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仙藤 紫
のオススメ『星降る夜の旋律』
次に登壇した
仙藤 紫
が一礼すると、先ほどの熱気は一転、観客たちは水を打ったように静まり返った。
紫は静寂を纏ったような女性であった。
持参した本を胸元に掲げる。
『星降る夜の旋律』と題された文庫版の小説である。
「この本は……今から三十年ほど前に書かれた、今は亡き作家による小説であり、その作者の遺作となった作品。ページを開くと、そこから静寂な星空とその星明かりに照らされた様々な人々の感情が奏でる旋律が聞こえてくるような繊細な物語が綴られている……そんなところが魅力なの」
それから紫は、少し朗読しますと言って、栞を挟んでおいたページを開き、読みあげた。
夜は、彼女にとって、熟成されたワインのようなものであった。
彼女は夜と戯れ、夜と踊り、夜を味わった。
独りの夜も、そうでない夜も、夜は彼女を愛し、彼女は夜を愛した。
星々は夜の水面に雲母(きらら)に灯った。彼女は星々をも愛した――。
「この本では、いま朗読した『彼女』だけでなく、『彼』や『少年』や『老女』が登場するわ。固有名詞は出て来ない。だから、私たち読み手は、『彼女』や『彼』や『少年』や『老女』を、まるで自分のことであるかのように読むことができる。それぞれに登場人物に感情移入できるの」
そういうと、紫はもう一か所朗読した。
彼は漆黒色の傘を差した。
そうすることで星々が見えないようにした。
星々の輝きは、今の彼には辛いものだった。それほどに彼は傷ついていた――。
「この本は特定の主人公はいないの。『彼女』や『彼』や『少年』や『老女』のそれぞれの生き方や夜との関わり方が、オムニバス形式で綴られている。もしよかったら、この本は真夜中に読んでみてほしいわ。誰もいない、真っ暗な、夜の音だけの時間に、読書灯だけつけて浸ってみてほしい。そして、ときどき本を閉じ、自分の心と対話してみて。きっといままで見えていなかった、胸のうちに煌めくものが見えてくると思う……。
なお、残念ながらこの本は、単行本・文庫ともに絶版しているの。復刊を望む声もあるそうだから、私と同じようにこの本を愛する人たちの声が、いつか、出版社に届くことを祈るばかりよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月25日
参加申し込みの期限
2015年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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