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【体育祭】フリーダム! ネココー流応援合戦~黒猫組サイド
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体育祭当日は、抜けるような晴天だった。
「続いては、寝子高流の応援合戦です! まずは前哨戦の伝統行事『応援旗リレー』から開始します。ルールは単純、裏山にある白・黒の応援旗を校内のコースを回って校庭に届ける!」
実行委員会のアナウンスが、応援合戦の始まりを告げる。と同時に、南東からの風が強さを増した。
裏山では、いよいよ応援旗リレーが始まろうとしている。
スタート地点にいるのは、黒猫組走者の
龍目 豪
と
奈良橋 博美
、白猫組走者の
マリナ・M・マディソン
と
恵御納 夏朝
。そして、審判役の
吉田 熊吉
先生と
浅井 幸太
先生だ。
「確認だが、応援旗は地面につけてはいけない! 黒猫組には俺、白猫組には浅井先生が併走して判定を行う。では、位置につけ!」
鬼熊先生のだみ声とともに、白黒の応援旗を受け取った走者たちはそれぞれスタンバイする。見た目の立派さにふさわしく、ずっしりと重い。しかも、折からの強風。旗の扱いには苦戦が予想された。
「旗……地面以外に触れても減点ですか? 木や草とか……」
夏朝の確認に、鬼熊先生が答える。
「木や草も減点対象だ。上から落ちてきたものや誰かが投げたものなど、避けようのないものは減点しない!」
「なら、山道はよく気を付けないと……」
不安気になる夏朝を、マリナは元気づける。
「大丈夫デス! 私、普段から九夜山までジョギングして、パルクールもしてるので山は慣れてるデス!」
パルクールというのは、フランスの軍人が考案した、走る・登る・跳ぶなどの動作によるトレーニング法のことだ。
「山道と言わず崖くらいなら……って、今回はいつものようにはいかないデスね……」
マリナはぺろりと舌を出す。
「今日は旗があって、JETのろっこんもなしで……何より、私一人ではなかったデス……カーサ、一緒に頑張るデスよ!」
「うん、ありがとう!」
一方の黒猫組走者は―――。
「白猫組の区間1は女子二人か……なら、負けられないな」
豪は右横に立つ相手走者を眺める。
(ろっこんを使えば重さがなくなるから楽だろうが、今日はあえて使わないで根性を見せるつもりだ。恵御納も確か、軽くするろっこん持ちだったはずだが……あの様子だと、使ってないな。上等だ!)
「奈良橋、よろしく頼むぜ!」
「はい、正々堂々勝負しましょう!」
ホイッスルの音が響くとともに、応援旗を手にした走者はスタートを切った。
(体力はチアに備えて温存したいけど……重い……)
覚悟はしていたが、予想以上の辛さに夏朝は難儀した。
「山道は歩幅を小さくデス! リズムを大事にして!」
「OK!」
マリナの声に、夏朝は勇気づけられる。マリナの方が、重みがかかっているはずだ。動くタイミングを合わせ、落とさないように足元や周囲の草木に気をつけながら運ぶ。
「あっ!」
風が不意に強くなった。思わず足元がよろめくが、かろうじて気合でこらえる。
「地面につけちゃ駄目……」
夏朝は言い聞かせるように呟いた。黒猫組の応援旗が、ほんの少しだが前方に見える。差を広げられちゃ駄目だ。
「自分たちの力で運んで―――次に繋ぐんだ!」
夏朝は声を張り上げた。マリナに、そして自分を鼓舞するために。
一方、リードを奪った黒猫組。
(やろうとしてることは確認し合った……基本はろっこんでずるはしない。コースアウトして失格になってしまったら目も当てられない。相手への妨害も考えない。正々堂々やった方が応援になるし、さっさと進んだほうが単純に有利だ)
博美は、考えながら背後の方を確認する。
(万一相手の妨害があったら……と思ったけど、大丈夫そうだ)
「くぼみがあるから気をつけてください!」
「了解! 足滑らさないよう、安全第一で行くぞ!」
お互いに声を掛け合って、急ぎながらも注意して進む。流石に探検部、豪の足取りはテンポがいい。
(一人だけで走るんじゃなく、息を合わせていくぜ! 風が来れば旗を支えるだけで精一杯になるだろう。その時に声をかけてもらえれば励みになるはず)
豪も必死で考える。事前の打ち合わせが実ったか、黒猫組はわずかながらリードしたまま区間2の受け渡し地点に近づいていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月01日
参加申し込みの期限
2015年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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