片夏村に関する設定をまとめておくトピック。プレイヤーさんやゲームマスターさんへの参考資料にも。
【人物(Xキャラクター)】
・片夏 玉水(へんげ ぎょくすい)
https://rakkami.com/illust/detail/16233
現在の当主。阿呂江の父に当たる狐の妖怪。
隈取の様な模様がある白い大きな狐の姿で多種多様な変化の術と狐火の使い手。
村長 兼 観光協会会長 として手腕を振るい、村の外でも「湯町の大狐」として知られている。
性格は温和で、村の発展と村民の幸せを願う人柄の良さとあやかしとしての圧倒的な力から支持を集めている。
ただし一人娘にはとにかく喜ばせようと色々なものを与えて溺愛する一方で、村からの外出を認めないなどやや自分中心なところがある。
名家の生まれということで縁談の話が絶えなかったが、夫を陰で支える大人しいタイプばかりで気に入らず断り続けていた。そんな時に追跡から逃れ怪我を負わされた怪盗エル(慈愛瑠)が屋敷に転がり込んで来て一目惚れ。正体を他言しない条件を承諾し婚約に至る。
阿呂江を村から出そうとしないのは母親の裏稼業を気づかせたくない思いもあってのこと。
・片夏 慈愛瑠(へんげ じえる)
https://rakkami.com/topic/read/2892/40
玉水の妻・阿呂江の母親の狐妖怪。ぽっちゃり系で黄色の狐耳とゆるふわヘア。
おっとりした雰囲気で、娘をロエちゃん、夫を玉水様と呼ぶ。
妖怪の能力は変化の術(どんな姿にもなれるが獣耳が消えない制約がある)
貿易商として霊界中を旅してまわっているため村には不在がほとんど。
そして怪盗エル・ヴィクセンの正体。能力を使って警備を掻い潜り、悪行を暴くべく様々な品を盗み出している。
幼い頃花緑青駅付近の路地裏に孤児として暮らしていたが、同じ変化の術が使えるあやかしの師匠(本名不明)に拾われ怪盗として育てられた経緯を持つ。
家族・家庭への憧れが強かったため娘が生まれた時は怪盗業の引退を決めた。が、私腹を肥やす悪人や弱い立場で迫害され苦しむ人々の話を無視できず復帰した。