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【出張! お宝鑑定〔城山水樹さんの場合〕】
さて、そうして『魚新』をあとにした『鑑定ジャン』一行はさらに旧市街の商店街をぞろぞろ連れ立って歩いていた。
すると。
「あのー、お宝を出張鑑定してもらえるって聞いてきたんですけど」
一行の前にすらりとした長身の美女が依頼人として現れた(服装と背景はイメージです)。
木天蓼大学社会学部に通う大学生――
城山 水樹
である。
「おお、これはまた美しい依頼人の登場だねぇ」
三留目はタヌキのようにしまりのない顔をさらにだらしなく弛緩させて水樹をカメラの前へと案内した。
「ブラボーですねぇ」
と、外山もいつもの口癖をいつものように繰り返す。
そんな男どものいやらしい視線に光藻野アナは「ふぅっ……」と(自分のことは棚に上げて)これ見よがしなため息を吐きつつ、「えーと、それじゃあまず自己紹介をお願いできますか?」とアナウンサーらしい歯切れの良い声で訊いた。
「あ、はい。私は城山水樹、二十歳の大学生です」
水樹は随分とカメラ慣れした様子でハキハキとそう答えた。
「水樹ちゃんかー。綺麗だよねぇ。背も高くてスタイルもいいし。ひょっとしてモデルとかやってるんじゃないの?」
三留目は妙に慣れなれしい口調で、水樹にマイクを向ける。
それに水樹はなんということのない口調で「はい。読者モデルやってます」と答えて、その場の空気が「おおっ」とざわめく。
「へー、凄いですねー。城山さん、お綺麗ですもんねー。あ、それじゃあ、お宝見せてもらっていいですかー?」
「あ、はい。えーと、お宝はこれなんですけど……」
と水樹が取り出したのは一冊のメモ帳だった。
「これはキャラクターもののメモ帳?」
「はい。昔、『週刊少年にゃんでー』で連載されていた『白猫のダンク』っていう漫画のグッズなんですけど」
「――白猫のダンク!?」
ガタッと立ち上がる音がして、光藻野アナが身を乗り出して声を張り上げて言った。彼女は椅子に座ってなどいなかったが、確かにガタッと音がした。
「……愛ちゃん? この漫画、知ってるの?」
尋常ならざる食いつきぶりの光藻野に三留目がちょっと引き気味に訊ねた。
「知らないわけがないでしょうっ!! むしろなんで三留目さんは知らないんですか!?」
何故か怒られてしまった三留目はもう呆然と目を瞬かせるしかない。
それから光藻野は猛然と、『白猫のダンク』は単行本一巻の発売とほぼ同時に週刊少年にゃんぷで連載されていた「黒猫のバスケ」の盗作疑惑が立ち上がって連載中止となった幻の作品であること、単行本は絶版、グッズは即販売中止となってしまったこと、盗作元の『黒猫のバスケ』は一部の属性持ちの女子に絶大な人気を誇り、光藻野的には主人公は『総受け』でそれ以外は認められないこと、などを語った。知らねぇよ、と誰もが思う。
「えっと、これはこの近くの文房具屋さんで見つけたんですけどー」
と、水樹はそれを華麗にスルーしつつ、入手の経緯の説明を続ける。
「あ、失礼。少し興奮し過ぎてしまいましたね。では予想金額をお願いできますか?」
光藻野は少し落ち着きを取り戻すと、フリップを水樹に手渡す。
(……ちょっと、かなぁ?)
若干怪訝に思いつつも、あえて口に出す無粋はせずに水樹は淡々とフリップに予想金額を書いた。
「じゃあまあなんだかんだいっても普通のメモ帳なので500円で」
「500円!? ちょっと控えめ過ぎません!?」
光藻野は絶叫した。
「いや、むしろ今の愛ちゃんはちょっと控えた方がいいと思うよ」
そして、珍しく三留目がまともなことを言った。
そんなこんなでオープン・ザ・プライス。
鑑定の結果は――。
『2,000円』
「え? 嘘! そんなに!?」
もともと200円だったのに、という言葉を水樹はかろうじて呑み込んだ。
「こういうグッズはネットオークションなどでしばしば高額で取り引きされたりしていますからねぇ~。未使用で保存状態も良いのもポイントです。ブラボーですねぇ~」
外山はうんうんと頷いて、「大事になさってください」とそのメモ帳をそっと水樹に返したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月18日
参加申し込みの期限
2015年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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