ああ、サンマドロップだ。
これがな、名前に反して意外と美味い。
とか、そういうことはなくて凄く不味い(
一瞬何もかも忘れるぐらいに不味い(
兎に角不味い(
今の横流さんには丁度いいんじゃないか？
(笑いながらドロップを手渡す


いやいや、実はシスコンなんだろ？(
世の中には色んな性癖があるからなあ。
俺は否定しないぞ！
このスケベめ！

と、まあ、冗談はさておくとして…。
そうか、色々なあ…。
その色々の内容が分からんから
適当なことしか言えないが
素直に甘えるのが気恥ずかしいとか
そういうのもあったりするのかもな。
こっちから仲良くしたいって意思を示し続ければ
いつかはなんとかなるんじゃないか？
実際、俺はそれでなんとかなったし。
サンマドロップ、クロウディアさんもどうだ？
この不味さは一度体験しないと勿体無いぞ！

＞堀
俺は純粋に妹と仲良く寝ようと思っただけだわ！（潜り込んだんかい


まぁ、それだけじゃないんだけどな。
色々とあったんだよ、色々（遠い目

（和哉の言葉を聞いてゆっくりと目を閉じながら）
…この島で従妹に何が起こったか解らない。解らないがゆえに苦しい事もある
余もまだまだ修練が足りぬな。一目見れぬ姿になった時は年甲斐もなく泣いた事もある

…ただ、傍にいて、支えるだけ、か…
この島で、それらが出来ていた者がいたのだろうか…
本当に、ただ傍にいて、拒絶せずに従妹の言葉を聞いてくれたかどうか…
（ここで何かを言葉にしようとして口を開けるが、そのままゆっくりと口を閉ざして）

…この話は止めよう。余が考えすぎても仕方がない事である
もう過ぎた事であるぞ。今の従妹は元気である。何も問題は無い。そうであるならば、もうそれは過去の話である
過去を思い出すなとは言わない。ただ引きずってもならない
それらが過ちと思うならば、ただひたすらに心を落ち着かせて、直すべき所を直して、そして改善する
余はいつもそうしている。これからもそうするつもりであるぞ。「生を謳歌する」と言う信念がある限り
さて、そのドロップを頂くとしよう。…サンマドロップ、か…

俺に当たらない様な位置に投げてきてたから
怪我することはなかったが
それでも危険には変わりないよな。
最近はナイフじゃなくて
ドロップ缶が飛んでくる様になった。

そうだなあ…。
こう、支えてやらなきゃって感じに
気負いすぎるのも良くないと思うぞ？
そうすると自分も疲れるし
相手の方も気にするんじゃないかと思うんだ。
ただ傍にいて、拒絶してないってことを教えるだけでも
充分支えになるんじゃないか？
俺もそういう知識がある訳じゃないから
あってるかどうかは分からんが…。
その子自身にどうして欲しいか
聞いてみるのも一つの手なんじゃないだろうか。
考え込み過ぎてもいいことはないし
その子の事を一旦忘れる時間も必要なんじゃないかね。

というわけでこれを食おうか(
(サンマドロップと書かれたドロップ缶を取り出す

ナイフを投げられるとは…恐ろしいな
余の様にピコハンで殴られたり普通に殴られたりする方がまだ可愛いか…

（少し目を瞑って考えた後）
二度、であるな。二度目である
その二度がどんな物であったかも覚えている
一言で言えば、人形。感情と言う物が欠落した状態
この島から不穏な空気が流れたのも関係があるのかも知れないが
そんな状態で戻ってきた。従妹が中学の頃と三ヵ月前の事だ
…気に障っている、と言う訳では無い。この様な状態の従妹を、どう支えれば良いのか
余自身が解らないのだ…本当に…（少しだけ寂しそうな顔をしながらそっぽを向いて）

（…余が本当に昔、従妹の布団に潜り込もうとして蹴り飛ばされた事がある事は言わないでおこう…）

それは怒られても仕方が無い気がするぞ？
身内が心配なのはわかるが
あんまり傍に張り付かれても逆に落ち着かないだろ。
ピコハンで殴られるぐらいなら可愛いもんじゃないか。
俺の妹分なんか、俺がちょっとでも
あいつの気に障ること言うと
ナイフぶん投げてきやがって…。
って、その話はまあいいか。

トラブルを起こさない様
止めてやることも必要だろうが
横から手だししてばっかだと
その子の為にならない気がするぞ？
それよりも、トラブルの種が跳ね返って来て
その子が調子崩したときに
どう支えてやるかの方が大事なんじゃないかね。
って俺、偉そうなこと言ってるな…。
気に障ったら申し訳ない。


あいつも異様に懐いてたし
子供の扱いに手慣れてるんだろうと思ってたからさ。
だから意外だ。

嫌われ過ぎだろ…。
一体何をしたらそこまで嫌われるんだ…。

ああ、わかった。
逆に妹の布団に潜り込んだんだな(
それは嫌われても仕方が無い(

意外なのか

いやまぁ、それはもう凄く、とことん、これでもかと言うほど

目を合わせたら殴られるくらいには

ん？ふむ…余も従妹には好かれてはいないな
少し前だが、休みの時に従妹の入院先で寝ずの番をしようと思ったが…
思いっきりピコハンで叩かれたな。「TPOを弁えろ」と言われてしまった
本当に心配なのであるのだがな。従妹の行動力がトラブルにならないか余は心配している

常に傍にいてやりたいと言うのも万が一、その行動力がトラブルに発展した場合、一番被害を受けるのは従妹自身である
鏡の様な物である。自分で引き起こしたトラブルの種は知らず知らずの内に他の者を巻き込みながら最終的には自分に跳ね返ってくる
そしてそこに映った醜悪な自分を見た際に、大きなショックを受けてしまう
…そうであるからこそ、余は心配なのだ。従妹の行動力の高さ、そしてその実行力…そしてそれが空回りして自分の災難になってしまう事が…
現にそうなって余の実家に戻ってきた事もあった。二度ほどではあるが

いや、どうなんだろうな…。
パールちゃんやあいつが甘えん坊なだけって可能性も…。
性格にもよるだろうしさ。

クロウディアさんは妹と仲悪いのか？
なんか意外だな…。

え、普通の妹ってそんなもんなのか？

もしかして俺特別嫌われてたのか・・・・

あー…。
俺の妹分の片方もそんな感じだな…。
危険な場所に自ら突撃していく上に情緒不安定で
危なっかしくて仕方が無い。
かといって構いすぎるのもどうかと思うしな…。
まあ、付かず離れずで見守るのが一番なんじゃないか？
難しいけどな…。

それ、結局一緒に寝てるってことじゃないのか？
妹ってのは兄と一緒に寝たがるもんなんだろうか…。

流石に一緒には寝てないなぁ・・・朝起きたらなんか隣にいることはあるけど（

余としてはいつも従妹の傍にいてやりたいのだが
かの者はいささか行動力がありすぎる。心配であるぞ

えー、こいつちゃかり妹と寝てるだろ。このスケベっ！

ところでいきなり変な事聞くが
黒鯨とパールちゃんは
夜一緒の布団で寝たりとか、しないよな？
高校生になって、流石にそれは不味いよな…。

なるほど。可愛いか
少しだけ興味が湧いたぞ。その妹とやらに

突っ込んでくれよ！？

OK
把握した。

二人ともなんか、深い事考えてるんだな…。

よし、三行だな。任せろ！
取り敢えず
パールちゃんが
可愛い

おめぇら話なげぇよ！

ここまでの流れを三行で纏めてくれ！