(廃墟ビルを人の気配を探りながらも、そのビルに居るには明らかに場違いな格好で階段を地下へと潜る。

方腕には何冊かのクリアファイルを持って。
行き着いた先が目的地だと知ると、ドアを３回ノックして不在か在室かの確認をして)

ズレているのが強み、ですか。
なら、それを活かせるように頑張ってみます（微笑）

この時期に喉越しが良くて栄養がある料理というと、ぱっと思いつくのは…
薬味たっぷりのなめらか豆腐、夏野菜のムース、フルーツゼリー等でしょうか。
今言ったものの中で食べたいものがあったら、今度作って持ってきますね。

洋美さんとの事を占ってもらったんですか？
（結果を聞いて、そっと頷き）
なるほど、そのような結果が出たんですね。
でも何というか…僕が言うのも変ですけれど、洋美さんは不安定だと感じても、
それを塗り替えて行こうとするひたむきさがある方だなと思った事があるので、
その結果に納得してしまいました。
だからこそ、悩んでしまうという気持ちは…僕も分かる気が…。
僕自身も、自分の気持ちがどう変化してきているのか、考えないと。

…と、僕の方こそ、しっかりしないといけませんね。すみません（汗）

もー…。ジニーさんこそ人脈があるのに…何言ってるんですか。
分かりました、またお腹すいたら食べて下さいね。

（敏夫さんとオリーブさんにお辞儀をして）
初めまして、荒井景貴と申します。
タコスとマフィン、お口に合うと嬉しいです。

（皆さんの会話の流れを小耳にして）
ええっと、敏夫さんは便利屋さんをされていて…。
オリーブさんは、…………大怪盗さんなんですか？（首傾げ）

お可哀想にお可哀想に！！
貴方様々には見えないのだね！！
ここには老若男女様々な観客様々が
怨念ぐるぐる渦巻いていますといいいますのに！！

ご心配には及ばないのだよ！！
恋々ちゃんのオリーブ頭脳が
冴え渡り過ぎでショートしたりはないのだよ！！
ではでは虫かごなどではなく
猛獣待ち受けるワンダフルデンジャラスな檻に
ご招待させていただきますのだよ！！

無論頂きますのだよ！！
恋々ちゃんは頂けるものは頂いてしまう主義なのだよ！！
きゃー！！流石恋々ちゃん超みらくる大怪盗！！
(無遠慮にソファーへ腰掛け、マフィンを手にとる)


恋々ちゃんは偵察能力に優れた
まじかるぴかれる魔法美少女なのだよ。
甘くみて貰っては困るのだよ。
危険な香り漂う方々は
「このクソ餓鬼！！」と
雄叫びあげて喜んでらっしゃったのだよ。
いいお勤めをした後の食事は大変美味なるものなのだよ。
(マフィンもぐもぐもぐ)

そう、恋々ちゃんは恋々ちゃんのものであり
何にも縛られはしないのだよ。
恋々ちゃんを縛るものは片っ端から引きちぎり
夜空の金平糖へとかえるのだよ。
とっちゃんはロリコンではないのだよ。
とっちゃんがロリコンであるならば
恋々ちゃんに発情熱情生まれたままの姿の撮影会で
恋々ちゃんはあっという間に
夜のおかずにされてしまっているのだよ。
お巡りさんこちらです！！なのだよ。

おお？恋々出くんいつの間に！
あれえ、此処危ないかもだから君には内緒にして、万が一でも巻けるように工夫したんだけど…。
でもまあ君に何事もなかったみたいでよかったよ、さっきのチンピラさんは何事かあったみたいだけどね…。（なむなむ

ああ、君が蜘蛛の！
よかったよかった、此処は血の気の多い方で溢れ過ぎだよ…。
いやー、やっぱり先輩には挨拶しとかなきゃなって思ってね！
オレはトシっていうんだ、ちょっと前から旧市街地で情報屋を始めたんだよ、表向きは便利屋だけどね。まー似たようなものかもだけれど。
昔の伝手からの情報もいいんだけれど、このままじゃ裏社会のスジからの情報が手に入らなくてさ。
この辺りでうろつけば良いことあるかなって思ってね！
オレもナントカ流免許皆伝とかだとよかったんだけど、生憎ねー。
自衛くらいなら出来るけれどね、タッパがある所為で目立っちゃうのがキツいかなあ、あっはっは。
心配してくれるのかい？ありがとうね！

