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あの日のあとで2
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水上 桜
が寝子高へ入学して、半月ほどが過ぎた。
毎日の授業、新歓イベント、部活の勧誘、水泳部と家庭科同好会への入部……。
怒涛の日々を過ごすうちに、桜花寮での寮暮らしにも慣れてきていた。
そんな、ある日の放課後。その日は部活がなかった為、
(まっすぐ寮に帰るには、ちょっと中途半端な時間よね……)
と、桜は制服姿のまま、何とはなしに街をぶらぶらとすることにしたのだった。
そんな桜の眼差しが、ふと、ある建物を捉える。
カフェだ。それも、ただのカフェではなく、猫カフェ。
中学3年生の二学期に、クラスメイトと一緒に訪れた思い出の場所である。
その頃の桜は、一緒になって襲い来る、試験勉強とフツウを守る戦いに疲れ果てていた。
そういう精神的にナーバスな時期に、クラスメイトに声を掛けられて――。
(……懐かしいな)
何とも言えない気持ちが込み上げて、胸を満たす。
店の外観こそ幾らも変わらないが、以前と違って、今日、桜はひとりだ。
(今は寝子高の制服を着て、鞄を肩にかけて……中身は、そんなに変わってないけど)
気付けば桜は、惹かれるようにして店のドアに手を掛けていた。
「いらっしゃいませ」
店内へと足を踏み入れれば、中学生の頃訪れた時と変わらない光景がそこにあって、
「あ、こんにちは……って、わ」
挨拶にきちんと応じる間もなく、足元へと、待ってましたとばかりに何匹もの猫が擦り寄ってくる。
ちんまりと並ぶその愛らしい頭を撫でてやり、特に懐っこい子をそっと抱き上げる桜。
心を解すような温もりが、そこにあった。
と、その時だ。
にゃーお、と、甘えるような鳴き声が耳に届いた。
視線を落とせば、1匹の茶トラ猫がこちらへと走ってくるところで。
忘れもしない、それはあの日共に時間を過ごした、あの茶トラ猫だった。
桜の前にちょこんと座って、茶トラは甘えるような声を出す。
小さく首を傾げて見上げられれば、思わず、笑みがくすりと唇を揺らした。
しゃがみ込んで、胸元に抱いていた猫を放してやる桜。
するりと寄ってきた茶トラを、そのまま胸に抱く。
その温度もまた、あの日と変わらないものだった。
「久しぶり。元気にしてた?」
腕の中の茶トラへと、桜は知らず笑い掛けていた。
にゃーおにゃーおと、茶トラが応じるように鳴く。
快活でやんちゃな印象の顔も、甘えん坊で人懐っこいところもあの日のままだ。
「わかったわかった。遊びたいのよね?」
先にも遊びに誘われた桜は、慣れたもの。
今日はこの子や他の猫達と存分に遊ぼうと、桜は口元に柔らかく弧を描いた。
茶トラを床に下ろしてやりながら、ふと、桜は首を傾げる。
「そういえば……この子の名前、なんだったかな……」
にゃーご、と、猫の言葉で茶トラが応じる。
或いは、早く遊ぼうと桜を急かしているのかもしれなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月07日
参加申し込みの期限
2017年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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