およよん、眠り姫様々ならず眠り王子様々が
おられることに気がつかないとは
恋々ちゃん一生の不覚なのだよ。
おはようございます、お休みなさい！！
(言いながらねむるさんの手を取り
そのまま引き上げようとする

恋々ちゃんは恋々出オリーブで恋々ちゃんなのだよ！！
恋々ちゃんと呼んで欲しいのだよ！！

（大きな声に反応し、気だるそうに起き上がり）
・・う～ん、何だか元気な声が聞こえるなあ。
ねむるさん、すっかり目が覚めちゃったよ。

・・で、え～っと。あなたはどちらさまですか？

おお！！
ここが噂の『星々に最も近き寝子の子等の観測地』なのだね！！
良い眺めなのだよ！！
この心地よい風は恋々ちゃんを
全力ぴーすふるに導こうという
森の守護者の息吹に違いないのだよ！！
九夜山の主にすら愛される恋々ちゃん
ちょー愛され美少女なのだよ！！

そ、大切な人って誰にでも一人くらいはいる。
だからラッセル君の想いビトは誰だか知らないよっ
（ケロッとした様子で答え）

うーん・・あ、僕が行ってるベトナム雑貨屋さんとかオススメだよ。
「チュックマイマン」てお店なんだけど、ボビナムっていう
ベトナムの格闘技の道場なんかもやってるんだ。
今度試しに行ってみたらば？

Σ何を、どこまでしってんだよ！？・・・違うのか・・・？
「大切な人」って誰にでもいるもんだけど・・・（ぶつぶつ）

ま、確かになぁ。俺は飛べるにしても戦いで守りたい時も多々あるし。あいつじゃなくても
習うにはどうすりゃいいんだ？日暮は普段なんかしてる？剣道部ならーーーー
・・・・・やる気はないけど、覗きにいこうかな
バイトも兼ねてるのなんてねーよなぁ～

うーん・・どうなんだろうねえ。
人によって向き不向きってあるだろうからさ。
でも、習って損することはないと思うよ。
ほら、ラッセル君の大切な人とか守るのとかに使えるし。ね？
（静かに微笑みを浮かべながら）

ほっ　そっか、経験者なら一安心
・・・自衛かぁ・・・俺は空から情報収集とか飛んで移動ばっかで
一般男児並の体力があるかどうかって感じだな
男としちゃそーゆーの習っといた方がいいかなぁ・・・（組んだ足に頬づえつき）

なーるほど
確かに屋上もいいけどここからの景色も絶景だよな
もれいびになる以前はたまに来てたしわかるよ
（バードウォッチング）おお。俺もウォッチされそーだな（笑）

大丈夫、その手の事件もいくつか経験してるから。
（知ってるよ、と手を振りつつ）
いつどんな事に巻き込まれるか分からないからね。
最低限の自衛はできるよう、習ってる程度だよ。武術の方はね・・

あ、なるほどね。
僕はこの展望台が好きなんだ。
寝子島の自然を身近に感じられるこの場所がね・・
だからよくこの展望台に来ちゃうのよ・・
（バッグから双眼鏡を出して見せ）
バードウォッチングにも最適な環境だしね。

おお。武術の鍛錬なんてやってんだー。実は強かったり？
まあ確かに神魂の事件ががーーー（もごもご。知ってるか？と視線を向けて）
って、そうだ。カナリア普通にとけたってことは日暮ももれいびだよな？
能力きになる～

ああ、いやいや「今日はどうしてここへ？」って聞こうと思っただけ（笑）

あ、多分動体視力は違う武術の鍛錬のお陰かな。
最近不思議な出来事が多いからね。
なにか起きた時のため色々習ってるのさ・・

ふふ・・そういう機会があれば
僕も空を舞う感覚を味わえるかもしれないね。

え？僕がどうしたの、かな・・（首をかしげ）

ええっ！？・・・いや、意外だな
まあ俺の友達にもぽやーっとして運動できたりするやついるけど
それで動体視力を養った・・・ってヤツかな？

他のろっこんもちや神魂の事件があること願いてーな（笑）なーんて不謹慎なこといったりして
できたらまさしくファンタジーだよなぁ
せいぜい今の俺にできるのはデジカメかかえて空の映像をみせるのみ

それで、日暮は？（足をぶらぶらしつつ）

こうみえて剣道部所属だよ。とはいえ足さばきもままならない
初心者なんだけどね・・

誰か僕を小さくできる力の持ち主がいてくれたら
そしたらラッセル君の背に乗り、空の旅を楽しめるのにね。
ほんと、羨ましい限りだよ。

ははっ　近くでみない内に俺って気付くってすっげーじゃん？
スポーツでもやってんだ？
っと、話すにしちゃ不便か（カナリアに再びなって、展望台の端で解き）

んふふー（笑）
日暮が小さかったら一緒に空の旅につれてってやれるんだけどな
ああ、気持ちいいよ（壁に背をつけて青空をみあげ）
まさか焦がれた空を飛べる日がくるなんて夢にも思わなかったし

あ、やっぱりラッセル君だったね・・
こんにちわっ
（ふらふら手を振りながら）

にしてもラッセル君のろっこん・・
なんだか羨ましいや。空を飛ぶのってどんな感じなのかな・・
やっぱり風を切る感覚って爽快かい？

Σピアっ！？

・・・・（うろうろしたかと身をかがめ大きくなり、カナリアを解除）
よ～。気まぐれに挨拶したんだけど覚えてたか。まいったなー（木の上でけらけら）
そーです。カナリア兼、俺。桜井ラッセルだよ

鍵・・（じーっと凝視しつつ）
あ！もしかしてラッセルくんかな。
確かラッセル君が変身する鳥も鍵をつけてたはずだからきっとそうだ！

！（目が合って展望台の近くの木へ止まり）
ピイ～（挨拶してるよう）

あれ？今の鳥・・
どこかで見た気がするなあ・・
（小首をかしげ）

～♪（すーいとカナリアが飛んでいく）

ふう・・今日も穏やかな風が吹いてるね。
天気がいい日はここで過ごすのが一番。
すごく癒される感じ・・