片夏村に関する設定をまとめておくトピック。プレイヤーさんやゲームマスターさんへの参考資料にも。
【人物(Xキャラクター)】
・片夏 玉水(へんげ ぎょくすい)
現在の当主。阿呂江の父に当たる狐の妖怪。
隈取の様な模様がある白い大きな狐の姿で多種多様な変化の術と狐火の使い手。
村長 兼 観光協会会長 として手腕を振るい、村の外でも「湯町の大狐」として知られている。
性格は温和で、村の発展と村民の幸せを願う人柄の良さとあやかしとしての圧倒的な力から支持を集めている。
【更新】
https://rakkami.com/scenario/reaction/3457
秋先に寿命で亡くなるが、娘のことや村の行く末を想い数日後に幽霊として復活
変化の術や狐火を使うことは出来なくなった
阿呂江が成人するまでは村長を務め続けることを宣言し、それまでの間は社会勉強のためとして阿呂江の外出(寝子島世界を含む)を正式に許可することとなった
やはり娘には甘いところがある
【食べ物・飲み物】
あぶらげさん太郎
村で売っている駄菓子のひとつ
カットされて薄く伸ばした油揚げが1枚入っている
人間の世界ではよく似た焼肉風やかば焼き風のものがあるとか…
ひらなつ温泉饅頭
ひらなつ温泉たまご
温泉の湯や蒸気を使った温泉街の定番お土産
どちらも狐の顔を模した刻印がされている
ユアミソーダ
ユアミシャーベット
12月の花祭り期間限定で販売される特産の花を使った一品
味は桃のような甘い風味で、花びらによって赤・黄・ピンク・オレンジなど色は違うが味は同じ
風呂上がりに食べたい・飲みたいものとして阿呂江の提案が商品になった
【片夏家の人々】
管狐(クダギツネ)
手のひらに乗るほどの小さな狐の妖怪。村内外へ伝令の役目を持つ
片夏家の屋敷には小間使いとして数十匹が住んでいる
「ちー」としか喋らないが、あやかしは彼らの言葉を理解できる
ひなげし・蓮華・あけび
片夏家に仕えている若い妖狐達
姿は様々だがおおむね二足歩行+狐の要素を持っている
https://rakkami.com/scenario/reaction/3457
【風習など】
・狐の送り火(オリジナル設定)
片夏村の他、霊界の一部地域に伝わる風習。
狐火(炎を自由に操り、燃やすものを自ら決められる)の能力を持つ狐の妖怪が行う火葬の一種で、
全て焼き尽くして骨や灰も残さない方式である。そのため建墓は行われない。
これには死者の魂を身体と言う檻から完全に解き放つ考えに基づく。
また全てを焼くことで残された者が故人への未練を断ち切る意味も込められている。
特に狐火の能力に長けている者は、この狐の送り火式の火葬を行う『送り火士』という職につくこともある。
・片夏湯浴みの花まつり(オリジナル設定)
12月に1か月間行われる村の一大イベント。
約千年前に片夏温泉となる源泉が発見されたのが12月と伝わるため、
この時期村一体に咲くユアミバナ(この地域の呼び方・バラの花に似ているカラフルな霊界の冬咲き品種)が使われる。
各温泉に撒かれて花びら湯を楽しめる他にアクセサリーなどの装飾品、食用に栽培されたものを使ったお菓子や飲み物も期間限定で販売される。
祭り自体が発見の翌年から始まったとされ霊界の歴史書にも花びらを撒く狐の姿が描かれているが、
客足が遠のく寒い季節の呼び込み対策として意図的に12月を源泉発見時期にしたのではないかとの説もある
【家屋】
家は村の奥にあり、格式高い和風の豪邸といったところ。
離れの建物は大狐姿の玉水用の午睡(昼寝)スペースとして使われている。
村に戻ってきた者たちが土産として持ってくるため現代では見ることもなくなった家具と最新の家電が両立する内装となっている。家具家電の中には付喪神になっている者も。
黒電話…玄関に置かれている付喪神。普段は家具として置かれているが人が通ると急に音を鳴らして驚かせる
ニャレクサ…阿呂江の自室にあるAIスピーカー付喪神。意思を持っているので内蔵音声機能で自由に喋る
二代目お掃除丸…付喪神ではない普通のおそうじロボ。初代は阿呂江が踏んで壊した
【お三夜】猫と人とあやかしと、三つの世界が交わる夜
https://rakkami.com/scenario/reaction/3410 P12
霊界おうち探訪!
