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★
花厳 望春
と
篠崎 響也
のBD
花厳 望春
の誕生日は12月22日。
篠崎 響也
の誕生日は12月25日。
これは、そんな2人の誕生日の間の、ある休日のお話。
楽しい休日の始まりは、ランチタイムの喫茶店。小春日和のこの日、窓からは暖かい日差しが差し込む。
目の前にはそれぞれが注文した料理が並べられたばかりだ。望春がパクリとピザトーストを頬張り、目を輝かせた。
「おお、ここのピザトースト結構美味しいかも!」
そんな望春の様子に微笑みながら、響也も頼んだナポリタンを口に運んだ。
「ん。これも美味い」
そして2人は食事を楽しみながら会話を弾ませる。音楽の事、学校の事、新作の音ゲーの事、ここの料理の事。
ごくごく当たり前の事でも2人で話すと何故かとても楽しいのだ。その様子に向かいのテーブルの女子大生達が「ねぇ、あの子達凄く楽しそう。……可愛くない?」と囁き合うくらい。けれどそんな視線にも気付かないくらい2人は頷き合ったり、吹き出したり。テーブルの上の美味しい食事はあっという間になくなってしまった。現役男子高校生の胃袋、恐るべし。
そしてまだまだ楽しい時間を過ごすため、2人は笑顔で喫茶店を出た。
食後は運動も兼ね、ゲームセンターへ。
音楽が大好きな2人。勿論お目当ては音楽ゲームだ。ゲーセンに入るとふふふと望春が不敵にその肩を揺らした。
(今までできなかった曲がクリアできるようになったんだ。つまり、今日の俺は負ける気がしない……!!)
「響也くん、俺と対戦しよう!」
ビシィッ! 望春はカッコイイ角度で響也を指名する。響也は少し吹きながら、その指名に応えた。
「勿論。負けないぜ」
その対戦は白熱した。確かに望春は今までと一味も二味も違う動きを見せ、響也を追い詰める。画面から目を離さず響也が言った。
「お、やるな?」
「ふふ、負けないよ?」
得意げに笑う望春。テンポの早い曲に集中しながらも、お互い軽口を叩き合う。
(……そういえば、望春と仲良くなったのは音ゲーがきっかけだったな)
そんな前の事でもないのに、何だか懐かしく響也は思い出す。曲も終盤。僅差で点数が上回る響也に望春が本気の顔で追い込みをかける。そうなんだ。こんな事でお互い本気になれるくらい、2人でいると楽しいんだ。
「うっそ! ま、負けた……」
「ちょっと今回は危なかったな」
勝負はついた。ガクッと望春がゲームの筐体に崩れ落ち…………たと思ったらまたガバリと起き上がった。
「も、もう1回! 新しい音ゲー入ったから、それで!」
「へぇ。いいけど、どんなの?」
「パネルに鍵盤が出てそれをタッチするんだけど」
「―――それめちゃくちゃ望春有利じゃん!」
あーだこーだ。わいわい小突き合いながら新しいゲームに移動する響也と望春。
勝っても負けても、楽しい2人なのだ。
(今度は、勝つ……!)
(ふぅ~、危なかった)
どちらがどちらの心の声なのか。本気で戦った2人は、ゲームセンターを出てあるアクセサリーショップを覗いていた。
ここのショップは多彩な品揃えで人気だ。可愛い物からクールな物まで、様々なアクセサリーが並び、男女問わずたくさんの人で賑わっていた。
(新しいヘアピン欲しいんだよな。あ、このキャンディのやつ可愛いかも)
ヘアピンが大好きな(そして似合ってしまう)望春は、色々物色していたが、キャンディのモチーフが付いたヘアピンを発見し、思案顔だ。その後ろでは響也が蝶や猫のピアスを見ながら考えていた。
(いつもと違うのもいいよな……)
クールな彼の耳元にはキラリとピアスが光る。受ける印象がかなり違う2人が、あまり男子高校生には興味がないと思われるアクセサリーというカテゴリでお互い楽しめてしまうのが、また面白い。
けれど今日の2人には、思う所があった。お互い気付かれないように、ちらりちらりと相手を見て。
「響也くん、何かいいもの見つかった?」
「ん……、まあな。望春は?」
「俺、もうちょっと奥を探してみるね」
2人は少しだけ離れて時を過ごす。そしてそれぞれがいつの間にか会計を済ませ、2人は一緒に店を出た。
冬の陽は、もう傾き始めていた。
楽しく遊んだ1日もそろそろ終わり。何となく、2人共ゆっくりと歩いてしまう。
あ、そうだと望春がカバンからごそごそと何かを取り出した。
「響也くんもうすぐ誕生日だよね?」
そう言って笑顔で差し出したのは、小さな包み。
「あれ? これさっきの店のじゃないか?」
そう言いながら響也が開けてみると、音符の形のピアスが出てきた。
「ヘヘ。響也くんに似合うんじゃないかと思って。ちょっと早いけど、お誕生日おめでとう」
響也は望春の笑顔に少し固まってしまう。と、ぽりぽりと照れ臭そうに頭を掻いて、小さく呟いた。
「……んだ、考えること一緒かよ」
「え?」
「いや。これ、サンキューな。すごく嬉しい。……で、俺も、ほら」
響也は同じ模様の包みを望春に渡した。驚く望春が開けてみると、中からは自分が先程店で手に取っていたキャンディのヘアピンが出てきた。
「これ……!」
「望春買いたそうにしてたから。……遅れたけど、誕生日おめでとう」
「え?! え?! え?!」
仕掛けたと思ったサプライズがまさか自分にも返ってきて、望春は焦りまくる。その様子にちょっと笑いながら、響也は言った。
「―――今日は、楽しかったな」
2人の誕生日の間の、ある休日の話はこれにておしまい。
続きは、彼らがたくさんの思い出を積み重ねた、また1年後。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月16日
参加申し込みの期限
2016年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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