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Scene1
秋麗
キャンプ場に
八神 修
のグループが到着した。彼を始めとした同級生の
酒浸 朱蘭
に
高峰 一馬
。また修に誘われて参加を決めた
小島 海美
。そして同じく誘われて参加した
曖浜 瑠樹
に、彼の叔父である
曖浜 鴻
の計6人である。
「今日は一段とバーベキュー日和だな」
修はののこを見つけて近づいた。ののこが振り向くと彼は言葉を続ける。
「準備の調子はどうだ?」
「んーと、みんな今来たばかりだし、そんなに進んでいないわね」
周囲を見渡すと確かにメンバーが疎らだ。
「で、野々は何をいぶすつもりだ?」
「私は豚バラ一択よ」
ののこは袋に入った豚バラを見せる。スパイスが染み込んでいるのか色が若干茶色だ。
「ベーコンか」
「出来上がったらみんなで食べようね」
「楽しみにしてるよ」
そう言って修が準備に移動する。
「ようお嬢ちゃん、今日はありがとうな」
各自が準備に取り掛かる中、鴻がののこに歩み寄る。彼は見事な体格にも負けないくらいに大きな登山用リュックを背負っていた。
「うわ、でっかいリュック」
不意に鴻はののこの視線に気が付いた。
「お、中身が気になるか?」
「え、みせてくれるの?」
鴻がリュックを降ろす。口を閉じる紐を外して彼は次々と荷物を取り出し始めた。
「こいつは折畳み式のチムニースタータ……つまり火起こしだ。で、こいつは火消壺で、こいつは――」
一体リュックの中にどうやって入れていたのだろう。ののこの疑念は増すばかり。しかし答えは出てこない。
「おじさんのリュックは魔法のリュックね!」
そんな言葉に鴻は思わず照れ笑い。こんな所で自衛隊経験の収納術が役立つとは、などと思いつつ。
何事も経験である。
「お姉ちゃん!」
道具に夢中のののこに瑠樹が近づいた。元気の良い声に彼女は振り向く。
「バーベキュー、ありがとうなぁ!」
満面の笑みを受けてののこも笑う。
「いいのよー、それよりゆっくり楽しんでいってね」
手を振って瑠樹は海美と入れ替わるように紅葉の海へと走り出す。
「やっほー、海美ちゃん、楽しんでるぅ?」
「はい、みんなとじゅんびをいっしょにやるんです!」
視線の先では修たちが荷物を整理していた。先ほど荷物を見せてくれた鴻もその輪に加わっている。
「頑張ってね、私も応援してるから」
「がんばるのです!」
ののこの笑顔に海美も笑顔を返した。元気な様子で少女は瑠樹を追って紅葉の海へと移動した。
「待たせたかな、ののこちゃん」
どこからともなく漂う紳士っぽい声。それは紛れもない
八十八旗 信彦
の第一声だ。
「うん、ぜんぜん大丈夫だよ!」
あっけらかんと言い切るののこに信彦ががっかり。どうもののこには調子が狂わされてしまう。
「みんな今来たところよ。ところでレクリエーショナルビークルは?」
「前日の内に駐車場へ乗り入れておいたぜ」
信彦は格好つけて親指でレクリエーショナルビークルを指していた。駐車場に見えた一際大きい牽引車は彼のものらしい。
「さすがにこっちまでは入れなかったけどな。じゃあ、みんな向うで――」
「こっちでできないの?」
信彦の言葉にののこは首を傾げた。
「いや、だから、車はこっちまでは」
さすがのレクリエーショナルビークルも道なき道は厳しい所がある。駐車場までが精一杯なのが本音なのだ。
「んー、そっかー。でも駐車場より、こっちでやった方が楽しいわよ」
彼はそんな言葉を受けて肩の力を抜くと軽く息を吐いた。やれやれという様子だ。
他のメンバーもここでやる気満々だ。自分一人の一存で決定を覆すのは難しいだろう。
「わかった、じゃあ荷物を持ってくるよ。期待して待ってろよ?」
それから数十秒待つと彼は戻ってきた。クーラーボックスを抱えつつ、大型バックに入れた携行式のガスグリル、そして折り畳みテーブルを手に持っている。どれも手入れを怠っていないらしく真新しいままだ。
「ずいぶん立派ね」
「当然だろ、最新式なんだぜ」
最新のガスグリルは実にコンパクトだ。薄く赤い楕円形のそれを、彼は手早く組み立てて見せた。
バッグの中から取り出した小さなガスボンベを組み込んでグリルは出来上がりだ。
「せっかくの文明の利器も、活用しなければただの遺物ってね」
「ほぅ、確かに立派なグリルじゃないか。悪くない」
ふと聞こえる
邪衣 士
が呟いた関心の声。彼は燻製の材料と道具が詰まった箱を持っていた。中には魚や鶏肉の他に、味付け卵やかまぼこが見える。
「そうだろ? やっぱりバーベキューは火力が一番だと思うだろ?」
「火力も良いけど、ガスグリルは色々使い道が広がるわよね」
楽しそうな
羽生 碧南
の声に信彦は振り向いた。随分とサイケロック風のTシャツ姿が目立つ。
「バーベキューって、焼き方が色々とあるのよね」
「まあな。串焼きの他に、厚切りにした肉を並べて焼く方法もあるぜ」
「じゃあ、ソースを作ってきたから、後で試してみない?」
彼女は食材の入ったカゴから2つのタッパを取り出した。それぞれの蓋には“和風”と“アメリカン”が書かれている。
「まあ肉次第かな。でも試してみるのも悪くないな」
そこに近づく
呉井 陽太
。
「おーっとぉ、ずいぶんと熱い議論を交わしているねぇ」
陽太は彼のグループの主催だ。そして彼の後ろに下級生の
須崎 蒼志
に
楢木 春彦
、
六月一日宮 檸檬
の姿が見える。ちなみに陽太は高校2年である。
ののこが笑顔でさっそく出迎える。
「陽太君に、春彦君に、蒼志君に、檸檬君も、みんな来てくれてありがとね」
「お礼を言うのはこっちの方だよぅ。こういう事もないとー、なかなか肉を外で焼く機会なんてないからねぇ」
「どもっす野々さん」
陽太の後ろで蒼志が手を振る。
「良い肉、あるっす」
「うん、楽しみにしてるね!」
「野々、今日はありがとな!」
威勢良く声をあげたのは春彦だ。
「今日は来てくれてありがとな!」
ノリノリでののこが似た口調で返す。
「じゃがバターもあるからな」
「まじで!」
檸檬の一言にののこ感激。
「まじだ!」
檸檬とののこはお互いの顔を見合わせるとニシシと笑った。
「あとで食べるからとっといてー」
「おっけー、任せとけ」
そして4人もまた準備に取り掛かる。
「じゃあ俺も燻製の準備でも取り掛かるとするか」
士はガスグリルの調子を確かめる信彦を尻目に荷物を整理し始めた。
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担当ゲームマスター
RAGING ARMS
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月17日
参加申し込みの期限
2015年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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