空が、夕暮れと宵闇の狭間で揺れる短い時間。
朱色と、紺から黒に変わる色の中
全ての景色が切り取られたかのように不思議な色を湛えている。
ある少女は静かに語る。
「この時間には時々
妖精でも女神でもない、人ならざる存在も現れるのよ」
*夕方の雑談トピックです
*独り言や探索にもどうぞ
*トピ主様に作成許可済み
そうかもね。冴来ちゃんがそう思ってるのは事実みたいだし……
うん、でも実際人に何かしてあげるって難しいよね
思いやりと媚びは違うしねぇ
納得してないかー。うーん、彼女、すごく広い目で考えてるね。自分の人生が上手くいってないとかそーゆーのじゃなくて。世界のあり方とか、仕組みがどうあればいいのかとか。そやって考えれるのは尊敬しちゃうけど、大変そう。知恵や認知は良いコトばかりじゃないね
世の中知らない方が良いコトの方が多いかも
好きでいるコトが人を苦しめるだなんて、思ってもみなかった。オレはばかだったよ、冴来ちゃん。誰も望んで無いコトをやり続ける道化だったよ。一人でくるくる踊って糸が絡まってどうしようもなくなった。これからはもっと頭よくならなきゃ
そう、だね……。さじ加減が、分からないけど、まあ試し試し……
月のある夜空はきれいだね。オレも好き
夜の道はこわいけど……月がぼんやり照らしてくれたら歩ける気がするー
ありがと、冴来ちゃん……
ちょっと休んでく
んー、じゃあちょっとだけ付き合ってくれる?
ごめんね?あんまり話せる相手がいないだ
軽い気持ちで聞いてくれるだけでいいから
寝ちゃってもいいよ
最近、いろんなものが怖くてさ
どうしたらいいか分かんないんだよ
別に誰かを恨んだりどうこうしたいってワケじゃなくて、だからどうしていいか分かんないのかな
ちょっと前に見つけちゃって
ずっと無視してたものを
そしたら今まで平気だったものが、だめになっちゃって
なんだか、うるさくて
ちっちゃいオレが泣くんだよ
ん、まあ、そんだけ
あんま大した話じゃないから、テキトーに聞き流してっ