\ オーバータイム!/
鈴宮 音々
木々の葉の間から温かな光が弱く差し込む。 心地よい静寂に満たされたその場所は、周辺の猫たちの集会場所になっているらしい。 猫好きな人なら、集う猫たちに誘われて、この場所を訪れることができるかもしれない――
花風 冴来
(戸惑う様子の彼女に優しく微笑み) 私のとっておきのお守り。 大切な人から貰ったものなの。 貴女にだけ特別に貸してあげる。 (他の人には内緒よ、と唇に人差し指を当て) 勾玉は厄災を退けると言うし きっと悪い夢だって見やしないわ。 だから、安心してゆっくりお眠り。
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