ん？ああ彼女かい？
よく便利屋の仕事を手伝ってくれる相棒みたいな子かなあ。
元気でいい子だろ？はっはっは。
彼女はオレのものじゃないよ、彼女は彼女のものだし、君は君のものだし、そういうことだよー。
ロリ…！？…オレってロリコンなのかなあ、どう思う？（首を傾げながら恋々出くんを振り返り

お、いいね丁度空腹だったんだよ！
じゃあオレはタコス頂こうかな！ありがとう！

そう言う訳でまあ、よろしくね！（握手を求めて片手を差しだし

ズレてるっちゃズレてるがスレてねーのは強みだぜ、イマドキ珍しい
そうだな、夏は喉越しいいもんが食いてえ
毎日カップラーメンだとさすがに飽きちまってよ……ただでさえ細い食がさらに細く

洋美についちゃうだうだ悩んでも始まらねえ
頭じゃわかっちゃいるんだが…何にせよ廃墟に仮暮らしの無職が女と付き合うってのもな
こないだ当たるって評判の占いに行ってきてよ

別れた方が安定するが、相手が安定を望んでるかはわからねえ
不安定でも俺といられる今を望んでるかもしれねえって言われちまった
……まあ、とっくに引き返せないとこまでハマッちまったんだ
今さらあがいてもどうにもならねえ……

あーまた愚痴っちまった（頭をがしがし掻き毟り煙草を揉み消す）
ただでさえ蒸してるのに鬱陶しいことこの上ねーな　

いや、こーして差し入れ持ってきてくれるお前のほうが優しいだろ
俺と違って人徳人望あるし……店も繁盛して収入も安定して可愛いバイトもいて
……比べてたら切なくなった

（食べ物をグイグイされ困ったように両手を挙げ）
いや、もう十分だってホントに。

なんだアンタ、逃げてきたのかい？さてはトラブルに巻き込まれたな
此処には危険なのがうようよしてる、丸腰で踏み込むのは感心しねーぜ
そんなナリして格闘や暗殺術のプロだったら別だがよ

アンタが捜してる蜘蛛の情報屋ってなあおそらく俺の事だが……何か用かい？
（佐藤さんをじろじろ不躾に値踏みする）

ちっ、うるせーのがきた（恋々を見て舌打ち、佐藤さんに視線を流す）
コレあんたの女？見た所女子高生ってぽいが……ロリコンかよ。いや、ヒトの趣味にとやかくいうのもお門違いか。

皆々様って言っても片手で足りる人数っきゃいねーが……
……無駄にテンションたけーが頭大丈夫か？（不安げに自分のこめかみをつつく）
虫かごに監禁されるのはぞっとしねーな

あー……アンタらも食うか？結構イケるぞ
（荒井さんが持参したタコスとマフィンに顎をしゃくる）

ばっひゅーん！！
(叫びながら入室
さっすが恋々ちゃん超有能！！
追跡偵察もお手の物ぉ！！
外で知らない人たちが楽しそうにしてたので
熊さん用スプレーをブチまけて差し上げてあげたのだよ！
流石恋々ちゃんサービス精神旺盛！！きゃー！！
(頬に両手を当て、その場でくるりと回転したあと
ずびしと片手で天上を差し)
始めましての皆々様々！！
こんにちは、こんばんは、おはよう御座います！！
ここで登場、恋々ちゃんなのですっ！！

それでそれでとっちゃんとっちゃん！！
蜘蛛さんは発見未発見？？
見つけたら虫カゴで保護観察？？

うおわ、何だ何だ物騒な…！（慌てた様子で室内に転がり込み
なあおい此処って喧嘩が恒例行事なのかい！？
ぐむむ、流石噂の情報屋さんの住処ってところか、さぞかし手練れなんだろうな…

