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\ オーバータイム!/
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餃子の闘将
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先ほどの三夜家の朝陽と対照的に、こちらの朝陽はテンションが低い。
「……」
濛々たる煙が、鉄板から上がる。
(俺の筋トレの時間が……)
志田 朝陽
は、目下金がなかった。
スマホを洗濯して破壊してしまった。何とかバイト掛け持ちで、スマホ代を稼がなければならない。
バイトを無理に重ね、けなげに働く彼だった。
肉体と、根性には自信あり。
手っ取り早く稼げ、できれば簡単なものがいい。
急募チラシの『餃子焼いて!』の文字を見て、ぴんときた。
「これなら簡単そうだ、やってみっか!」
餃子を焼いて売るだけの、簡単なお仕事。
ただ一つの油断があった。
このようなチラシの下の言葉を、彼は見逃していたのだ。
――今餃子が食べられないのなら、絶対に応募しないでください。
――餃子の臭いが充満して、100パーセントその場で食べたくなってしまいます。
(それにしても、なんだか今日は餃子多くね?)
旧市街のあちこちに、餃子の店や屋台が林立している。
香辛料の臭いがあたりに充満している。
志田の朝陽君、けなげに餃子を焼く。
「くぅぅ……だけど、誰より餃子を多く売ってみせる……」
蓋を開ければ、熱い香りが広がる。
(それで、時給におまけしてもらって、バイト掛け持ち生活から離脱してぇ!)
無心に焼きまくる。
「スタミナたっぷり、ニンニク盛りだぜ!」
だが、その焼き上げた香りが、朝陽を縛る。
ぐぅぅ。
腹が鳴った。
意識が遠のく。
つまみ食いをしようとした手を、自ら制する。
フィールド上では不屈の心。だが、この餃子を前にしては、なすすべもない。
「どいつもこいつも、おいしそうに餃子を食べやがって……」
理性と本能のガチンコバトル。
悪魔の朝陽が「餃子食べちゃえ」と囁き、天使の朝陽が「餃子食べましょう」と囁く。
餃子の善悪の彼岸。
朝陽の意識は遠のき、理性は闇に飲まれ、葛藤渦巻く心中を押し殺し、彼は餃子を焼く。
掛けられた声にも、反応が薄かった。
消え入りそうに儚かった。
「……」
志田の友人でありバイト主でもある
八神 修
は、彼を気遣いつつ立ち去る。
困っているなら、言ってくれればいいのに。
責任感の強い、朝陽のそんなところは立派だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月08日
参加申し込みの期限
2015年09月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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