寝子島の南にある寝子ヶ浜海岸。
寝子島街道と併走する寝子島電鉄、通称「ねこでん」を横にみることができる長い海岸線。
シーサイドらしく整備されていて訪れる人も多い。
おはよう!冴来ちゃん♪
屋根のない場所で居眠りするのもいいじゃない!
猫みたいにさ。
ぽっかぽかのおひさまの下でグウグウ寝るの、気持ちいいよ!
え、ご褒美……?
それは、さっきとびきりのヤツもらったから、いい!
冴来ちゃんの、寝顔、見ちったから……。
(えへへと笑う)
そ、その上着は妖精サンがかけたんだよ!
可愛い子には妖精サンが来てくれるんだぜ!
ふふ。
蓮太郎さんったら、砂に塗れるのが本当に好きなのね。
おはよう、説男さん。
こんな屋根もない場所で居眠りだなんて
私ったらいけない子だわ。
(苦笑して
ええ、ありがとう。
さて、お使いのご褒美には一体何が相応しいかしら。
(差し出された缶を受け取って柔らかに微笑み)
…この上着、掛けてくれたのは説男さん?
(蓮太郎さんをスーパーキャッチして)
ガッシイ!(口で言う)
な、何だっえぇー?オレにそんな力が……!し、しずまれぇーオレのみぎて……!
でもさすがセンパイだわ!砂にモッテモテじゃあないっスかぁー!
さっきちゃん!おっはよーー♪
ゴメン起こしちゃったぁ?
もうちょと冴来ちゃんの寝顔タンノーしたかったでもないけど。
冴来ちゃん見て、センパイ砂にモテモテだよ♪
(冴来さんの方を向いて、蓮太郎さんを指差しはしゃぐ)
あ、そーだー冴来ちゃん、おつかい行ってきたぜ!
これこれ。
(ミルクティーの缶を両方の手で掲げて渡そうと)
うぎゃっ!
【説男くんに捕まる】
フッフッフ……さすがはイケメンの遺伝子引き継げし勇士だ……
まさか、イケメンの加護によって200倍ほどの威力を持った御餅入りお汁粉パワーをたった一人で受け止めるとは…っ!
【ふらりと立ち上がる…身体中が砂だらけ】
…っと、冴来ちゃん、ただいま!【ニカッと笑いながら】
ん…。
(二人の声に睫毛を震わせてゆっくりと目を覚まし)
…ああ…。二人とも、お帰りなさい。
…まるで小さな子供のようね。
(誰にともなく、柔らかな声音でぽつりと呟く)
冴来ちゃーん♪おっ待たせ~♪
(犬みたいに手を振ってかけてくる)
あ、寝てる……?
(そっと上着を冴来さんにかけようと)
わあー!せっっ……せんぱい!!
(焦ってるがすぐに笑顔で)
じゃあオレも対抗してお汁粉キャーーーッチ!!
(全力ダッシュして蓮太郎さんを受け止めようと……!)
【シーサイドタウン方面からダッシュして走ってきて…】
お汁粉シューッツツトッ!!!
【お汁粉両手に砂浜に滑り込み、海に向かって転がる】
………。
(膝を抱えてうつらうつらしている。)
行ってらっしゃい。
(小さく手を振り、微笑ましげに二人を見送る)
……。
(二人の姿が遠ざかった事を確認してから
小さく溜息をついて目を閉じ、波の音に耳を傾ける)
うん!(あるはずの無い耳と尻尾をパタパタさせて)
じゃあどっちが先にあの自販機につくか勝負だー!
(アホみたいに笑って蓮太郎さんにてってとついて行きます)
お、じゃあ後輩のお言葉に甘えちゃおっかなー?【にやにやしながら】
冴来ちゃんはミルクティーな! わかった! すぐに戻るからな!
行くぜ! 皆口くん、目指すは自動販売機だー!!
【ネコジマスクエア方向に意気揚々と走ったって行った…】
…それはまた随分と刺激的なお友達ね。
(呆れた表情でため息をつく)
…男の人同士でコソコソ話しちゃって。
私に聞かれたら不味い話でもしているの?
映画を見るより、あの人の寝顔を眺めている方が楽しそう…。
(想像して柔らかに微笑み
キャラメルも好きだけれど
ポップコーンはバターの味がしないと
食べた気にならないのよね…。
ん…。
じゃあ私はミルクティで。
私はここで待っているから、二人とも早く帰ってきてね?
