小学五年生、それは一番上でもなければ、下の学年とも言えない時期。
反抗期が始まり複雑になってくる時期。
子供扱いは嫌だけどやっぱり子供。
そんな悩める小学五年生の溜まり場。
今日も小五的井戸端会議。
(小学五年生用雑談トピックです。ルールを守って楽しく雑談!)
お前が天才になるほど叩くなら天に召されるほうが早いだろう。
(一瞬変化した表情を見咎めるも、口にして追求することはせず。続く言葉に目を細め)
ふん、ならいい。別にお前のことなどちっとも興味ないからな!(裏腹な言葉を紡いでそっぽを向き)
そんなのボクの勝手だろうが!(言い合いで廊下を騒がせ)
本当にバカなのか!?(額を押さえ頭が痛いと大きくため息をつき)
誰が楽しいだの楽しくないだのの話をしたんだ…。
わかるもなにもそんな事出来るか。それくらい常識だろうがっ。
なっ、失礼な!ボクだって友くらいいるっ!勝手に決めつけるなっ!!(視線を合わせ睨み合い)
(走り去る背にはっとして)
おい、卑怯だぞ!待てッ!!お前などにまた負けてたまるかっ!
(勝ち負けを出されて頭に血が上り、注意したことも忘れて竜世を追いかけ走っていく)
ならねえよ!!それでなるならもうすでに天才だよ!!
(一瞬あっという表情を見せ。眉間にシワをよせ唸る)
ん~~ん~~~!!お前にはナイショ!!
(言ってしまっても別に構わないけど。悲観している訳じゃないけれど。たまに向けられるかわいそうにという顔をタイラにされるのは無性に腹のそこがじくじく痛むというか、たぶんきっと、腹が立った)
あれが気のせいならお前いつ楽しいんだ!!
(売り言葉に買い言葉で無駄に声をあげ。ダメという言葉に別の意味で反応する)
ダメじゃねえよ!!だって山楽しいじゃん!!!
なってもないのにわかんのかよ。
つーかお前絶対友だち少ねえだろ。
(ぐぐっと下から睨み付ける)
べーつーにー♪
(振り返りにんまり笑い一瞬だけ立ち止まって)
これはオレの勝ちだな!!
お前もいそげよー!
(振りかえる事なく走り去る)
お前は精密機械じゃないから大丈夫だろう。むしろ物覚えが良くなるんじゃないか?
探しに…?いったいなにを探そうというんだ…?(探すという言葉に引っかかりを覚え訝しげに眉を寄せ)
う…煩い、煩い!!そんなことは気のせいだ!!(事実をなかなか認めようとはせず否定し続け)
だから何でそうなるんだ、お前は!ボクが見ていないと駄目なのか!?
(相手の不機嫌を感じるも訂正する様子はなく)
ふん、ボクは事実を言ったまでだ。玩具は玩具だろうが、なぜ訂正などしなければならない?
玩具が相棒だの親友など、テレビや夢物語の話だぞ。そんなのはただの気のもちようでしかない。
(話しにならないと鼻で笑い)
まったく、しょうがないはこちらの台詞だ!(肩を払うようにして)
何か言ったかっ!?(呟きに反応してキッと睨みつけ)
こら!廊下は走るなと言われてるだろうがっ!待て、この猪!
わわっ!!たんまたんま!暴力反対!!
せーみつ機械は叩いちゃいけねえんだぞ!!
んん~…言ってることはわかるけどタイラの言ってるのだと何処にも“探しに”行けねえじゃん?
だから気を付けてがんばろーって。
そのわりには最後すっげーもりあがってたじゃんか。(キョトンと)
何でってそりゃ自分で考えたらオレは山に行くぞ!いいんだな!?
(おもちゃと言う言葉に眉をよせ低く唸るように)
むっ……ただのおもちゃじゃねえよ。訂正しろ。
アイツは大事なオレの相棒だ。
そりゃまだまだ親友とは呼べねえけど、知れば知るほど、仲良くなるほど、オレたちは強くなれる。なってる。
(押されたら案外簡単に離れ、両手を広げたままのポーズで)
はーい、はいしょうがねえなあ。
どうくつであんなに歩くの遅かったくせにぃ(ぽそ)
ん、でもまあそうだよな!早く集合すればたくさんバトルできっかもしんねえし!
