対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
あはは。
本当。馬鹿だよね…。
どうしてだろ…。
貴方は綺麗で、私に優しくて
だけど、本当は、きっともっと残酷な人で…。
だから、かなあ…?
物好きでもなんでもいい。
私は、貴方が好きなの。
貴方と一緒にいたい。
誰よりも貴方が、一番好きだよ。
…我を忘れるって、こういうこと、なんだろうね…。
貴方こそ、何で私みたいなのに構おうとするの?
私なんかに構っても、貴方は何も得をしないのに…。