いるって聞いたから……」
「あら、そうなの? それじゃあ……」
と言って、まゆはちらりと竜司を見て、竜司の顔がとろけるのを確認した。
「それじゃあ一緒に練習しましょうか。竜司くんはそこに座ってプールの監視しててくれる?」
「ちょっ、まゆ先生、俺も泳ぎならそれなりに……」
「竜司くんはだめよ」
「どうしてっすか!?」
「こんな小さくて可愛い子、竜司くんには任せられないわ」
「どいひーっ!? そんなぁ……俺はまゆ先生一筋だってのに! 結婚して下さい!」
「お断りします。それじゃあ、よろしくねー」
まゆがみゆきと一緒にプールに入ると、竜司はどっかりと監督者席に座り込んだ。
「せっかくまゆ先生と一緒に教えられると思ったのに……まあいいさ、まゆ先生をじっくり眺めるチャンスだしな!」
竜司は少し前かがみになりながら、みゆきに手取り足取り泳ぎを教えているまゆを見つめた。
「先生、どうやったら水に浮かぶんですか?」
「きっと力が入りすぎてるのよ。お腹を支えてあげるから、力を抜いてリラックスして……」
「いやー、さすがはまゆ先生だぜ……ん? 何かを忘れているような……?」
竜司が首をかしげると、遠くで悲鳴が聞こえてきた。見ると、更衣室前でへたりこんでいる女子と、ピンク色の男の姿がある。
「うおっ!(そうだった! PECの同士のサポートをしねぇと……! しかしこの席に座っていては何もできねぇ!)」
竜司が歯痒い思いをしながら悩んでいると、まゆとみゆきの近くにもピンク色の魚影が近づいてきた。
「ひぃっ! せ、先生、支えるといっても、何もそんなに足を撫で回さなくても……んっ!」
「え、えっ!? あたし、足は触ってないわよ……きゃあっ!?」
まゆも水中を見て初めてピンクの軍団に気がついたようだった。さらに2~3人の般若面が徐々に距離をつめてくる。
「ちょ、ちょっと、どこを触ってるんですかぁ! ひぃっ!?」
みゆきは必死に抵抗しようとしたが、水への恐怖心もあってなかなか身動きがとれない。ピンク色がみゆきの水着に手を伸ばしたとき、まゆが「やめて!」と制した。
「あなたたち、何をやってるの!? みゆきちゃんに手を出すならあた……きゃっ!」
まゆが新手のピンクに肩を触られ、小さな悲鳴を上げたとたん、何者かの跳び蹴りが般若の側頭部を強打した。
「まゆせんせぇに、なにしてんだごらぁぁぁあ!!!!」
「お、おまえ、こっち側の人間じゃ……」
「うるせぇ!」
仲間を吹っ飛ばされて動揺するPECの隊員に、竜司が一喝した。
「他の女子になにしようがかまわねぇ、が、俺のまゆ先生に触れようとする奴はぶっ飛ばす!」
「竜司くん……」
「かっこいいこと言うのは構わないけど、こっちもたすけてよぉ!」
未だに隊員に引っ付かれているみゆきが訴えると、竜司はみゆきの胸をちらりと見た。
「……よし、任せろ!」
「ど……どこを見て……ああもう!」
何故か手の指と指の間ばかり執拗に触ってくる破廉恥隊員。徐々に変な気分になってきたみゆきは顔は赤く、しかし冷めた目でピンクのお腹に重い肘打ちを沈めた。
「ごほぉ……っ!?」
たまらず水の中に沈んでいく隊員。
「み……みゆきちゃん?」
みゆきの様子がおかしいのを感じ取ったまゆがおそるおそる話しかけると、みゆきはどこか艶っぽい顔で答えた。
「……護身術、です!」
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担当ゲームマスター
むょりん
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月09日
参加申し込みの期限
2014年03月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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