木箱の中に入れられたアンティーク調のノート。
木箱の中には青薔薇の飾りがついた
ボールペンも一緒に入れられている。
ノートの一ページ目には
「言の葉ひらひら。
吐き出せないなら書き出して。
あなたの想いで私を埋めて。」
と丁寧な字で記されている。
*落書きや誰にも言えない想いなど
ご自由に書き込みをどうぞ。
いつか貴方が私を忘れてしまう日が
いつの日かやって来る様な気がして
寂しくて寂しくてどうしようもない。
それならもう、いっそのこと
覚えて貰えているうちに
消えてなくなってしまいたい。
私と二度と会えなくなることに
これ以上無いほどに傷ついて。
涙を流して悲しんで。
どうか私を愛してよ。