走るか!!!タイラ校門まで競走な!
本当にわかっているんだろうな…?(全く信用していない様子で目を細め)
っ!!気をつけろとは言ったが、頑張れなど…ボクはお前の応援などしてないからなっ!?
何かで故障は叩くと良いなどという話を聞いたがお前の頭も衝撃を与えるといいかも知れないな…
(ドヤ顔にいらっとして拳を握って見せ)
別に、ボクは楽しく…なんて……ちっとも、なかったからな!(視線を逸らして誤魔化しながら)
おい、お前のそれは自慢にも何もならないぞ…。
なんでボクがお前に教えてやらないといけないんだ!自分でちゃんと考えろ。
仲良くだと?玩具と仲良くなど何をバカなことを言ってるんだ。
そんなことで力を引き出せるようになるハズがないだろうに…。
(あきれたような声を出して)やはりお前に聞いたのが間違っていたようだ。
おい、いい加減にしろよ!ボクはお前なんかとなれあう趣味はないっ!
はーなーれーろーっ(首をそらし竜世の頭を押し出して体を離そうと)
ボクはいたって普通だ!お前と一緒にするな。
っ、だから!別にお前に礼など言われる筋合いはない。
(つんと顔を逸らすも照れからか耳まで赤くなっており)
もう…い、いいから行くぞっ。いつまでもこんな所にいたら街を周る時間がなくなるからな!
ちゃんとわかってるって!
危ないから気を付けつつがんばれってことだろ?
がんばればなんとかなる!たぶん!
(胸を張ってどや顔で)
えー!何でだよタイラだって楽しかっただろー?(ぷくっと頬を膨らませ)
バカにすんなよ!オレだって1発で覚えてられることもあるんだからな!友だちの顔とか名前とか!!
それ以外はほら、忘れたらタイラとかが教えてくれっからいいじゃん?
おう!スターライトナイトと仲良くなんねえとアイツの力ちゃんと引き出してやれねえからな!
どんなことしてっかはヒミツだ!
(ニシシと笑って)
(痛いと言われて叩く手だけ止めた。腕も少し緩めるが体勢はそのままに。少しのびあがってなつくように肩に顎をのせ)
わりぃわりぃ。
そんなに危ないかー?タイラがしんちょうすぎるだけじゃねえの?
でもま、うれしいからもっペン言うな!タイラありがとー!!!!
そうだぞ。今の世の中物騒なんだ、気をつけるにこした事はないんだからな。
お前……。ボクの言ったことまったく理解してないだろう!?
(言い放たれる言葉に思わず額を押さえて唸り)
ボクはもう、絶・対に!あそこには行かないからなっ!!(ブンブンと首を振って拒絶し)
当然だ、と言いたいところだが、この程度は誰だってわかる。お前が鳥頭なだけだ…。
秘密の特訓、だと!?そんなことしているのか…?(興味深げに身を乗り出し)
なっ!?抱きつくな、バカ!痛いだろうがっ!!!(身じろいで抜け出そうとし)
言っておくが、勘違いするなよ?いいか?場所を教えるのだってお前が余りに危なっかしいからで
これはどうしようもなく!しかたなしに!なんだからな!?(言い訳がましく何度も言い聞かせるように)
(なるほどな!?と驚いた顔でタイラを見て)
そっかわかんねえよな確かに。
まあでも何とかなるって!
(一度納得するも難しく考えるのがめんどくさくなってあっけらかんと言い放ち)
あのどうくつなー!タイラと歩夢と行くのすっげー楽しかったし、またいっしょに行こうぜ!
(様子に気づかず楽しげに。スクレのバトル場をきいてそれだー!と指さし)
タイラ頭いいな!そっかそこでもできるな!
でも特訓はヒミツでやるもんだし、うぐぐ…。
(悩み、唸っていたのが教えてやるの言葉に顔を輝かせる)
え、他の場所も教えてくれんのか!!!
