さんきゅ
…んー、やっぱいい匂いするな。落ち着く…
（あっさり許されたなぁとちょっと拍子抜けしつつもそのまま解理の頭に鼻先を埋め、ぽそりと呟く）

ファ！？
え、ええと……こ、今回だけは許してあげよう……
（抱き寄せられて驚くも、服をぎゅっと掴むと小さく頷く）

ああもう…俺が悪かったって、許してくれ？な？
（これは収まりが付きそうにないなと苦笑いを浮かべるとシガレットチョコを再び口にくわえ、解理をぎゅっと抱き寄せて子供をなだめるように背中をぽんぽんする）

ええい黙らっしゃい！　僕を騙した罪はそれなりに重いぞぉ！
（うがーっと両腕を上げて怒りを表して）

Σちょ、まてまて！紙ごと食う気かお前！？
（根本しか包装を解いてないのでがりがり食い始めるとちょっと焦り、慌ててシガレットチョコを引き抜く）

ぐ、ぐぬぬぬ……誤解を招くような事を言ったのは君じゃないかぁ！
こんなもの、こうしてくれるわぁ！
（押し付けられたチョコをがりがり食べ始める）

騙したとは人聞きの悪い、俺はタバコだなんて一言も言ってないぞ？
解理が勝手に勘違いしただけだろ？
（ようやくネタばらしできたので激昂する解理に悪びれることなく、くつくつと笑いながらシガレットチョコでうりうりと唇をつつく）

ふにゃ！？　ま、まさか僕まで巻き添えにす、る……って、これはチョコじゃないかぁ！　き、君、僕を騙したなぁ！
（押し当てられた部分から甘い味が広がるのを感じて、ようやく騙されたと気付かされて激昂する）

まぁ確かに害が無くはないな、でも安いもんだぞ？？一箱百円もしない
っと、うだうだ言う前にお前もやってみなっと
（笑うのを我慢しながらそう返すと取り上げられる前に指に挟んだシガレットチョコの根本の包装を少し剥がして逆に差し出し、解理の唇にちょんと押し当てる）

た、確かに僕らぐらいの年代の男子が喫煙する割合は結構多いが、まさかそこに君が含まれる日が来るだなんて……と、とにかくすぐやめたまえ！
ほ、ほら、年々煙草代は増える一方だし、煙草による害だってある事だしなによりその……そういうの、君がしてるのはなんかイヤだし……って、い、いいから先生に見つかる前に処分するんだ！
（あわあわとまくし立ててから指に挟んだタバコもといチョコに手を伸ばす）

あぁ、やっぱり解理か
こう見えて俺も学生なんでね、校舎の屋上にぐらい来るさ。あと、俺は瑠璃じゃない
（わかっていたような事を言うと肩を竦めて無言のry…ではなく口にくわえてたシガレットチョコを指に挟む）

ん？…そりゃ俺ぐらいの歳にもなると非行にも走るってもんだ。これが一回始めるとなかなか止められなくてなぁ
（一瞬きょとんとするがこれは勘違いしてるなと悟り、からかってやろうとにやりと笑う）

ん？　先客……す、すすすすす皇氏！？
ど、どどどうしてここに！？　まさか自力で脱出を！？
……って、き、君！　その口に咥えている円筒状のものはなんだね！　ま、まさかとは思うが煙草的なものじゃあないだろうね！？
（意味不明なことを口走りながらも、口に咥えていた物を見つけ、ずかずかと近づいてくる）

もうちょい活動範囲広げたほうがいいかもなぁ…
（シガレットチョコの包装を解かずにくわえてるだけなのではたから見れば喫煙してるようにしか見えず、ぼんやりしながら呟く）


………ん？
（遠くから微かに運動部の声が聴こえるだけで静かだったためその声にすぐ反応し、入り口の方に向き直る）

……いやぁ、別に期待してるわけじゃあないんだよ。ただずっとうじうじしてるぐらいならちょっと動いて見たほうがいいんじゃないかって思っただけであって、いたらラッキーといった具合なわけで……
（誰かに言い訳するようにぶつぶつ独り言を言いつつ入口から出現）

首いてー…
（片手で首を押さえて眉をしかめながら現れ、フェンスのほうに向かう）


もうじき年末か…見事になんもしてねぇなぁ
（ぼやきつつポッケからタバコ…ではなくシガレットチョコのケースを取り出して一つ咥える）

そうそう！仲間仲間！
だから胡桃が困ったことあったら教えてくれよな！

その時は力になるぜ！（胸を叩いて自信たっぷりに宣言）

ぎゅーっとな！
（同じく抱きしめ返してスリスリと甘えてみたり）

あっはは本当に天まで届いてると面白いんだけどなー
いや・・・もし今不思議現象がきたらいけるんじゃね？

（妙な期待感を抱いて登り始めるけど多分そんなことはない）

同士！うん、いい響き！
仲間だね仲間！
ぎゅー！
(ろっこん水を受け取り一気飲みして
朱蘭さんを抱きしめる)

朱蘭も一緒に登っちゃう？
よーし、二人で一緒に天を目指しちゃおー！

イエーイ！
そういうことならもっと飲まないとなー！
という訳でどうぞどうぞ！
（ろっこん水を差し出す）

そん時はそん時だぜ！
いやもちろん気をつけようとは思ってるぜ？
あたしだって怒られるのは嫌だしなー。

おう！
なんか同志を見つけられたって感じがして嬉しいぜ～
これからよろしくな～！
（嬉しくなって抱きつこうと）

おいおいあんま動くと危ないぜ～
でもまぁそっちも気持ちよさそうかもな～
（同じく立ち上がって付いていこうと）

よしきた！
ふふん、酔っ払い初心者の
底力を見せつけちゃうよ〜！

いやうん…。
あたしも勉強とかたまにサボりたくなるんだけど
下着つけるのサボるのは、こう…。
風紀委員のコに叱られちゃうよ？

うんうん！
諦めなかったらきっと何とかなるし
あたしと一緒にがんばろーね！

何ができるかな〜？
何しよーかな〜？
そーだ、取り敢えずあそこにのーぼろー♪
(フラつきながらも立ち上がり
給水塔に向かってフラフラと歩き出す)

なんだとー！
よーしそれじゃ早速勝負しようじゃないか！
勝ちたい気分ならあたしだって負けないぜ！

確かに色々あるもんな･・･。
まぁでもたまにはサボりたいときも･・･あるよな？

おいおい急に年寄り臭いこと言ってどうしたんだぜ？
あたしは早くこの体質治して二十歳になって飲みたいぜ！

んー一応あたしの両親にも聞いてダメだったりしたんだけど･・･。
でもまぁ何か新しい発見があるかもだしよかったらよろしく頼むぜ！

ふむふむ全然酔っていないわけではないと･・･。
とりあえず気に入ってもらえて良かったぜ！
今なら色々できるんじゃね？
(そんな事いいながら相変わらずごくごくと)