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装飾譚:パジャマ「スリーピングローズ」
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「流石に目のやり場に困るな……」
バラの香りに包まれた店内で
八神 修
が所在なさげにつぶやいた。
本日、修が
椿 美咲紀
に連れられてやってきた「スリーピングローズ」は男性用のパジャマも多く扱っているとはいえ、女性の寝姿が想像できる空間である。
「私もいるんですしいいじゃないですか」
落ち着かない修の様子に構わず、美咲紀が体の前にネグリジェを当ててニコリとほほ笑む。からかっているのか天然なのかわからない、いたずらっぽい笑顔であった。
「いや、しかし」
「このネグリジェも可愛いですです。薄い桜色が春らしいのですよ。ネグリジェの足元が開放的なところはお気に入りなのです」
「女の子は買い物が好きだな。男からすると少し寒そうな感じもするけど……ドレスみたいでいいんじゃないか」
「ふふ。好きなものでおうちがいっぱいになるのって嬉しいですから。よーし、購入決定ですよ」
美咲紀がぎゅっとネグリジェを抱きしめて満足げに目を細める。修はネグリジェを自然な動作で受け取ると買い物かごに入れ、美咲紀の両手を自由にしてやった。
「シュー君、ありがとうです」
「気にするな。俺は欲しいものがあるわけじゃないから」
「お言葉に甘えますですよ。そうだ、シュー君ちにお泊りに行く用のパジャマも買っちゃいましょう。どれがいいですかねー」
「一応異性の家なんだが……」
美咲紀は修の家に、猫を遊ばせに行くのも兼ねて時々泊まりに行っているらしい。その際、これまでは修から上下に分かれるタイプの客用パジャマを借りていたようだ。
「どれがいいと思います?」
美咲紀から候補をいくつか指さされ縫製などを確認する。最終的に、装飾がシンプルなパステルグリーンのものを選んだ。
「これも可愛いですよね。じゃ、こっちはシュー君が持ち帰ってください」
「俺の家に置きっぱなしにする予定なのか?」
「はいなのです」
悪びれず笑顔でに言われて修は頭をかかえる。手を出すつもりは無論ないが、警戒心が無さ過ぎるのも困ったものだ。
(ほんと、オコチャマ)
修は苦笑して、ぽんと美咲紀の頭に手を置いた。
「む。シュー君、今失礼なこと考えていますね」
「そんなことないさ」
美咲紀の勘がいいのか、修が油断して考えが顔に出てしまうのか……。どちらにせよ、ふたりの間には気安い空気が流れていた。
「他に気になるものはないか?」
会話の矛先を逸らすために修が尋ねると、美咲紀は「んー」と小さくうめいてチラリと陶器でできた円筒形に視線を向けた。それはバラのツタが絡まった優美なデザインで、中央からふわりと漂う上品な香りがふたりの鼻孔をくすぐった。
「本当はあのアロマポットが気になりますが、アロマはにゃんこに毒なのです」
「そうか、女子は香りにも気をつかうからああいうものも気になるんだな。うちも動物が入らない部屋にだけ、必要に応じて使うことにしている」
「こればかりは仕方がないですからね。ここで香りを楽しむことにするのです」
安眠効果のある香りを説明書きを読みながら堪能する。加湿器に入れて使うものや、枕に霧状にして吹きかけるものなど様々な種類がそろえられていた。
「美咲紀。この小さなクッション、スノウが喜ぶんじゃないか」
修がピローミストの展示品の近くに並んであったクッションを手に取る。レースのデザインが美しく、眺めて楽しむのを目的に小さく作られているのかもしれない。中央がふんわりとふくらんでいる。
「本当だ。気に入ってくれそうです。この上で寝てくれないかなー」
「スノウの分ひとつじゃ足りないだろ。人間用のサイズもあるみたいだ」
修は愛猫とおそろいのクッションで眠る美咲紀を想像して微笑ましい気持ちになった。声に出して笑いそうになる。修の買い物かごに大小2種類のクッションが追加された。
「こっちのくたっとした羊さんデザインの抱き枕も要注目です。さわり心地がとってもほわほわなのですよ。はい、どうぞ」
「ん。本当だ……これは何の素材なんだ? 低反発……?」
「クセになる触り心地で気に入りました。クッションと抱き枕、両方買っちゃいましょう」
ぎゅーっと羊を抱きしめながら白い歯を見せる美咲紀。
「羊さんとご対面したら、スノウが自分のお友達だと言って離れない気もしますが……それもまたよしなのです」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月30日
参加申し込みの期限
2017年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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