this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
レッツ「夜更かし」!―睡眠とは何か?―
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
部屋には布団が既に敷いてあり、眠りたい者、眠気を覚えた者は、いつでも横になれる準備が整っていた。
部屋のもう半分はリビングのようになっており、皆が寛げるようになっている。
「じゃあ、僕は眠らせて貰うんで。おやすみなさ――」
「待て、小森。主催者が真っ先に眠ってどうする」
「え?」
「私達はとうぜん徹夜だ。万が一眠ったらレポート100枚」
「……博士やβが眠ったら場合のペナルティは?」
「キミが考えていいとも」
「……みんな、お手柔らかにね」
小森は心なしかぐったりした様子になった。
「例えばね、本を読む姿勢は、眠りたいときには仰向けの姿勢で読むのが効果的なの。逆に眠りたくないときには腹ばいになって読むといいのよ」
水樹は眠る気まんまんで布団にくるまりながら、自分なりの安眠法を披露し始めた。
「それから、ふとんに入ってからの考え事は徹底的にするの。徹底して考えてやるぞと思って考えを進めていくと、考え疲れてバカバカしくなって寝てしまうのよ」
ふむふむ……と頷きながら、タブレットで仕事を始めるさくら。
イラストをすいすい書いていく。
「食事は寝る3時間前、お風呂は寝る1時間前よ。……そんなところかしら」
それじゃあ、おやすみなさい、と早々と脱落してさっさと眠るつもりだったのだが――。
(なぜ、どうしてよ?)
何故か妙に目が冴えてしまった。
眠ろう眠ろうと思えば思うほど、全然眠れそうにない。
(冗談じゃない、明後日は雑誌の撮影があるのに、これじゃあお肌が荒れちゃう!)
必死になって眠ろうとするが一向に眠気がやって来る気配はない。
水樹は思いもよらない展開に焦った。
(これは他の人の入眠法に期待するしか無いわね……)
と、寝入ったふりをしてリビングの方に耳を傾けることにした。
『うーん……よく分かんない』
とβ。
「君だって疲れを体験していると思うが。ノートPCの方で」
水樹に続いたのは月詠だった。
「肉体的疲労はバッテリー消費、排熱等。精神的疲労は処理速度の低下等。眠りにあたるのがスリープモード、シャットダウン。メモリのリフレッシュ、デフラグを自動的に行い復旧する。君の本体はスパコンだから体力が尋常でないだけだよ」
と、そらんじるようにスラスラと述べた。
「さて人間的な疲労だが、今の長い話を聞いて既にだれている者がいるだろう? これが精神的疲労だ。退屈は人を殺す」
「確かにねぇ」
さくらはそういえば眠気を覚えなくもないかな、と思いつつ、傍らの梢をみやった。
今の長話を聞いても、けろりとしている。
「全然、平気そうだねぇ?」
「私はもともと寝付きが悪いですしー。音楽とか聞いてても、眠れる時と眠れない時があるんですよねー」
「そう」
明るく話す梢の顔を、ディフォルメしてイラストにしていく。
「考え事が始まると、余り眠れませんし。あと、今日みたいに寝る環境が変わるとさっぱりといっていいほど眠れません!」
「なら、今日は余裕かねぇ?」
「多分。でも、こういうのって、学校の修学旅行っぽいですよね。一人が寝ちゃうと、一人ずつ減っていって……って感じ。最後の方は寝息が睡眠欲を誘いますよね」
「確かにねぇ」
くすくすと2人で笑い合う。
「眠らせる方法は用意してきてるの?」
「眠らせる方法……。うーん、私の場合眠らないってなると心が折れない限り眠れませんしねー。寝ようとするんじゃなくて、力尽きて寝たらいいんじゃないですか? 走ってくるなり、腕立て伏せするなり。私は嫌ですけどね」
「そう。それだ」
2人の会話の後を、月詠が続ける。
「精神的疲労ともう一つ。肉体的疲労は人間に顕著だね。というわけで男性陣、実践しようか。βランダムに出した数字の後ろ2桁だけ腹筋」
「「「「「「ええー!」」」」」」
男性陣、一斉にブーイング。
『はーい。えーっとね……314159265358979323846264338327950288419716939937510582097494459230781640628620899!』
βが嬉々として数値を提示する。
「わざとだ! 絶対にわざとだ!」
「99回だねぇ」
「結構多いですね」
「円周率、コンマ以下80桁目か」
「冷静に分析している場合か……余裕だけどね」
「?」
順に、小森、さくら、天佑、修、刀、真である。
――男性陣腹筋中――
結果は死屍累々であった。
平気そうにしているのは、天佑と刀だけである。
水樹も密かに布団の中で腹筋していたのはおちゃめさんである。
『お兄ちゃんはさすがだね』
βが刀に声をかけた。
「そうでもない。ところで、βは夜更かしがしたいの? 良い事じゃないぞ」
『そうなの?』
βが目をぱちくりさせる。
「寝るって人間が生きるのに必要な休息だからな。何故眠くなるのかと聞かれたら休みたいからだ。生きる為って前提があるから、安全だって思えないと寝られないけどね」
『そうなんだー』
βは初めて知ったと仕切りに頷いていた。
「そういえば、世の中には何十年と寝てない人もいるみたいで。人である以上脳を休ませる必要はあると思いますが、ああいう人は覚醒してるように見えて、頭を休めてるんでしょうかね?」
梢が思いついた疑問を口に出す。
「雪乃宮はいつも10時前には寝てしまうので……そういう特殊な方のケースは分かりませんです」
心花がおずおずと口を挟む。
「俺の場合は慣れていない人が傍にいると寝つきが悪くなるんだよな、だからここで寝られるかって言うとちょっと難しい。剣士的に言うといつ襲われても対応できるように警戒しているからかな。昔祖父さんと色々あったんだよ」
刀の面差しにふっと陰がさしたが、βは気づかなかったようだ。
「夜更かししたくなる気持ちはわかるけどね。ちょっと楽しいよな」
「そうですよねっ。雪乃宮はいつも10時前には寝てしまうので……。夜更かしするなんてちょっぴりわくわくですっ」
『わくわくー!』
笑顔を作りなおして笑う刀の言葉に、心花とβが乗っかった。
「何かをやってみたいって欲求が色々出てるなら、これからもっと成長できるな」
『うん。私、もっとおりこうになる!』
「俺も今まで付き合ってきているし、これからも楽しみだよ」
βだけでなく、博士や小森も嬉しそうに笑った。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
レッツ「夜更かし」!―睡眠とは何か?―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つづり
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月19日
参加申し込みの期限
2015年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!