白い布製のハンモックがかけられた木陰。
ハンモックの傍には木箱が置かれており
羊柄の可愛らしいブランケットがはいっている。
三人までなら一緒に寝れそうだ。
なるほど、親友か。
これからも仲良くな。
ついでに俺とも仲良くしてくれたら嬉しい。
あー…。
ちょっとからかっただけのつもりなんだが
悪いことしたかね…。
難しいな、あいつは…。
(二人が去って行く姿を見送り
気まずそうに頭をかく)
(常闇さんの言葉を聞き)
大事な人…。まあ、そうか。
そうは言っても色々いるし、
俺もたった一人っていうのは選べない。
誰か一人とより、大勢で過ごす方を俺は選びたい。