ああ、初めましておはようこんにちはこんばんは。
突然邪魔してしまって悪かったね
ちょっと此処を根城にしてる蜘蛛の情報屋ってのを探しに来たんだよ。
オレの事はお気になさらず、おにーさん方！
取り敢えず、外が静かになるまで待機させてもらうなー。（入り口の方を伺いつつ

そ、それって僕もズレているって事なんでしょうか。
…あぁ、でも確かに、ぽわぽわしている所があるので気が合うのかも。
いやいや、浮いた話は…なかなかないと思いますよ、僕の様な男には（汗）

もう８月ですし、カップラメーンだけだとバテてしまいそうですね…。
新しいバイト、見つかるといいですね。

あ、この間買ったプレゼントを渡せたんですね。よかった♪
…うーん、でもまだ悩んでいるようですね。
僕は洋美さんとは少ししかお話した事がありませんが、本当に困っていたら
ちゃんと話して下さると思いますし、大丈夫ですよ。

（優しいと言われて、少し俯いて）
い、言われた方もすごく照れますよ、それ…。
あーもう…。そんな事言わないで下さいよ。
ジニーさんこそ、言葉はぶっきらぼうでも相手の事を考えて話してくれて
優しいじゃないですか。

とにかく、今は持ってきたタコスとマフィンでお腹いっぱいにして下さい。
（グイグイもってきた食べ物を渡す）

やっぱあの女ズレてんなあ……（ぬいぐるみの話に苦笑し）だからお前と相性いいのかな？
なんだ、彼女じゃねーのか。そろそろ浮いた話のひとつやふたつあってもおかしくねーと思ったんだが（少し残念そうに）

アオリイカの素麺に鉄板焼き、さくらんぼと洋酒のタルト……想像しただけで腹減ってきたぜ
ここんとこカップラーメンしか食べてねーからひもじくってさ
金欠だし新しいバイトさがしてんだけど……

う゛っ（いますよね？と確認され言葉に詰まる）
……まあいるといえばいる、いないといえばいねえって感じ……？正直俺もよくわかんなくてよ……
先月誕生日だったんだけど……ほら、お前と一緒に雑貨屋行って選んだペンダント。アレを贈ったんだ
笑って受け取ってくれたが内心引かれてねーか心配でよ……
あー何言ってんだ忘れてくれ（頭がしがし）
どのみちあーゆーハイソな空間は俺向きじゃねえ。

それは謙遜ってもんだぜ（肩を竦め）
俺が言うんだから間違いねえ、お前は優しいよ。
……なんか面と向かってゆーのもこっぱずかしいな……
接客業向きのキャラだし、お前みてーに明るく爽やかにニコニコしてりゃ俺ももっと楽しい人生歩めるんじゃねーかってないものねだりしてみたりさ。
……自分にねーものを相手に求めるってのも都合いい話だよな

それだけでいいのか？なんだよ、肩すかしだな（ライレエンさんに胡乱げに確認）
わかった、広めてみる。俺がよく行く都市伝説データベースに投下していいか？旧市街に口裂け女がでるって噂もあそこ発祥だし、拡散力はお墨付きだ

（ライレエさんにもチョコチップマフィンを用意して）
はい、もちろんです。
たくさん作って来ましたので、どうぞ♪

ま、頑張って来いよ
（手をひらひらさせる）

おう、お菓子屋さんも久しぶり
美味そうなマフィンだな。一つもらっていいか？

ふっかけられるもんならな（けけけと笑う）
身構えんなよ、簡単な依頼だ
九夜山にある廃墟には幽霊が出るって噂を流してほしいんだ
できる限り早くな

（冴来さんを見送り）
いってらっしゃい。無理はしないで下さいね。

ええっと、斜め上というのは、メグちゃんに喜好君たちの事情を話したら…急に、
「それじゃ、めいぐるみで撫でるといいですよ！って、怪しい通販っぽく、薦めてみる…っ」
と、言い出して、早速ぬいぐるみを用意して薦めてましたからね。
相変わらず行動が読めません…（笑）

