白い布製のハンモックがかけられた木陰。
ハンモックの傍には木箱が置かれており
羊柄の可愛らしいブランケットがはいっている。
三人までなら一緒に寝れそうだ。
….分かってて言ってる。
絶対、絶対分かってて言ってる…。
(からかわれ、不機嫌そうに唇を尖らせ拗ねた表情をする)
どういう関係かわからない?
お互いをどう思ってるかわからないってこと?
ふぅん…。
じゃあ、二人に宿題。
もし、あと一週間で世界が終わるとして
誰か一人としかその一週間を過ごせないとしたら
誰と一緒に過ごしたいと思う?
いい?宿題だからね!
ちゃんと考えなきゃ駄目だからね!
分かった?
(人差し指を立て、念押し)
…因みに、勘助なら誰と一緒に過ごしたい?
(勘助さんに視線を向け、小首を傾げる)