うわータイラめちゃくちゃいいヤツじゃん!!!ありがとう!!!
わかった!あの公園だな!!バッ帰ってすぐ行くから!!
(全力でタイラに抱きついて背中をバシバシ叩く)
………………。
なんでもない。こいつがそんな高度なことをしているとは思えないか…(思いなおしたように首を振り)
そんなのは相手が知っていると限らないし無差別ということだってありえるんだぞっ?
怪我だって連絡出来るとは限らないだろうが…。
まったくお前は危機管理がなっていない!危なっかしくてしょうがないな……。
あの洞窟だって……(あの時のことを思い出してか、一瞬小さく震え)
スクレで話を聞くのは良いが、たしかあそこにはバトル場もあったはずだ。特訓ならそこを貸してもらえ。
いいか、街中にだってバトル出来る場所はいくらでもあるんだからな!
ちっとも平気じゃないと言ってるだろうが、この鳥頭がっ!
もういい、今日はボクが室内でもバトル出来る場所をいくつか教えてやる!
まずは一度荷物を置いて帰ってからだ!いいな?
場所は行きながら説明する。集合場所は…最初のバトルをした公園でいいだろう。
(あまりに喜ぶ姿に毒気を抜かれて)
んーー、べつに~?
何かいったか?
(ぱちぱちと瞬きヘラっと笑う)
あっはっは、ユーカイなんてあるわけねえじゃん。オレんちビンボーだし!
ケガはなれっこだし。何もおこんねえって!
それに何かおこったとしても、ちゃんといざって時は母さんにれんらくする約束してあるんだぜ!
(片手で携帯の入ったポケットを叩きアピールする)
雨ならそん時は小さいどうくつ探したりこないだのとこ行ったりするかな。ほら、タイラと歩夢といっしょにいっただろ!
それかスクレによってマスターにギアの話聞く時間にするかだなー。
ほら!全然ヘーキだろ!
(言い訳するタイラの目をじっと見つめたまま)
じゃあ他に何かすっげーやりたいことあんのか…って、
やったー!!
(タイラの手から離した両手をそのまま上にあげて、喜びを全身で表現する)
どこでする!?どこがいい!?!?
……な、なんだというんだ…?(ジト目になりつつ)
山での特訓に障害物…それがお前の強さの秘密なのか…(ぼそりと小さく呟いて目を光らせ)
クマなどこんな所に出ようものなら事件になるだろうが。
そうではなく、そんな場所にひとりでいて何かあったらどうするんだ!?
怪我や誘拐などもあるかもしれないだろうがっ…まったく(素直に言わずに怒るような口調で言いつのり)
それに天気が悪ければ出来ないじゃないか。
あ、相手をしてやるとは言ったが、別にギアの事とは……。
(言い訳がましくぶつぶつ言いながらも事実であることはなかなか認めず
振り払おうと手を振るも相手のほうが力が強くて外せずに)
あーもう、わかった!ギアバトルで相手をしてやる!!
だからいい加減に手を離せっ!!
ふーん?
(自分に向ける顔にしては珍しいものを見た気分で目を丸く。そうしてご機嫌な様子で)
やったー!
山だったら広いしいい感じにしょうがい物もあるし特訓にはちょうどいいんだぜ!
クマが出るわけじゃねえしあぶない事なんかないだろ?
なんだよさっき相手してやろうっていったじゃんか!
(逃がすもんかと手の力を強めてキッと睨み返す)
それともなんだ別の遊びか!?
それでもいいけどどうせタイラと遊ぶならバトルがオレはいい!!
う、うるさいっ!!そんなのは気のせいだっ!!(頬から手を離してつんと澄まし)
(嫌がる様子もなく胸を張る姿に虚をつかれたように瞬き、一瞬わずかに口元を緩め)
ふ、お前というやつはしかたないな……。
山って…。そんなところでやっていたのか?お前はもう少し危機感というものをだな……
(注意をしようとするも相手の勢いに言葉を押し流され)
ボ、ボクはまだ何も言っていないぞっ!?
