ふふ。メンバーが揃ったのね
……エクセレント!!!!!!!!
期限はリアルの8月31日までよ
追記や変更も柔軟に対応できるから、気軽に書き込んでね♪
必須事項:・劇団の名前(あとで変更可)
・全メンバーの名前
・それぞれの役割(アクション時に変更可)
・Xキャラや参加希望のNPC
・定員の希望・・・A.メンバー数と同じ(飛び入り参加NG)
B.メンバー数以上(劇団員への飛び入り参加OK)
C.メンバー数以上(劇団員以外、たとえば観劇や応援の参加OK)
任意事項:・劇のタイトル
・劇の内容
・役の名前
・グループ創設やイベント参加の経緯など、自由に
くわしくは、こちらのおしらせをどうぞ
https://rakkami.com/info/detail/565
『海賊奇譚』ストーリー(1/4)
「神宿る刀の伝承」
昔ある所に一人の刀鍛冶がおりました。
無名の鍛冶屋でしたが作る刀は美しくまるで風景を切り取ったかのような出来栄えでした。
その美しさは人のみにならず八百万の神をも魅了してしまいました。ある日、夕陽のような真っ赤な瞳をした男が鍛冶屋の元を訪れました。彼は自分のことを炎神だと言い「自分のための刀を作ってほしい」と言いました。鍛冶屋は不思議に思いながらも刀を打ちます。しかし、今までに作ったような刀では試しにと振るだけで砕けていってしまうのです。鍛冶屋は作品が作れないことが悔しく、何日も何日もかけて刀を作っていきました。幾月かしてようやく炎のような輝きを持った刀が出来上がりました。男が振っても砕けることがなく男の手にも馴染むようで至極満足した表情でした。「これはいいものが手に入った。早速仲間達に自慢しよう。お前に炎が歯向かうこともなくなるだろう」豪快に男は笑ったかと思うといつの間にか消えており、鍛冶場の炎だけが勢いよく燃えていました。鍛冶屋は神様に違いないと思い、それからもお供えをかかすことはありませんでした。
それからというものの刀鍛冶の所には神様たちが訪れるようになり、男は彼らのために刀を打ちました。
一振りはさざ波のような刃文
一振りは山かける風のような刃
一振りは曇りのない氷のような刀身
一振りは天翔ける雷のような輝き
鍛えあげられた刀に神々は満足し、彼の繁栄を約束して帰っていきました。
月日は流れ、神々の刀はいつしか神のもとを離れ人の手へと渡っていきました。
その美しさから武家や貴族達が我先にと奪い合いましたがなにせ神のために作られた刀。力を宿した刀となり人には到底扱えないものとなっていました。
人々は恐れおののき、神の力が暴れないよう刀を祀り、各地へと隠していき、その存在を知る者はごくわずかとなりました。
しかし、「神宿りし刀」として話は残っていくのでした。