え、年下の彼女…？？
あぁ…っ　柳霞さんの事ですか？
いやいや、確かに柳霞さんとペアで参加させて頂きましたが、交際はしていませんよ（汗）

ビュッフェで出た料理は、主にアオリイカの素麺や鉄板焼きをいただきましたが、
お肉も魚もたっぷりと旨味があって、野菜も瑞々しくて、とても美味しかったですよ。
それと、店員さんのお気遣いが細やかで、とても雰囲気の良いお店でした。
デザートのさくらんぼと洋酒のタルトもジューシーで風味も良くて美味しかったのでおススメです。
ん？相手がいない…？？？
やだなぁ、ジニーさん。一緒に行きたい方はいらっしゃいますよね？（笑顔←）

（優しいと言われるのが嫌いかと訊かれて）
嫌いというか、自分はそうなのだろうか、と…あまり自信がないんですよね。
いえ、思った事を言わずにもやもやするよりは、ずっといいと思いますよ。

斜め上……。何やらかしたんだ？聞くだけ野暮だが……なんだかんだいいコンビだよな、お前ら。見てて和むというか気が抜けるというか。
そういや最近年下の彼女ができたって聞いたんだが……いや、俺の情報網にそんな噂が引っかかってよ。高級ビュッフェにペアで行ったとかなんとか
どんな料理がでたんだ？参考までに聞かせてくれ
俺も一張羅ありゃ行きたかったんだが……でも相手がいねーか（残念そうに）

ん？だって優しいだろ、お前（景貴さんの言葉に首を傾げ）
……ひょっとして他人に「優しい」って言われるの嫌いか？気持ちはわからなくもねえが……
押し倒せは言葉のあやだよ、そん位の気概で臨めってこった。まあ俺自身ひとにとやかく言える身分じゃねえし……

ちっ、あんまからかうなよ。暴利ふっかけるぞ？（高笑いするライレエさんを忌々しげに睨み）
それはそうと用はなんだ、あらたまって頼みごとなんて珍しいじゃねーか
俺にできることなら手を貸すが……内容次第じゃ金とるぞ

そっか、行くのか。気をつけてな（冴来さんを心配げに見送り）
……頑張れなんて無責任に言えねー。でもまあ、いつ帰ってきてもいいようにお前の部屋はそのまんまにしとく。

…。
(景貴さんの言葉を
真剣な表情で聞き、強く頷く)

…私…そろそろ行くね…。
…頑張る…。
(ソファーから立ち上がり、部屋から出て行く

冴来さん、相手の方の言葉を受け止めるという決意を話して下さってありがとうございました。
確かに…悪くすると大変な事になるかもしれませんが…。
お互いの言葉が届かないほどぶつかり合わず、落ち着いて一つ一つ話していけたら、
良い兆しが見えて来ると思いますので、…最後まで相手の方と向き合えるよう願っています。

…。
(頷き
…きっと、簡単じゃない…
…でも…頑張る…

…あ…えっと…
(困った顔をして
…そういうつもりじゃ、なかったの…
…気分を害したら、ごめんなさい…
…私…人を傷つけないよう話すの…
…あんまり上手くない…

…。
(景貴さんの言葉を聞き
目を伏せ、悩まし気に両手の指を絡み合わせる

…衝突は…間違いなくおこると思う…
…あの人のプライドを、傷つけることになる…
…あの人が苦しそうだと…
…私も苦しい…凄く苦しい…
…したくない…でも…必要なことだと思う…

…普段はあんまり…激しい感情を出す人じゃない…
…でも…今はきっと…
…どう返すかは…その時にならないと、分からない…
…でも…逃げることはしない…
…ちゃんと受け止める…
…あの人はずっと…私の感情を受け止めてくれてた…
…今度は私が、受け止める番…
…悪くすると…私は命を落とす…
…それでも、逃げたくない…
…私にとって…誰より大切な人だから…

（冴来さんのメモを見て）
その人が触れて欲しくないだろう所に沢山触れることになる、ですか。
…知っているからこそ触れるというのは、かなり勇気のいる事ですし…、
気をつけないと激しい衝突が起こるかもしれませんね。

