晴れてる時に外で食べると、また美味いんだよなこれが。
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小屋の近くには水車以外にも木の机と切り株の椅子が何個か設置してある。
日差しが強い時にはパラソルを広げると日よけになる。
天気が良いとその横に洗濯物が干されていることもある。
雑談用スペースです。
公序良俗に反しない程度にご自由にどうぞ。
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ふーん……。
来るって、約束したから。まあ気長に待ちます。
ルプスはベルラと違って時間がかかるかもって教えてくれましたし。
……ベルラのお知り合いですか?(自分の知らない歳の近そうな相手を見留め、わずかに姿勢をただす)
(敢えて時間を置いて戻ってきたと言うと理由も聞かれそうだし、ここは曖昧に濁しておくか)
まぁちょっとな。
ちびがルプスと少しでも仲良くなれたんなら、俺としても嬉しい限りさ。
また来てくれるといいな。
(黒髪の少年へぽんと頭に手を置いたところで、見知った人影に気付き)
おぉ、イナホーこっちだ(手招き
ちょうど木の実のジュースもあるから、一緒に飲みながら話でもしよう。
(耳をピンと立ててキョロキョロと)
ベルラさんが仰っていたのは、こちらですかねー?
……あら、どなたかとお話し中でしたか
ふむ、あの方がベルラさんの話にでてきた「僕と同じ年ぐらいの子」でしょうか?
(「と言いつつ、きっと僕のほうが年上だろうな」と思いつつ、やや離れたところで2人の様子を見ている)
ずいぶん遅かったですねどこで道草食ってたんですか?(胡乱気な目を向け)
ルプスならもう帰りました。ええ、『シリウス』を探しに。
ん、まあ……少しは。
そろそろ頃合いかね。
ちび達同士ゆっくり話す機会なんてなかなかなかったからな。
俺がいない方が話も弾んでいるだろうし、同い年の友人がちびにも出来たら俺も嬉しいしなぁ。
…あれ?ルプスがいない(木の実のジュースと酒を持って再び現れ
そういえば探し人がいると言ってたし、探しに行っちまったかねぇ。
(呑気な口調で黒髪の少年へ向き直り)遅くなってすまん、おちび。どうだ?色々話せたかね。
皆お肉好きですね。僕はたくさん食べられないから少し羨ましいです。
そうですよ、お兄さんですからね。教えるのも任せてください。(ふふ、っと少し自慢げにしたあと小首を傾げて)
ああそうなんですね。それじゃあ無事見つかるといいですね。
ん、いいですよ。(小指を絡ませる)
それじゃあまた。
ふう……行っちゃった……。なんだか嵐みたいな子だったな。
うん、でも……ちょっとだけ楽しかったかも。
あぁ、せめてジュースだけでもお土産にあげれれば良かったた……。師匠、遅いけどどこで道草食ってるんだろう。
そう、それ!主食っ!犬も肉食だからお肉沢山食べるぞっー。
(たくさんと両手を上に広げ)美味しいものいっぱい、幸せになるっ♪
シーナのほうがお兄さん?ふぅ~ん、いっこ上だったのかぁ……。
(自分との違いを探すように眺め見て)
(シーナの言葉に顔をあげ、数回瞬き)
シーナが教えてくれる……、片付けや洗濯もの……。うん、やる!やりたい。
シリウス驚かせたい!
あっ!?でも今日はシリウス探さないといけなくて、他の所にもいかなきゃだから
またここに遊びに来た時教えて欲しい。
俺、今度修行にもいかなきゃだから、すぐに来れるかはわからないけど……。
約束~♪(ゆびきりーと右手の小指を差し出して)
俺シーナと友達になれるように頑張って強くなってくる!
だからその時までシーナも元気でなーっ!
しゅーしょく……?修飾……、ああ主食ですかね。
美味しいものをたくさん食べたい気持ちはわかります。
いえ、何も。僕は一歳お兄さんの14歳です。(頭を振りごまかして)
教えますよ。
(悲しそうな態度に少し戸惑い天を仰ぐ。覚えやすかった家事を頭に浮かべ)
料理がダメなら片付けや洗濯ものを頑張りましょう。
こっそり練習して、シリウスって人がびっくりするの、見たくないですか?
そっかぁ~!じゃぁ、それきっと、いいこと♪いいこと♪
ジャーキー薄い肉!すごく美味しい♪沢山は食べちゃ駄目って言われるけど、たーくさん食べたいっ!
うん、お肉好き。肉はえぇっと、しゅ…しゅーしょくってやつ!(何度も頷いて)
んーと、どうかしたシーナ?シーナも同じくらいって思った!(向けられた視線の意味に気付かず首を傾げ)
手伝い…したいなら……シーナが、教えてくれ…る……?
(言葉の意味を噛み砕くように呟き、何度か目を瞬かせ)
俺、シリウスと一緒にすごすようになって色々教わったし今も頼めば教えてくれる。
でも俺役立たず……。たくさん脚引っ張ってる……。料理……全然駄目……絶対失敗する……。
(料理と聞けば自分の実力に悲しくなり、じわりと涙を浮かべて項垂れ。耳や尻尾もくったりと下がる)
まあ、つまらなくはないですね。
ジャーキーですか。お肉料理が好きなんですかね?
(予想以上に上がったテンションに目を瞬かせ)
(13歳なんだ……。もっと下かと思ってた)
貴方が…大人の手伝いをしたいなら、僕が教えてあげましょうか。
その、シリウスって方が教えてくれない事とか。
(探るように言葉をかける。何もできなくて悔しい気持ちは覚えがあった)
料理とか色々、ルプスはやったことあります?