おい、こら!話を聞……っ(手を握られながら、高いテンションに動揺しタジタジとなり)
と、とにかく落ち着けっ!いいからボクの話を聞けと言っているだろうがっ!?
(動揺で赤くなった顔のまま睨みつけて)
今かくしたじゃん!自覚あんんじゃねえの~?
(ニヤニヤと楽しげに)
おうヒマだ!!だからかまえよ!(胸を張り堂々と)
ってイイって何がだ…?
(キョトンと身体ごと首を傾げていたが、ギアバトルの一言でパッと顔を輝かせた)
公園とか山だな!家でやってっと母さんに怒られっから!
え、なんだなんだ!?タイラバトルしてくれんの!?
マジで!やったー!!!
どこでするんだ!?あ、でもオレタイラのギアもよーーーく見て見てえから山じゃない方がいいか!?
(相手の了承を聞く前に全力でテンションをあげてまくしたてる。無意識で逃がさない様にと手を握ろうと)
ノリが悪くて結構だ…。
なっ!?失礼な奴だな!ボクはそんな間抜け面などしないぞっ!?(慌てたように片手の甲で頬を隠し)
(わざとらしいため息をついてコメカミを押さえ、諦めたように向き合い)
お前、もしかして暇なのか…?(じっと相手の様子を伺うように見てやや考え込み)
一度家に戻ったら出かけようかと思ってはいたが、このさいお前でもイイか…。
そんなにも暇をもてあましているならば、このボクが相手をしてやってもいいぞ!
(腕を組んで高飛車に言い放ち)
そういえばお前、ギアバトルは普段どこでどうしているんだ?
えーそう言わず少しくらいかまってくれよ!ノリがわるいぞ!!
(唇を尖らせ不満を漏らす。先を急ごうとする相手に首を傾げ)
あっれー、ヒマじゃねえの?なんかぼけっとした顔してっからヒマすぎてどうしていいかわかんねえのかと思ったんだけど。ちがったのか。
(二、三度瞬き。鼻で笑う様子に眉を寄せ)
どっか遊びに行くかもしんねえだろ!
あ、どっかでかけんのか?
(閃いたといったふうに明るく。コロコロと表情を変えながら話す)
(不意に視界に入ってきたリコーダに足を止めて顔を上げ、目前に立ち塞がる人物を目にし
とたん不機嫌な表情に変わり)
……お前か。まったく、なにをバカな事をしているんだ。
ボクはお前なんかに付き合っている暇はないぞ…(言いながらリコーダーを押しのけて進もうとし)
見てわかるだろうが、それ以外にどう見えるんだ?(バカにしたように鼻で笑う)
んじゃまた明日ー!
(教室から飛び出した直後。こちらに歩いてくる見覚えある姿を見つけた。声をかけようと手をあげたところでなにか閃き、にんまりと口角を上げる。通せんぼするようにリコーダーを進んでくるその人物の前にだし)
ここを通りたければオレをたおしてから行け!
……なーんてな!タイラも今からかえんのか?
(下校の準備を済ませランドセルを背負うと、学友に挨拶をし教室を出る)
今日は習い事はなかったはずだな…(スマホを取り出しスケジュールを確認し
家に帰ったら街へ対戦相手を探しにいってみるか、と考えごとをしながら歩いている)
そういったマナーは普段から気をつけていないと無意識に出るぞ。
だからムキになどなってないというのにっ…。(腰に両手を当てなぜわからないのかと不満げに)
意気込み【だけ】とは心外だな。ボクはそれ以外も誰よりもっているつもりだぞ!
勝負に手加減など無用だ。一度痛い目にあったからな、もう手は抜かない。
ふん、そんなこと知るか。自信満々な翔…それも面白くていいじゃないか。
ボクと横に並ぶならそれくらいでも問題ない!
(深くつっこまれなかった事に安堵してそのまま流し)
ボクも翔と話をして先程の授業のうっぷんが晴れたことは礼を言っておこう。
言われずともわかっている。それでは、またな。
(最後の笑みにこちらも楽しげに口端を上げ、その自信のなさはいつか絶対に変えさせて
思い知らせてやる、と立ち去る背に小さく呟き。自分も教室へと戻っていく)