https://rakkami.com/scenario/reaction/3215 P2
あやかし大集会! ~花緑青駅で会いましょう~
https://rakkami.com/scenario/reaction/3154 P7
【人物(Xキャラクター)】
・片夏 玉水(へんげ ぎょくすい)
https://rakkami.com/illust/detail/16233
現在の当主。阿呂江の父に当たる狐の妖怪。
隈取の様な模様がある白い大きな狐の姿で多種多様な変化の術と狐火の使い手。
村長 兼 観光協会会長 として手腕を振るい、村の外でも「湯町の大狐」として知られている。
性格は温和で、村の発展と村民の幸せを願う人柄の良さとあやかしとしての圧倒的な力から支持を集めている。
ただし一人娘にはとにかく喜ばせようと色々なものを与えて溺愛する一方で、村からの外出を認めないなどやや自分中心なところがある。
名家の生まれということで縁談の話が絶えなかったが、夫を陰で支える大人しいタイプばかりで気に入らず断り続けていた。そんな時に追跡から逃れ怪我を負わされた怪盗エル(慈愛瑠)が屋敷に転がり込んで来て一目惚れ。正体を他言しない条件を承諾し婚約に至る。
阿呂江を村から出そうとしないのは母親の裏稼業を気づかせたくない思いもあってのこと。
・片夏 慈愛瑠(へんげ じえる)
https://rakkami.com/topic/read/2892/40
玉水の妻・阿呂江の母親の狐妖怪。ぽっちゃり系で黄色の狐耳とゆるふわヘア。
おっとりした雰囲気で、娘をロエちゃん、夫を玉水様と呼ぶ。
妖怪の能力は変化の術(どんな姿にもなれるが獣耳が消えない制約がある)
貿易商として霊界中を旅してまわっているため村には不在がほとんど。
そして怪盗エル・ヴィクセンの正体。能力を使って警備を掻い潜り、悪行を暴くべく様々な品を盗み出している。
幼い頃花緑青駅付近の路地裏に孤児として暮らしていたが、同じ変化の術が使えるあやかしの師匠(本名不明)に拾われ怪盗として育てられた経緯を持つ。
家族・家庭への憧れが強かったため娘が生まれた時は怪盗業の引退を決めた。が、私腹を肥やす悪人や弱い立場で迫害され苦しむ人々の話を無視できず復帰した。
・片夏村
温泉の香が流れる山奥の町。寝子島では寝子温泉が存在するあたり。
霊界線では浅縹駅が近いが出現場所が一定ではないため銀朱駅から参道を通って行った方が確実
メインとなる大通りには観光客向けの店が立ち並ぶ。温泉宿の他に甘味屋、駄菓子屋、土産物屋など
無料で入れる足湯スポットもあるので歩いてきた客がまずここで休むことも
大通りは景観保護もあって瓦屋根の建物が並ぶいかにも和風な雰囲気だが、路地に入ると住宅街となりその先には花の栽培場所、さらに進むと村の境界になる森が広がっている
高層ビルやマンションは無いものの、住宅は最近の一般的な一軒家からあやかしの力を使った謎の現代建築まで様々
村民は8割が狐の妖怪(完全な狐から獣耳程度までいろいろ)
霊界の空を幽霊船の飛ぶ
https://rakkami.com/scenario/reaction/3138 P9