夜歩く人たちのある日の記録。どんな事が起きたのやら。
みみみみ見られた、いや常闇はそんなに口の軽い方ではないが、いや、仮にも年頃の女子、何かのきっかけでポロリと友達に漏らし、それが起爆剤になって夜中歩いているのは異性不純交遊だったなんてデマが流れ始まったら本当に終わる。終わってしまう。もしそれが祖父ちゃんの耳に入ったら…。
「ととと常闇、ここここの人は前に少しお世話になっただけで、べべべ別に深い付き合いと言うわけでは…」言い訳しながら必死に常闇から人に話が伝わらないようにする手段を焦ってから回りする頭で必死に考え出す。しかしそこに大和登場。
「目撃者が増えた!?」