- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
映画村ポルターガイスト 少し不思議なお片づけ
| 参加キャラクター一覧 | コメントページ | ダイアリー一覧 |  |
寝子島観光スポットの一つ「寝子島映画村」。その北西にある白い建物はスタジオとなっていて、SFやファンタジーといった様々なジャンルの映画が撮影されている。また一般観光客にも開放され、スタジオ内や撮影風景を見学できたりもする。
スタジオを夜間見張る守衛は、この道40年を越える大ベテラン、守屋甚八（もりやじんぱち）。65歳の小柄な老人で、最近背骨が曲がりだしたのが悩みだが、警備服を着るやいなやシャキッと背筋が伸びる、いわゆる職人気質である。
彼の任務は深夜の巡回だ。撮影が長引いているときならスタジオ近辺は明るく賑わっているが、反して何も無いときの暗さ静けさは心細い。どれだけ長く仕事に就いていても、このわびしい思いだけには嘘をつけない甚八だった。
しかし。最近になって不思議なことが起こるようになった。
「今夜はSF倉庫のほうが騒がしいです」
巡回中の甚八の独り言をかき消すようにして、スタジオSF倉庫方面で激しい物音が重なりあう。
ガラガラピーピー
ズゥーンズゥーン
コロコロコロ
デゲロッペデゲロッペ
霊障、と甚八は呼んでいる。いわゆるポルターガイスト。
誰もいないのに、倉庫内の物たちが勝手に動き出し、散らかしたい放題なのだ。
「また、夜明けとともにお片づけですか」
重厚な扉を開け、広いSF倉庫内を覗き込む。木材や鉄筋が飛び交っているのは当たり前、着ぐるみが動いたり、機器が勝手に作動して撮影が始まったりしている。
甚八はそっと扉を閉じ、ため息を一つ。霊障が収まる夜明けから、映画村の開門時間前までに、ひとりで倉庫内を片さなければいけないのだった。
グワシャーン！
ドドドドドド！
ジョボジョボジョボ！
「元気なのはいいことですが」
スタジオ内の巡回を終えて、まだかすかに聞き届いてくる霊障に向けてつぶやく。
「ちょっといくらなんでも騒ぎすぎです」
静かな闇にポツンと光る一筋の懐中電灯。誰もいない守衛室へと戻っていく甚八の背中は、哀しさを漂わせている。
スタジオを夜間見張る守衛は、この道40年を越える大ベテラン、守屋甚八（もりやじんぱち）。65歳の小柄な老人で、最近背骨が曲がりだしたのが悩みだが、警備服を着るやいなやシャキッと背筋が伸びる、いわゆる職人気質である。
彼の任務は深夜の巡回だ。撮影が長引いているときならスタジオ近辺は明るく賑わっているが、反して何も無いときの暗さ静けさは心細い。どれだけ長く仕事に就いていても、このわびしい思いだけには嘘をつけない甚八だった。
しかし。最近になって不思議なことが起こるようになった。
「今夜はSF倉庫のほうが騒がしいです」
巡回中の甚八の独り言をかき消すようにして、スタジオSF倉庫方面で激しい物音が重なりあう。
ガラガラピーピー
ズゥーンズゥーン
コロコロコロ
デゲロッペデゲロッペ
霊障、と甚八は呼んでいる。いわゆるポルターガイスト。
誰もいないのに、倉庫内の物たちが勝手に動き出し、散らかしたい放題なのだ。
「また、夜明けとともにお片づけですか」
重厚な扉を開け、広いSF倉庫内を覗き込む。木材や鉄筋が飛び交っているのは当たり前、着ぐるみが動いたり、機器が勝手に作動して撮影が始まったりしている。
甚八はそっと扉を閉じ、ため息を一つ。霊障が収まる夜明けから、映画村の開門時間前までに、ひとりで倉庫内を片さなければいけないのだった。
グワシャーン！
ドドドドドド！
ジョボジョボジョボ！
「元気なのはいいことですが」
スタジオ内の巡回を終えて、まだかすかに聞き届いてくる霊障に向けてつぶやく。
「ちょっといくらなんでも騒ぎすぎです」
静かな闇にポツンと光る一筋の懐中電灯。誰もいない守衛室へと戻っていく甚八の背中は、哀しさを漂わせている。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2013年01月30日
- 参加申し込みの期限
-
- 2013年02月06日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2013年02月06日 11時00分
小西秀昭です。まだまだ未熟者ですが、頑張らせていただきます。今回はコミカルホラーな展開から始まります！
＜前提としてPLの皆様に知っておいていただきたいこと＞
映画村（寝子島マップ 5−J）の北西部にある撮影スタジオで起きた怪現象。
「物が勝手に動き出すポルターガイストが発生している」
「片づけをひとりでやらされている守衛さんが苦労している」
そんな噂を耳にした皆さんは、映画村へとやって来ます。
ここで注目していただきたいのが、この怪現象の原因です。実は守衛を勤める守屋甚八（65歳、独身）にあるのです。
大方の予想通り、彼はもれいびです。ろっこんは以下になります。
守屋甚八のろっこん
[発動条件]「喜怒哀楽」いずれかの感情値が一定以上に達する
[能力]周囲の物が勝手に動き出す。どの種類の感情かによって現象は若干変化する
つまり、甚八さんが深夜の孤独な守衛で「寂しい（＝哀）」という感情を抱いてしまったために、この現象が起きてしまったのです！
このろっこんには甚八さん自身気づいていません。
さらに神魂のせいで効果が増幅されてしまったからさあ大変！ 老体の甚八さんだけでお片づけするのは厳しいので、皆さんでお手伝いしてあげましょう！ というのが今回のメインになります。
＜アクションについて＞
大きく二つに分けられます。
・スタジオ内にあるSF倉庫のお片づけ。怪現象に邪魔されながらもなんとか遂行せよ！ 片づけると見せかけてポルターガイスト現象を心行くまで楽しんじゃってもよし！
・寂しがりやの甚八さんと守衛室でほんわかしたり、一緒に巡回とかしてみよう。ただし、甚八さんに「楽しい（＝楽）」「嬉しい（＝喜）」といった感情を抱かせると、お片づけ組がとんでもない目に合うかもしれません！
他、無理でないものでしたらできる限り対応します！
映画村へとやって来る行程は「甚八さんに会いに来た」「夜になるまで隠れていた」「忍び込んだ」どんなものでも構いません！
＜スタジオSF倉庫＞
かなり広く、セットや小道具で溢れかえっています。確認できている怪現象は以下のようなものがあります。
・小道具や機材が飛んだり作動したり転がってきたりする。
・宇宙人（精巧な模型）が人を連れ去ろうとする。天井に吊るしてある宇宙船（模型。内部もリアルに再現）の中で人体実験をしようと企んでいる。身体・思考能力は人並み以下。
・ビームセイバーを持った謎の仮面男（重厚な着ぐるみ）が徘徊している。B級SF映画に登場したらしい。剣技は達者で、セイバーの素材が木なのでぶつけられたら痛い。襲われたら逃げるか戦うかしたほうがいい。
他にもいろんな現象が起こるかもしれません！
＜守衛室＞
8畳の和室。冷暖房完備。娯楽用品は一切ない。ポットと茶葉入れはあるのでお茶飲み放題。甚八さんの影響で多少のポルターガイスト現象は発生するかも……。
サンプルアクションはあっさりめにしていますが、こってり・ばりかた・野菜増し増し、なんでも承ります！ ラーメン食いたくなった！
字数ギリギリまでキャラクターの魅力をお伝えください！