ふふ。メンバーが揃ったのね
……エクセレント!!!!!!!!
期限はリアルの8月31日までよ
追記や変更も柔軟に対応できるから、気軽に書き込んでね♪
必須事項:・劇団の名前(あとで変更可)
・全メンバーの名前
・それぞれの役割(アクション時に変更可)
・Xキャラや参加希望のNPC
・定員の希望・・・A.メンバー数と同じ(飛び入り参加NG)
B.メンバー数以上(劇団員への飛び入り参加OK)
C.メンバー数以上(劇団員以外、たとえば観劇や応援の参加OK)
任意事項:・劇のタイトル
・劇の内容
・役の名前
・グループ創設やイベント参加の経緯など、自由に
くわしくは、こちらのおしらせをどうぞ
https://rakkami.com/info/detail/565
『NK3-寝子高3年連合-』の『海賊奇譚』に関してはこのようなストーリーです。
▼登場人物
※海賊団の名前、および役名に関しては担当マスター様にお任せします
【海賊団A所属】
・炎神の刀の使い手:森篠琳子
切り込み隊長
・氷神の刀の使い手:志波武道
船医
【海賊団B所属】
・風神の刀の使い手:高梨煉
海賊団Bのリーダー。刀コレクターであり、戦闘時は後方から指示を出す。
・水神の刀の使い手:桐野正也
戦闘狂の戦闘バカ。美しい刀を集める為なら戦いを挑み勝って奪い取る
『海賊奇譚』ストーリー(4/4)
神にのまれた者。
神の力を宿りし刀を手にしながらも、刀に選ばれなかった者の末路。
その攻撃は、両海賊団の船へにも迫ります。
海賊団の足であり、住処であり、命でもある船。
それが傷つき、壊されれば…それは海賊団としての死にも匹敵します。
このままでは全滅もあり得ます。
その時、誰かが言いました、誰かが返しました。
「1人ずつがダメなら、4人が協力すれば…」
「いける、それならいけるはずだ!」
「一時休戦だ、まずはあいつをどうにかする」
「足引っ張るんじゃねぇぞ」
「終わったら覚悟しろ!」
「力ない奴は邪魔にならないように退避だ!」
伝説の刀の使い手たちの動きがまとまります。
まとまった動きは、新たな力となり敵に牙をむきます。
炎と風が合わさり、煉獄業火の螺旋となりて
水と氷が合わさり、変幻自在の監獄となりて
炎と水が合わさり、灼熱地獄の蒸気となりて
風と氷が合わさり、絶対零度の吹雪となりて
4本の刀の煌めきとともに、神にのまれた男は倒されました。
けれど、ここからが問題です。
互いに「とどめは自分が刺した」「この刀は俺たちの物だ」と一切譲りません。
揉めに揉め、もう一度戦いがおこるかというその時です。
青い雷が再度、雷神の刀に向かって落ち…刀が真っ二つに折れました。
折れて2本に分かれた刀、しかし雷神の力は失われていないようです。
両海賊団は、今回ばかりは顔を見合わせ…それぞれ折れた刀を持ち帰ることにしました。
持ち帰られた雷神の刀。
噂では短刀として加工されたとも、そのままの姿でコレクションとして飾られたともいわれています。
伝説の刀5本を見つけ、手に入れた両海賊団。
これで旅は終わり?いいえ、まだまだこの『和』の世界には様々な刀があります。
もしくは、伝説の刀をすべて手に入れるための争いが起こるかもしれません。
彼らの冒険は、まだまだ続きます。
『海賊奇譚』ストーリー(3/4)
上陸するが早いが、互いに相手に言葉をぶつけながら祠に急ぎます。
最初は小競り合い、妨害の応酬から…
いつしかそれは真剣勝負へと変わります。
刀がぶつかり合う甲高い音とともに、それぞれの手にする『神宿る刀』の力が駆け抜けます。
実力は互角、手に入れるという気迫も互角。
両海賊団の強者同士の戦いに他の団員は見守ることしかできません。
何度目かの轟音の後、土埃が舞い上がった後には…
肩で息をし、激しく疲弊した伝説の刀の使い手たちの姿がありました。
両海賊団の団員も、その戦闘の激しさ…そして自分たちの海賊団でもトップの実力者のめったに見ない姿に動揺が隠せません。
その時です。