(にっこり
やだなあセンパイオレは天使ってガラじゃないよ!
ラッパ吹けないモン!
どうせだったらオレはセンパイの……うにゃうにゃ、なんでもにゃい。
センパイ、ポリスメンとも友達なのか!顔が広いなあ!オレふけーさんにタイホされてみたい!職質でも可!
(蓮太郎さんが両方苦手と聞いて)
あー。(蓮太郎さんの顔を見て無言で控えめにファイト!)
(えっちな映画の話をこそこそと)
そりゃもう男の子ですから……。(任せろみたいな感じで胸の前で小さく親指立てる。)
(ハイテンションな小声で耳打ち)
こんどー、オススメ教えてよー。
オレも教えるッス。
ほのぼの系イイね!
冴来ちゃんおすすめの映画館行ってみたい!(手をあげて)
ワクワクするなー。
寝そうかあ。それって好きなひとの寝顔をずっと眺めてられるじゃん♪(ワクワク)
オレ横で喋ってうるさい言われるタイプだからなあ。
ポップコーンって冴来ちゃん飯テロ!
バター醤油の匂いってどーしてあんなにそそるんだろーねえー。
センパイは塩かキャラメル派なのか!
飲み物!センパイ超気が利く!さっすがデキるイケメンは違うぜ!
アレだったらオレもお供しますぜ。
えーとオレはオレンジジュースがいいなあ。
冴来ちゃんは?
…説男くんや。冴来ちゃんとかカワイイ女の子だけじゃなく、
今日から俺も君の天使になってもいいんだぜ?!
けーさつ? フハハハハ! 冴来ちゃん、よく俺の友達の名前を知ってるな!【わざとらしく笑って】
…………その両方、だったり【説男くんにぼそっと】
……フッフッフ、そうだったな、説男くん!
男にとっての「奥の手」というものがあったな!
しかしこのタイミングでそれを思いつくということは、主も悪のよう…【にやにやしながらぼそぼそと】
そうだな!そうしよう!
お、じゃあ冴来ちゃんのお言葉に甘えちゃおうかな?
勘助にも伝えないとな、うん!
ふーむ……やはり若者は激しい感じのが一番なんだろうな!
ポップコーンか!
醤油バター味はそういや食ったことねえんだよな。いつも塩かキャラメルばっか食うから…
…ちょっと喉乾いたから飲み物買おうかと思うが、二人もなにか飲むかい?
はいはい…。
無闇矢鱈に女の子に抱きついたり撫でたりしていると
そのうち不審者と間違われて
警察のお世話になることになってしまうわよ。
そうね…。
5人でみるならほのぼのとした映画が最適でしょうね。
そうそう。
私、いい映画館を知っているの。
映画を見るのならそこへ行きましょう?
恋愛映画を見るのが嫌とは言わないでしょうけど
あの人は見ている最中に寝てしまいそうね。
(光景を想像して苦笑)
あの人はアクション映画の方が好きそう。
…映画の話をしていたら
ポップコーンが食べたくなってきちゃった。
バター醤油味のポップコーンが食べたいなあ…。
妹ちゃんコイビトいるのかー。
残念!でもそりゃそうだよなぁーそりゃいるかぁ~~。
お互いが好きどーしならサイコーだよね♪
自分にとっての天使ってイイね!
ふたりとも家族を大事にしてていいなあ!(ほんっと嬉しそうに)
オレはそんな二人が大好きだぜ!
(蓮太郎さんがビクッとなったのを見て)
アレレ、センパイもしかして……ホラー苦手……?オバケ恐いひと?それともグロNG?
アクションは男のロマンだ!
格闘も冒険ものもイイね!よじゅ真似する!今も!
あと男のロマンといえば……えっちぃヤツだよな。(蓮太郎さんにだけボソッと)
妹ちゃんはホラーとか苦手なのね。ホラ、センパイ仲間いたよ。安心して。
動物オレも好き!
息子サンや妹ちゃんも好きなんだったら、以外と動物ものが安定なのかもね♪(みんなで見る前提で話してる)
冴来ちゃんは好きな人とラブロマンス映画か!乙女だなあ!きゅんときちゃった♪
冴来ちゃんの愛しのカレは恋愛もの嫌なのか。
アクションものがいいのかなあ。それとも映画見ないひと?
センパイミュージカル見るんだ!へえ!歌好きなの?
コメディイイね!ゲラゲラ笑えるヤツ好き!
