柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
詳しいという程ではないけど
花言葉だとか、そういうものは結構好きなの。
成る程…。
庵さんは博識だからお話していると色々と勉強になるわ。
トリカブト毒とフグ毒をある割合で調合すると
遅効性の猛毒が作れる、なんて話も聞いたことがあるけれど
そんな物騒な話、この場所には合わないかしらね。
変わった植物ね…。
中々見つからないのは探し回られることに嫌気がさして
島中をこそこそ逃げ回っているからだったりするのかもしれない。
こう、根を足代わりにしてひょこひょこと、ね。
この場所の植生に関しては…そうね。
此処が妖精達の庭だからじゃない?
(そう言ってくすくすと楽しげに笑う。
妖精がいる、というのは今の所少女の妄言である。
植生が独特であるというのであればそれは
泉周辺が少々特殊な環境であるだけであろう。
*周辺の植生に関しては適当に捏造していただいて構いません