……。（少し考え込んでから、心配そうに）
冴来さん、答えられたらで構いませんが…。
もし相手の方が思い切りあなたに感情をぶつけてきたら、あなたはどう返そうと考えていますか…？

（ジニーさんの表情が和らいだのを見て、つられて微笑んで）
喜好君たちの事を一緒に考えてくれて嬉しいのは本当ですからね。
あ、はい。従妹のメグちゃんも一緒で、相変わらず想像の斜め上な事をしてましたが…（笑）
このまま生活も落ち着いていって、これからもゆっくりと世間話が出来るといいなぁと思いました。

ははは、タコスの事はぼんやりと覚えていて、急いで作ったんですけれどね（笑）
ん、よかった。タコスもお口に合って何よりです。

ええっと、言いかけた事…ですか。
う、うーん…僕の事を優しいと言っていたので、それは違いますと言いかけてやめたのと。
後は、若いお嬢さんに「押し倒せ」とアドバイスをして大丈夫かな…と。
冴来さんはまだ未成年ですし、って…あ、いや、言葉の綾という事でしたらすみません（汗）

（ライレエさんに気付いて）
こんにちは、ライレエさん。
お久しぶりです（ぺこり）

ニート……まぁ、ここでは働いてないしそういうことになるのか？
あっはっは！冗談だよ、冗談！本気で近づくわけないだろ
【近寄ろうとする体制を解く】
相変わらず情報屋の反応は面白れぇな。私にからかわれたくなきゃあからさまな反応を控えるこったな
たちの悪い雌猫ですいませんでしたーっと♪
【クスクスと笑っている】
痴話げんかねぇ
何があったか知らねーけどご苦労さんだ
そだ、情報屋。少し頼みがあるから聞いてくれないか？

それは大変だったなぁ
じゃあさっさと仲直りすればいい話だな
まぁ、ガンバレ
【花風さんの言葉にきょとんとし、くすくすと笑う】
おやおや、少しからかっただけで苛められっ子扱いか
生憎本気で嫌がってる相手を見て楽しむほど私も性格悪くねぇんだよ
第一、もしも本気で苛めるつもりなら近寄る体制じゃなくてそのまま近寄ってなおさら嫌がらせてると思うぜ？
お嬢さんにとってあたしが大切な人を苛めっ子だって思うならそれはそれでかまわないけどな

…。
(発砲事件と聞いて表情を少し曇らせ

…ありがとう…
(指輪を受け取り嬉しそうに眺めたあと指にはめ

……絶対、返しにくる…
…また、会いにくる…
…妹も貴方に会いたがってる…
…今度は一緒に会いにくるね…
(ジニーさんに微笑んで

…。
(メモに視線を落とし、字を書こうとするが止め
ライレエさんを見て)
…そう…喧嘩…
…ただの喧嘩なの…
…まだ喧嘩してる最中…
…だから私…相手の人と、仲直りしなくちゃいけない…
…情報屋さんからかうの楽しいの…わかるけど…
…あんまり…虐めないであげて欲しい…
…私…この人のこと好きなの…

俺の持ち物が欲しい？物好きだな
（少し考え、左手小指に嵌まったシルバーの指輪を抜き冴来さんに投げて渡す）
ピンキーリングって奴だ。蜘蛛の巣の模様が入ってる……女がするにゃちとゴツいデザインだが文句ゆーなよ

貸すだけだからな。ちゃんと返しにこい
……形見分けは趣味じゃねえ（真剣な顔で冴来さんをまっすぐ見つめぼそっと呟く）

なんだ、お前もニートかよ。寝子島にゃ休暇にきたのか（冗談ぽくライレエさんを眺め）
……馬鹿よせやめろ、来るなって言ったら来んなよ！～っと性悪なメス猫だなお前……！（背もたれにしがみつきじりじりと逃げてソファーから落ちそうになる）

あー……気にすんな、よくある痴話喧嘩さ（ライレエさんに目配せ　冴来さんへ視線を促す）
なんにせよ死人が出なくてホッとしたぜ。せっかく命拾いしたんだ、サツの世話にゃなりたくねーしよ