\ オーバータイム!/
鈴宮 音々
木々の葉の間から温かな光が弱く差し込む。 心地よい静寂に満たされたその場所は、周辺の猫たちの集会場所になっているらしい。 猫好きな人なら、集う猫たちに誘われて、この場所を訪れることができるかもしれない――
花風 冴来
まあ、そうなの。 (よく迷子になると聞いて呆れるわけでもなく 何処か喜んでいる様にも聞こえる声で相槌をうって微笑み) 気にする事ないわ。 私だって偶に迷子になるし 今だって迷子になっている様なものだもの。 ねぇ、貴女お名前は?
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