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<宝石人形>紅玉ルヴィア
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【何度も何度も同じ事を】
妙寺家に足を踏み入れた先には、既に来客がいた。
星ヶ丘の家では、高級住宅地であるが故に、旧市街とは別の意味で火事などの噂は広まりやすい。
その報を耳にした、
フィーナ・シレンツィオ
もその一人で、同じくフルーツの盛り合わせのお見舞いを、主人である妙寺辰巳に渡していたところだった。
「ああ、八神くんも」
「今日は皆とお見舞いに来ました。お怪我の具合はどうですか」
「ああ、怪我自体は全くなんだが……
だが、何だか妻のせいで妙な噂が流れているらしくてね。私は信じていないのだけれども。
それの『痕跡見たさ』に見舞いと言いつつ入って来ようとする輩が非常に多いんだ。
妻にも声を掛けてやってほしいところなんだが……やはり少々疲れているのか内容が少し、ね。あまりまともな話は聞けそうに無い」
それから、修達は広場を見る仕草で少し離れたところに移動した。
お互いがほぼ初見であっても、目的は同じ。その場にいた全員が集まり小声で話し合いを始めるが、辰巳は余程疲れているのか、そちらには気を止めようとしない。
「……あの様子だと、奥さんは分からないが妙寺さんの方が危険だな。何がきっかけで心の糸が切れるか分からない。しかし、1階を調べるには妙寺さんの許可が欲しいところだ」
修の言葉に、今の現状をずっと考えていたネミッサが呟いた。
「玄関のドアは、弾き飛ばされた時のままなのね。
──なら、人を分けましょう。ネミッサはミスタ八神が怪しいと思った所を駆け回るから、ミスタ八神はミスタ妙寺に謝罪して、それを捕まえる振りをしてあちこちの分析をして頂戴。
ネミッサは年相応だからどこに入り込んでも少しなら怒られないわ。
そして、ミス黒依とミス・シレンツィオ……と、そちらのお三方も是非ミセス妙寺の方へ。一人男性がいるけれども、女性の対応はレディがした方が良いわね。
人数が多いからメインで話す人は少ない方が良いかしら」
皆がネミッサの出した提案に舌を巻いた。
他の面子には、状況を認識しつつも、何の責もないのに現場を駆け回る事を志願したネミッサへの申し訳なさや躊躇いなどが一気に圧し掛かるが、ここで情報が掴めなければ全てが無駄になってしまう。
「よし……それじゃあ、始めるか」
修が僅かに気合を入れて、全員に声を掛ける。
頷きあったまま、アリーセとフィーナが、少しだけ辰巳の方へ向かい僅かに話をして、そのまま他の面子と家の方へ向かっていった。恐らく、奥さんはまだ中の方にいるのだろう。
「まあっ。こうして見るとお邪魔している蔦薔薇の館と同じくらいに広いのね! 素敵!」
「あ、あまり走り回るんじゃ…! 済みません…!」
「まあ、あの歳の位の女の子じゃ仕方が無いよ。どこが痛んでいるか分からないから家の中に入る時には気をつけるんだよ」
僅かに気疲れしたのか、小さくため息を残した一家の長、辰巳は明らかに疲れたように目頭を抑える。
修は不自然にならない程度に、お礼を告げ、ネミッサのいる方へ駆け抜けていく。
ネミッサは芝生の広場を一周してから、真っ先に外で焦げているドアへと足を向けていた。
確かにそこは家に入って真っ先に気になったところだ。修も急いでそちらに向かう。
見つめながら、修は脳内のメモに忘れないよう、目にした範囲をひたすらに書き付けていく。
“爆発は内側からだな”
“……子供の背丈だ”
「あ、こら!」
修は、半ば棒読みでネミッサの姿を追って家の方へ向かう。
「1階は殆ど使い物にならないから土足で構わないよ」
厚意に甘え、礼と共に家の中へ向かえば、ネミッサは靴をきちんと脱いでいた。そして、引き戸の前で立ち尽くす。
少し離れた所に、半分に折れる様子にも似た、弾き飛ばされた引き戸が転がっていた。
「これも外からではない……中からか」
修とネミッサは確信する──確かにこれは、通常の“ひと”の仕業ではない。
目的を持った“ナニカ”の仕業だ、と。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月30日
参加申し込みの期限
2015年07月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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