刀が祭られている祠に向け、走り抜ける影がありました。
それはどちらの団員だったか…
彼は雷神の刀を乱暴につかみ、その輝く刀身を天に掲げ叫びます
―この刀があれば、もう…!―
海賊にとって野心は大事なものです。
伝説の刀の使い手となれば、地位も名誉も手にするのは容易でしょう。
但し、今回ばかりはそれが命取りとなったようです。
青い雷が、意気揚々と掲げられた雷神の刀にむかって落ちました。
伝説の刀。
それは神の力宿りし刀。
そして…使い手を選ぶ刀でもありました。
空気が変わります
叫び声とともに、団員の動きがきしみ、辺りに雷が降り注ぎます。
―アァアアアアアア!―
絶叫とともに刀から繰り出される斬撃の数々
雷を纏い、思わず耳をふさぎたくなる叫びをあげながらこちらに襲い掛かります。
『海賊奇譚』ストーリー(2/4)
昔、皆から神の力を借りたと評された伝説の刀鍛冶がいた。
彼が5本の刀を残しこの世を去ってから時は流れ…
いつしかそれは『神宿る刀』として各地に眠っていた。
これは
サーベルの代わりに刀を
水兵服の代わりに和服を
銃での決闘は刀での真剣勝負
そんな『和』の歴史を紡いできた世界の、とある二組の海賊団のお話。
伝説の刀、名刀、妖刀、美術刀…
そんな『刀』に見せられ、世界を回り収集や略奪を行ってきた2つの海賊団。
目的が同じならば、行きつく先も同じ。
いままで何度も顔を合わせては競い合い、刀を交え、ぶつかり合ってきました。
その結果、伝説と呼ばれる5本の刀のうち
(海賊団A)は【炎】と【氷】
(海賊団B)は【風】と【水】
それぞれ2本ずつ所持していました。
「雷神の力が宿っている刀がある」
「その刀が収められている島は、常に雷雲が立ち込めている」
「決して近づいてはならない、神のイカヅチが降り注ぐだろう」
それぞれ別々の場所で、最後の1本の情報をつかんだ両海賊団は早速その島へ向かいます。
何の因果か、またしても島の近くで鉢合わせた両海賊団。
雷神の刀を手に入れる為、相手よりも早く上陸すべく団員に檄を飛ばします。
『海賊奇譚』ストーリー(1/4)
「神宿る刀の伝承」
昔ある所に一人の刀鍛冶がおりました。
無名の鍛冶屋でしたが作る刀は美しくまるで風景を切り取ったかのような出来栄えでした。
その美しさは人のみにならず八百万の神をも魅了してしまいました。ある日、夕陽のような真っ赤な瞳をした男が鍛冶屋の元を訪れました。彼は自分のことを炎神だと言い「自分のための刀を作ってほしい」と言いました。鍛冶屋は不思議に思いながらも刀を打ちます。しかし、今までに作ったような刀では試しにと振るだけで砕けていってしまうのです。鍛冶屋は作品が作れないことが悔しく、何日も何日もかけて刀を作っていきました。幾月かしてようやく炎のような輝きを持った刀が出来上がりました。男が振っても砕けることがなく男の手にも馴染むようで至極満足した表情でした。「これはいいものが手に入った。早速仲間達に自慢しよう。お前に炎が歯向かうこともなくなるだろう」豪快に男は笑ったかと思うといつの間にか消えており、鍛冶場の炎だけが勢いよく燃えていました。鍛冶屋は神様に違いないと思い、それからもお供えをかかすことはありませんでした。
それからというものの刀鍛冶の所には神様たちが訪れるようになり、男は彼らのために刀を打ちました。
一振りはさざ波のような刃文
一振りは山かける風のような刃
一振りは曇りのない氷のような刀身
一振りは天翔ける雷のような輝き
鍛えあげられた刀に神々は満足し、彼の繁栄を約束して帰っていきました。
月日は流れ、神々の刀はいつしか神のもとを離れ人の手へと渡っていきました。
その美しさから武家や貴族達が我先にと奪い合いましたがなにせ神のために作られた刀。力を宿した刀となり人には到底扱えないものとなっていました。
人々は恐れおののき、神の力が暴れないよう刀を祀り、各地へと隠していき、その存在を知る者はごくわずかとなりました。
しかし、「神宿りし刀」として話は残っていくのでした。