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【生徒会選挙】歴代生徒会長からの挑戦状~寝子高バザール!
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●志波陣営:
シーウェーブ
その6
「いやーぶどーちゃんさー、あんま無理すんなって……」
「心配してくれてサンキュ☆ だーいじょうぶい!」
葡萄な武道が友人の
宇佐見 望月
を伴って一時帰還した。
「ういーっす、みんな頑張ってるかー?」
望月が陣営のみんなを見舞う。
「コレ、俺様特製の差し入れな! ペットボトルのお茶いくつかと、喰いモン。エレナ陣営屋台の広島焼きも買ってきたけどさ、武道ちゃんにはコレかなって思って……俺様新作、豚キムチ丼!」
武道の前にどん、と置かれたどんぶりの中身はまだほかほか。実家が
お好み焼きのうさぎ屋
なだけあって、望月の料理の腕はなかなかのものである。とくにハマっているのはアウトドアクッキングだが、この豚キムチ丼だってすこぶる美味そうだ。
「おおー、スタミナつきそう!」
「だろ? 古漬けキムチとコチュジャンでスパイシーだぜ! 足りない時には一味もあるから使ってくれや♪」
「いただきまー……って俺だけいいのかな?」
「いーよいーよ。今のうち、腹ごしらえしといてよブドー先輩! これからいっぱい走らなきゃだからね」
響 タルト
が笑った。豚キムチ丼を掻き込みながら武道は尋ねる。
「そういえば
幸せの葡萄
、誰か挑戦者いたカナー?」
幸せの葡萄は、校内を宣伝で回る武道を探すゲームだ。武道が身に着けている看板には葡萄の実を模した巾着袋が貼り付けられており、武道を見つけることが出来た人に景品として渡すことになっている。
「さっき、小学生がふたり、挑戦する、って言って張り切って行きました。お団子頭の女の子と、青い眼の男の子。まだ会ってないですか?」
黒依 アリーセ
が言うと、タルトも付け加える。
「寝子高生もチャレンジ中だよ。1年の男子で、小学校低学年っぽい感じの弟と妹と三人連れ」
「おおっ? どっちともまだ会ってない。よーし、気合いれないとナー☆ ふたりともサンキュ!」
「いえ、いつも助けて頂いているので、僅かばかりの恩返しです」
アリーセが瞳を伏せる。タルトもにこり。
「気にしないでー。僕も手伝いたいんだ。先輩は頼りになるからいい会長になると思うし、さ」
みんなのやりとりを聞きながら、
早坂 恩
はにこにこと和やかな雰囲気を味わっていた。武道は仲間たちに信頼されている。もしも、と恩は思う。誰かと一緒に仕事をするなら彼がいい。人生の中で自分がどこまで輝かせられるか、そう考えた時に、彼の下でなら望むような自分になれそうな気がする。
「恩くんもお疲れ!」と武道が声を掛けてきた。「チョーシどう?」
「まあまあよ」
「疲れたらこいつに言って」と武道は望月を引っ張り寄せる。「こんなでも頼りになるからネ!」
「こんなでもってなんだよぶどーちゃん!」
望月はがあっと吠えたが、それもじゃれ合いみたいなもの。
「まあしばらく店番しててやるよ。俺様のうさぎ屋で培った暗算力を生かして! 会計は任せとけ!」
「頼んだ。俺はまた校内練り歩いてくるぜぃ☆」
武道を見送り、そういえば、と望月は辺りを見回してみる。姪っ子のいーなは何処に行ったんだ、志波陣営を手伝わせようと思ったのに……と。エレナ陣営にいた長い髪のお姉さんがその姪っ子だとは気づいていない。
◇
「これは美味しそうだ。一つください」
シャークな顎の
鮫ノ口 礼二郎
がロールサンドを買い求めていった。
深々と頭を下げて見送ったのちにやってきたのは、ふらふらの
握 利平
だった。
「おお……っ!
ロールサンドイッチ
200円……!」
彼は、全財産である2枚の100円玉と恩に渡すと、長い旅路の末に出会えた友を見るような目でロールサンドを見つめた。男子高校生の腹には若干物足りないが贅沢は言えない。食べ物にありつけたこと自体が有難いのだ。
「恩に着るぜ、200円」
「どういたしまして」
出来るだけ売れて欲しいから安く、と、おじさまのお店や知り合いの大人に事情を話して原価を下げる交渉をしたのが報われた気がして、恩は微笑む。
三夜 雪月
が弟の
三夜 太陽
の手を引いてやってきた。
「太陽、お腹すいた? じゃあ、ロールサンド一緒に食べよう! 私が買ってあげる!」
「いらっしゃい。色々あるけどどれがいい?」
半透明のワックスペーパーにラッピングされた手作りのロールサンドは、それぞれ中身が分かるようにシールが貼ってある。雪月はそれを読み上げる。
『トマト+ベーコン+サワークリーム』
『やきそば+ウインナー』
『たまご+ウインナー』
『苺+クリーム』
『バナナ+チョコクリーム』
『フルーツポンチ+サワークリーム+マシュマロ』
雪月はちょっと悩んで決めた。
「ゆずは『たまご+ウインナー』のロールサンドにする。太陽もそれでいいよね? それと、」
恩を見上げて、にっこり笑う。
「種類はどれでもいいので、家族全員分!」
「はい。家族は何人かしら?」
何気なく尋ねて返ってきた答えに、恩はとっても驚いた。十本の指じゃとても足りない、足の指を足しても足りない数を、雪月が口にしたからだ。
「持てる? けっこう重いわよ?」
「大丈夫! 太陽、あっちで一緒に食べよう?」
姉と弟は空きスペースを見つけて一緒にロールサンドにかぶりつく。
「おいしいね!」
「うん! ありがとう、ゆづ姉ちゃん!」
太陽はニコニコ笑って、さっき買った10cmテディベアをひとつ、雪月に渡した。
「今日のかんしゃの気持ちです! うけとって! えへへ♪」
赤いちりめんのテディベア。真っ黒な瞳が愛らしくて、雪月にちょっと雰囲気が似ている。
弟からのプレゼントに姉はにっこり。
「ありがとう、太陽。大事にするね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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