愉快?ん~と、シーナも楽しいのかな…?そうだったら嬉しいなぁ~。
(しっぽはパタパタと揺れ続け、嬉しそうに笑み)
そっか!じゃぁ、俺の話…は、……なに話したらいいんだろう?俺の好きなものとかかなぁ?
この間食べたジャーキー凄く美味しかった♪だから俺あれ凄く好きっ!!
(好物のビーフジャーキーを思い出してか、よだれを垂らしそうな勢いで舌なめずり)
シーナ賢い。大人の主張する、大人っぽくなれる?俺ももう13になった。
本当は10歳になったら大人の手伝い出来るようになる……。でも、俺………う……から……。
(楽しそうに話していた様子が何かを思い出してか勢いをなくし
最後は俯いて言葉も消えるように途切れがちに聞こえる)
シーナのおししょーさま!ベルラ強いのはわかる。(本能的に強さを感じて)
う~んと、シリウス色々な事教えてくれる……から、師匠なのかなぁ……?
父上のかわりにって一緒に居てくれて、でも従者?なんだって……(上手く説明出来ず時折考えるように)
この場合の面白いはおかしいって言うか、愉快ってことです。
(すぐには無理だけど話していて悪い気分ではない、友達になれるかもしれないと思いルプスを見る)
ん、友達になりたいなら僕に聞くだけじゃなくて貴方の事も話してください。
知らない人とは仲良くもなれないでしょう。
(擽ったそうな反応に込みあげてくるおかしさを抑えながら)
そう、大人みたい。
師匠が子ども扱いしてくるので大人ですよって主張してるんですよ。
(同じように小屋に視線をやり)
ええ、俺のお師匠様です。
シリウスというのが貴方の師匠ですか?
そう、友達!(返された言葉を繰り返し大きく頷く)
仲良しは友達なんだって前に本に書いてあったんだ~♪
俺、友達ってのちゃんとは知らないけどシーナと友達になりたいっ!
面白い?何かおかしかったかなぁ……?(あれ?と不思議そうに左右に首を数回傾げ)
(近づく吐息にくすぐったそうに首をしかめ、言葉に反応するように耳が動く。
内緒話のような打ち明け話に楽しそうに)シーナは大人みたい?俺も大人になりたいなっ。
ふぅ~ん?藁で型の練習なのかぁー。(藁巻から視線を戻して指を下ろし)
基礎がなってないと駄目だって、シリウスも言ってた。
さっきいたベルラがシーナの先生?(小屋のほうへと僅かに視線を向け)
友達……?
(目を瞬せ、小首を傾げる。中々聞くことの無いセリフに僅かに笑い)
面白い人ですね。
僕はどちらも好きですけど……(耳元に口を寄せ)
コーヒーやお茶を砂糖なしで飲めた方が大人みたいでしょう?
型を練習したりするのにはちょうどいいんですよ。
基礎をしっかりするのが一番近道だって。
うん、シーナ良い奴!俺、シーナと友達になりたいっ!
(こくりと頷いて身を乗り出すように立ち上がりブンブンと尻尾を大きく振りながら)
ジュース甘くておいしいから好き♪シーナは?お茶のが好き?
剣の修行?人じゃなくてあの藁が相手なのかー?
(遠めに見える巻藁を指差して首をかしげ)
そうですか……?
(はしゃぐルプスを見て残っていた警戒心を緩めていく。こんな子供だったら悪いことはしないだろう)
ジュースがお好きですか。
(視線の先を見て、ああと頷く)
あれは剣の修業をする場所です。
おあいこ。シーナいい奴だなっ!(ふへっと表情をやわらげて笑い)
とっておき!とっておきのジュース楽しみだな~っ♪
(ジュース♪ジュース♪とメロディをつけてパタパタと尻尾を振る)
シーナ達の家なら、ここには居ないかぁ…(残念そうにぼそりと呟き、気を取り直すように)
じゃぁ、あれがシーナ達の家?あっちが水車で……あれは?(野原に置いてある巻藁の広場を見て首を傾げ)
はじめてのおじさんと一緒にいてくださいって言った僕も悪いですから、みんなおあいこで謝る必要ないですよ。(僅かに気を使うような声で)
はい。
じゃあ師匠お願いします。僕はお茶で。
とっておきのジュースだからルプスもきっと気に入りますよ。
えー…と、僕らの家です。(答えに迷った末誤魔化すように)
(逃げ腰になる足を踏ん張りつつ、少し申し訳なさそうにし)
…ごめん、なさい。ベルラ悪くない……。俺が弱いの駄目……。(しゅんと肩を落とし)
うん、俺シーナと一緒に居る。ありがと……。(怯えが収まり尻尾と耳が元に戻る)
木の実のジュース初めて飲む。シーナもジュース?それともお茶?
そういえば、ここもどこなんだろ…?(改めて周囲の様子に目を向け見まわす)
事実怯えられてるじゃないですか。
子供受けする見た目じゃないって自覚してください。
(自身がどう思っているかはさておき……と、胡乱毛な目で)
(ベルラとルプスを交互に見)
あー…はい、わかりました。
カップは一番奥の戸棚の上から二段目です。
ジュースとお酒が近い場所にあるので間違えないでくださいね。
えっと、ルプス。僕と一緒ならここにいてくれますか?