とある部室棟の一部に立てられた小さな一部屋。そこを拠点に、学生支援部の一日は始まる―――
※このトピックは通常の雑談用のトピックです
日常会話や生徒との交流の際などにお使いください。
コミュニティに所属してなくても書きこみは可能です。
>優
『…彼女はここにはいないわ。それに私は「リサ」よ』
『私が誰に何を言ったのかは解っている』
『人間には必ず喜怒哀楽の感情がある。…私はその内の怒りの部分を吐き出したの』
『…喜びもあれば楽しみもあれば…そして悲しみも怒りもある…それだけよ』(声色は酷く悲しそうであった)
>瑞鶴
『そう、解ったわ』
『私はただ単に貴女の「ゲロった方が良い」と言う言葉から先ずは「私の素直な感情」をゲロっただけよ』
『これ以上、とやかく言うつもりは無いわ。既に私の言いたい事は言ったしね』
『それで何か変われば、と思ったのだけれども…それが貴女の根本なら仕方が無いのかも知れないわね』
『ごめんなさいね。荒っぽくなっちゃって』
>零
『大丈夫よ。私の言いたい事は吐き出したのだから。これ以上、私が熱くなる事は無い』
『今は冷静だわ…けれども私は珠喪じゃない。「リサ」よ…』
(そう言った後、今度はゆっくりと零へと近づいて同じく小声で話しながら)
『…どうやら小淋殿との会話が聞こえてしまった様じゃのう…余り聞かれたくは無かったが…』
『確かにわらわは…珠喪じゃとて…しかし、この姿ではあくまで「リサ」じゃよ…』
『しかし、二重人格ではあらぬよ…零殿。わらわの闇…過去のトラウマ…』
『今はここで話はせぬが…空き部屋が用意されておる、詳しくはそこで話すとしよう…』
『わらわの心の闇の一つ…過去に起こった大きなトラウマ…まぁ、包丁で手を切った事は些細な事じゃ…それは関係あらぬとて』
『…それにより形成された強大な…そうじゃな。先ほど攻撃的で敵意が強い、冷静で冷たくて他人を省みない側面…わらわが普段、内面に抑え込んでいる物、と言った所か…』
『わらわは…それを自覚しておる。そしてそれを必要に応じて引き出しておる…』
『…しかし、のう…今は、普段表に出ているわらわの心がバラバラに砕けておるのじゃよ…正直、今のこの姿でこうやって喋るのも…苦しいとて…無理矢理、繕っておる訳じゃしのう…』
『…零殿…一つ聞くが……そなたも…似た事があったのではあらぬのかえ…?…わらわの感じゃが……』