親子でアニメいいなあ!
へぇ~~(聞くのが楽しそう)
なんか二人が家族と映画見てるの、勝手に想像しちゃた。(幸せそう。にへらー)
【歯切れの悪さを気になりつつ】
……まあ自分にとっての天使がいるってのも、悪くねえよな!
俺にとっての天使は勘助だろーな!【うんうんと頷きながら】
おっとついなでたい衝動が…っていつものことか! フハハハハ!
【軽く払われつつも】
【すげえ、と言われて】
ハッハッハッそりゃ世界一のイケメンだもの!
うんうん、羞恥心もなんだかんだで人間の感情の一部!
思いっきり爆破したまえ!
ふむふむ、切ないラブロマンスもいいかもしんねえ……
【ホラーや戦争と聞いた途端全身ビクッ】
…………冴来ちゃんって、結構、シビアなの、見るね【ボソリ】
アクション系は男にとっては定番だな!
ヒーローだけでなく、格闘とかアドベンチャー系もいいな!
動物映画か…犬と人間とのホームドラマっぽい感じのならよくみるな!
勘助も画面に食いつくほどよく見ている!
そうだな、俺は……【少し考えつつ】
……ミュージカル映画をよくみるかな! あとコメディ!
誰かとみたい、というなら、無論勘助と! レッツ親子鑑賞的な!
ちなみに勘助と一緒に行くとアニメ映画をみるのが多い気がする!
妹には既に恋人がいたはずよ。
多少複雑な気分ではあるけれど
相手の子も妹を大切にしてくれているようだし
まあ、いいかなって。
私が天使、ねぇ…。
別にこのぐらい普通でしょう?
アクション映画も嫌いじゃないわ。
妹はホラーやショッキングな物が苦手だから
妹と映画を見るときはほのぼのとした
動物映画なんかが多いわね。
私も解説が出来るほど詳しくなくて
ただぼんやりと見ているだけだから
ご期待には添えそうにないわね。
誰かと見るなら…。
甘いラブロマンス映画を好きな人と見てみたいけれど
あの人はそういったものが苦手でしょうしね…。
(蓮太郎さんに、撫でられてる間、戸惑いつつも、次第に安心してくすぐったそうにしてます)
……センパイは、すげーなぁ。
オレが爆発しそうだわ!恥ずかしさで!(ハニカミつつにかーと笑う)
冴来ちゃん妹ちゃん大好きすぎるでしょー。妹ちゃんにカレシできたらどうなっちゃうんだろーねーぇー。はわわ。
(冴来さんの歯切れの悪さが気になりつつも)
天使かー。
オンナノコは、みんな天使です!オレ的に!
(目を瞑り両手て組んで首を振る)
冴来ちゃんもね!
(蓮太郎さんに付いた砂を払う冴来さんを見て)
ホラホラ、そーゆートコ!
オレは高いトコはニガテなんだよぉ~!
ジェットコースターも……ギャー!(頭を押さえてオーバーアクション気味に)
ホラ、ホラ、なんとかは高い所が好きって言うからなぁー。オレ、かしこ(賢いの事です)だかんなぁー。
映画はオレはアクション映画が好き!バリバリどかーんでカッコいいヤツ!
あと特撮やアニメも見るよ!ヒーローものが好きなんだっ!
(やや興奮気味に熱く語る)
出来たらみんなでワイワイ観るのがいいな!
冴来ちゃん切ない系なんだねー。
ホラーもイケる口?
戦争ものかぁあ。
妹ちゃんと観るの?
オレむずかしーのは観ないなあ。
あ、でも、冴来ちゃんが解説してくれるんなら楽しいかも!
センパイはどんな映画観るの?気になる!
二人は誰かと見たい映画とかある?
…うん、ありがとう。
でも今は大丈夫だから心配しないでね。
妹は…。それはもう、大切よ。
目に入れても痛くないぐらいに。
あの子は私の…天使、だもの。
(小さく目を伏せ、どこか歯切れ悪く答え)
…ちょっと、やめて頂戴な。
貴方さっき砂まみれになっていたじゃない。
その手で撫でられたら私の髪に砂がついてしまうでしょう。
(蓮太郎さんの手を軽く払う)
別に私は高所恐怖症というわけじゃないわ。
高いところは好きよ。
映画は、うーん…。
…切ない映画が好きかな。
ホラー映画も好きよ。
一番最近見たのは戦争映画だったかな…。